Features

Last-modified: 2019-10-27 (日) 17:14:05

概要

『Divinity:Original Sin 2』は見下ろし型の古典的CRPGです。

 

前作『Divinity:Original Sin』は2014年のゲームオブザイヤーを受賞、2015年には各種要素を追加した『Enhanced Edition』が発売、2016年には日本語化された『ディヴィニティ:オリジナル・シン エンハンスド・エディション』がPS4で発売されました。

 

2015年8月にクラウドファンディングのプロジェクトがスタートした『Divinity:Original Sin 2』は、12時間未満で目標の50万ドルの資金調達を達成、最終的に200万ドルを集めることに成功しました。

 

2017年9月14日に製品版が発売された本作は、わずか4日で約50万セールスを達成、同時接続数がCRPGとしては異例の8万5000人を突破、Steamのプレイヤー数のランキングで4位を達成、11月29日に100万セールスを達成、メタスコアは驚異の94、全プラットフォームを対象とする2017年メタスコアランキングで暫定3位という数々の偉業を成し遂げています。

 

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Divinity: OS2 の特徴

新たな種族・オリジンストーリー

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本作では5種類の種族(人間、エルフ、ドワーフ、リザードおよびアンデッド)を選択することができる。各種族は固有のスキルと特殊技能を持つ。例えばエルフは他人の肉を摂取することでその記憶にアクセスすることができる。

 

Divinity:OS2 では「オリジンストーリー」というシステムが導入され、異なるバックストーリーを持つキャラクターを主人公として選択できるようになった。そのバックストーリーはゲームのメインストーリーと密接に関わり、選択しなかったキャラはNPCとして登場し仲間に加えることができる。

キャラクリエイト

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もしオリジンストーリーを選びたくない場合でも、好きなキャラクターを自由に作ることができる。新たに導入された「タグ」システムは、キャラクターの特質によってキャラクターに特定のタグが付き、これによってクエストで固有の選択肢を選ぶことができるようになるものである。

 

また「ダイナミック・ミュージック・システム」により、キャラクターの楽器を選ぶことができる。選んだ楽器は戦闘や物語の重要な場面で奏でられる。

真に自由な冒険

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全ての選択は貴方次第。誰でも殺めることができるし、全員と会話したり取引することができる(「動物の友」という技能があれば動物とも!)。クエストを攻略する方法は複数ある。例えば「霊視」の能力を持っていれば、死んでしまったNPCの幽霊と会話することができる。エルフであれば、死体を食べることで記憶を吸収したり新たなスキルを習得することもできる。

4人協力プレイ

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最大4人までの協力プレイが可能。各プレイヤーキャラクターのオリジンストーリーによっては各プレイヤーが対立することもあるし、共通の目標に向かって協力することもできる。

洗練された戦闘システム

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アクションポイントシステムを調整し、1つの動作が1アクションポイントに相当するようになった。これにより操作がより直感的になり、選択の重要性が増した。また高低差の概念を取り入れ、高いところにいるキャラクターは攻撃範囲と威力にボーナスを得るようになった。

 

100以上の新たなスキルと呪文!過去のDivinityシリーズにはなかった新たな魔法を見つけることができるだろう。また強力な根源の魔法も使用することができる。

 

NPCのAIも洗練されている。「緊張状態」の概念が導入され。NPCが場の緊張状態に合わせた行動を取るようになった。緊張状態は貴方の行動によって変わり、また牢獄など元から高く設定されている場所もある。

 

新たに「物理装甲」「魔法装甲」という戦闘システムが追加された。敵の生命力を削る前に装甲を破壊する必要がある。またより重要なのは、物理装甲が残っているうちは昏倒などの物理状態異常を与えることができず、同様に魔法装甲があれば凍結などの魔法状態異常にはならない。

暗く深いストーリー

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Divinity: Original Sin では、貴方は禁じられた魔法である根源を狩るソースハンターであった。世界は反転する。今回の貴方は根源の魔術師である。

 

神は死に、ヴォイドが蔓延している。人々は根源の魔術師が原因であるとし、神性教団のマギステルたちは根源の魔術師を狩り出している。貴方はその最後の標的だ。捕らえられてフォートジョイへ護送され、根源の「治療」を受けることになっている。

 

しかし、神性教団には秘密がある。

 

対人戦アリーナモード

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アリーナモードにより、最大4人のプレイヤーが対人戦を楽しむことができる。各プレイヤーは予め作成されているヒーローから規定数を選択し、ターン性戦闘で対戦する。デスマッチ以外にもキャプチャー・ザ・フラッグなど複数の戦闘ルールが設定できる。

新たな環境効果

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水、炎、毒、オイルなど様々な環境効果がキャラクターに影響を及ぼす。更に、凍らせる、吹き飛ばす、燃やす、帯電させるなど環境効果を変化させることができる。

本作では環境効果の種類と組み合わせがパワーアップしている。地面を祝福することでそこにいるキャラクターの能力を向上させたり、呪うことで弱体化させることも可能。

ゲームマスターモード

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Divinity: Original Sin 2のゲームマスターモードは、テーブルトークRPGのセッションにおける即興劇と、コンピューターRPGの没入感を組み合わせたものだ。ゲームマスターは自分の想像力の世界の中で物語を伝え、最大4人のプレイヤーを導くことができる。

ゲームマスターモードでは、これまでのビデオゲームでは不可能だった柔軟性を提供することが可能だ。プレイヤーがNPCの家を焼こうとしたら? 悪魔のボスを殺すのではなく、契約を結ぼうとしたら? 「動物の友」を使って狼の群れを作ろうとしたら? 予め計画していなくても、ゲームマスターはそれらに迅速に対応し、本物の反応を感じる物語を提供することができる。

参考