インストルチの森

Last-modified: 2017-01-20 (金) 19:31:06

インストルチの森は、ポスパリータ西部の大都市ワルシャワとの国境近くにある、属領プルーシヤ(プロイセン)の森。

史実では、プロイセン公国の都市インステルブルクおよびインステル川に相当する地域。1945年、赤軍が占領してソ連邦に編入される。翌年、都市名がチェルニャホフスクと改称され、川の名前はロシア語風にインストルチ川と呼ばれるようになった。

南の出口がワルシャワ寄りに位置しているのは、実際に当時のプロイセンの版図が現在の国境より南まで広がっていたため。

ザコ敵

リザードは物理攻撃に特化した単純な敵だが、通常攻撃に加えて威力と命中率の高い「突進」を繰り出すので、魔法使い系の仲間やシスターは運が悪いとあっさり沈む。水属性に耐性があり、雷属性が弱点。ルスランが主人公なら「グロム」で秒殺。

シャドウバタフライは、闇魔法「チェーミン」、「チムナター」やステータス異常にさせる魔法を使いこなす上に、素早くて2回行動する厄介な敵だ。その代わり、飛行敵ゆえに弓攻撃と土魔法には弱く、しかもコイツに限っては光魔法にも弱い。先手必勝。

マッシュルームは攻撃も防御も敏捷も大したことないが、回復魔法を使ったり「猛毒」にさせる毒液を吐いたりするので、長期戦になると厄介だ。水属性と土属性に耐性がある一方で、炎属性が弱点。炎魔法がなくても、物理攻撃で簡単に倒せる。

ラフレシアは、花粉を飛ばして「睡眠」状態にさせたり、水魔法「ヴァダー」、「ヴァダーハ」、土魔法「カーミン」、「カミーナ」などを使う強敵。水属性と土属性の耐性があるので注意。炎属性が弱点だが魔防が高めで、ルスラン以外あまりアテにならない。

スピリッツは、退霊か光魔法ですぐに倒そう。無属性魔法「シーラ」でチビチビ削って倒すのは困難を極め、強烈な雷魔法「グローマ」や全体攻撃魔法の「アゴーナ」、「ウシルバーハ」を連発して、手負いになると「スジェルシュヴァニイェ」で封印させてくる。

オークは多彩な剣技を使いこなし、HPが少なくなると白い粉を舐めてHPや毒を回復させる。レベルや装備が整っていない魔法使い系の仲間やシスターは、簡単にやられてしまうことも。だが魔法には滅法弱いので、インファイトで差し違えるように倒そう。

レイスは、見た目の通り霊体の敵。退霊の「エクソシズム」や霊銃であれば変わらず一撃で倒せるが、初めて遭遇する頃だと光魔法では一撃で倒せない。瀕死になると中級の闇魔法「チムナター」やその上級の「チムナガン」を撃つので、生殺しは危険。

宝箱

各種装飾品に加えて、「★ホーリーソード」または「更科堀井そば」の入っている宝箱がある。「★ホーリーソード」を装備すると上級の光魔法「ブリサガン」を撃てるようになるので、控えとして持っておき、相手によって臨機応変に装備を変えると便利だ。

ヴィリナ旧貴族邸のイベントをスルーしておき、「脱兎」持ちエルヴィラや「探検」持ちのジグムントを連れてここの宝箱を回収して、ここで揃えた装飾品や「★ホーリーソード」を上手く活用して、2~3人で旧貴族邸を攻略してみるのというも一興だろう。

ボス敵

善行を積んでいる冒険者は、この森の奥のエリアで天使に会える。森にあるお店の中に諦めモードの魔法使いの女の子が座っていれば、その時には天使が出現している。天使や悪魔に会った後は、ボス戦を戦うことが可能になる。勝てればご褒美あり。

善行とは、基本的にサブイベント(各地での人助けイベント)をクリアした回数に相当するが、主人公がルスラン、ユリア、ナターシャの場合、およびベルナルト×ボリスとベルナルト×イリーナのペアの場合に限っては、スマリエンスクの採石場イベントのクリアも善行としてカウントされているので、他よりも少し早めに天使に会えるようになる。

天使は、最初のターンに敏捷を強化して、あらゆるダメージを4/5軽減する魔法「スヴィシエンナヤ・シルマ」や回復魔法、光魔法などを駆使する。光属性の魔法を吸収するが、弓攻撃および闇属性と土属性の魔法が弱点。弓攻撃や、闇魔法「チムナター」、土魔法「カミーナ」が有効で、上級魔法の「チムナガン」や「カミナガン」を習得していれば、ほぼワンサイドゲームだろう。

悪魔は、まとめて幻影と混乱と魅了という三つのステータス異常にする魔法「イリュージヤ」を使い、闇魔法や土魔法、物理攻撃も得意な上、麻痺にする噛み付き攻撃もする厄介な敵だ。但し1回しか行動しないので、主人公とパートナーをしっかり育てていれば簡単に倒せるだろう。天使とは反対に、闇属性の魔法を吸収する。弓攻撃および光属性と土属性の魔法が弱点。

3人目以降の仲間に誰を連れて行くかだが、結論から先に言うと、カジミェシュ、エルヴィラ、リーザ、ジグムントがオススメ。カジミェシュは、全体回復ができるだけでなく、「ザシタガン」で防御を強化してくれて、しかも光魔法「ブリサーカ」で悪魔に対して攻撃もしてくれる。エルヴィラは、素早さを活かして傷ついた仲間を優先して臨機応変に回復してくれるので、普通に頼りになる。

リーザは味方全体の攻撃強化魔法「タチタガン」を使ってくれるので、主人公とパートナーが戦士系主体もしくはマルセルが主人公であれば、物理攻撃の火力が増えることは単純ながらも強力なサポートとなる。ジグムントも、それなりに魔法防御があってボスに対して特効のある土魔法「カミーナ」を連発するため、なかなかの戦力だ。恐らく、ここが最後の見せ場になるだろう。

また、ナターシャが主人公である場合に限っては、「ルーンスタッフ」装備の「ブイストリ」などにより魔法ダメージ無効化魔法「マギチスカヤ・シルマ」を先手で打てるのであれば、物理攻撃の強いマグダレナ、マテウスや、敵の攻撃を一手に引き受けるミュラーも活躍できる。だけど、防御に回らず闇魔法の「チムナター」や「チムナガン」をブチ込んでやる方が、気持ちいいんだよなぁ。