ニガヨモギの地

Last-modified: 2017-01-21 (土) 11:50:37

ニガヨモギの地は、とある場所にあるラストダンジョン。突入した早々にパーティーが分断されるので、パーティーを編成し直したいと思ったり、最強の装備を手に入れておかないと厳しい手応えだと感じるのであれば、気にせずキエフなどに戻ってしまおう。

ラストダンジョンだけあって、非常に複雑な構造をしている。途中で休憩ポイントがあるのが正解ルートだが、不正解のルートにも宝箱がたくさん置かれているので、どんどん探索しよう。休憩ポイントを抜けてかなり進んだ先に、中ボスが待ち構えている。

中ボスを倒したら、鍵のかかっていた場所が開放されて行き来しやすくなる。その頃にはお金もかなり貯まっているはずなので、一旦、地上に戻ろう。最強の武器以外であれば、最強の防具も含めて、地上に出てすぐの商店(元・商店跡)で売っている。

ザコ敵

デュラハンは強力な槍技を使いこなす上に、自身の攻撃や敏捷、回避を強化したり、こちらの防御や防御、回避を下げたりする強敵だ。打たれ弱い魔法使い系やシスターは、簡単にやられてしまう。光属性が弱点で、退霊魔法でもHPを300削れる。

クアールは、相変わらず弱い者に対する物理攻撃に長けた厄介な敵だ。パーティー分断後、「ああ、戦力が大きく落ちたんだな」と痛感させられることだろう。ターン開始時にHPが最低の仲間に対して攻撃が集中するので、防御させてやるのも大事だ。

ゴーストロードは霊体の敵で、初手には必ず最大HPの低い仲間を狙って雷魔法を撃つ上に、攻撃魔法に加えて即死魔法や混乱魔法まで使うので厄介。退霊の使い手である神官の男の子を起用すれば楽勝だが、光魔法で倒そうとすると難儀する。

イビルミラーは強力な全体攻撃魔法や毒魔法を放つだけでなく、物理属性と無属性以外の攻撃魔法を無効化する難敵で、物理攻撃で倒そうにも、幻影魔法で物理攻撃の命中も下げてくる。弱点は、弓攻撃と封印魔法「スジェルシュヴァニイェ」だ。

サムラーイ・ナ・ウクライーネは、非常に高い必殺率で先制効果のある抜刀攻撃を繰り出す上に、少し時間を置いてから二の矢として、全体攻撃の剣技や、一太刀を入れた後にターン終了時まで物理ダメージを無効化する技を放つ。魔法で倒そう。

アークメイジは魔法を自在に操る強敵だ。攻撃魔法が強力なのはもちろんだが、「ブイスターラ」で全体の敏捷と回避を強化、「オールリフレッシュ」でHPとステータス異常を全体回復し、命中の高い魅了魔法まで使う。物理で倒すか、封印してやろう。

ゲイザーは、手強い終盤のザコ敵の中でも最もウザイ奴。こちらを「猛毒」や「スタン」にさせたり、雷を吐き出したり、即死魔法を唱えたり、魔法「オールヒール」で全体回復したりする。「封印」にする魔法で弱化させるほか、弓と土魔法での攻撃も有効。

ビー・ユア・サイドは、本作で最上級の霊体の敵だ。先程までと同様に、退霊なら一撃で倒せる。素早い敵なので、光魔法で倒すのは骨が折れる。退霊の使い手を起用するほか、「脱兎」持ちのキャラを仲間にすることで確実に逃げるのもアリだろう。

ドラゴンは、ザコ敵の中では圧倒的に高いHPを持っている。突進したり、氷や雷を吐いたりするのに加えて、「猛毒」の毒液や「麻痺」の噛み付き攻撃を繰り出し、HPが減ると「リカバー」で回復までする強敵だ。尚、氷を吐く攻撃には先制効果がある。

メデューサは、多彩な魔法を駆使する難敵だ。「マギチスカヤ・シルマ」で魔法ダメージを無効化し、上級の攻撃魔法の威力も侮れない。麻痺魔法「パラリザヴァーチ」、混乱魔法「プータチ」、封印魔法「スジェルシュヴァニイェ」は全体が対象で凶悪だ。

宝箱

宝箱から拾える★付きの装備は、素の攻撃力は店売り最強の武器よりワンランク落ちるが、装備して繰り出せる技は最強というアンビヴァレントな性能である。しかし、最強の装備が手に入るまでの中継ぎ投手としては充分に役に立ってくれるだろう。

「エリクサー」と他の換金アイテムとの二者択一の宝箱がたくさん散らばっているが、変なアイテムを引いたからといって気にしたら負けだ。間違って換金アイテムを引いてしまっても、エリクサーの購入金額と同額で売れるので、全く気にする必要はない。

ちなみに、「★騎士道の指輪」はここでしか手に入らない一点モノ。実用性も比較的あるので、がんばって取りに行くのもアリだろう。但し、ないからと言って困るほどのものでもない。なかなか取れないようなら、諦めてしまう方が前向きであり建設的だ。

ボス戦: ?????

休憩ポイントを抜けて進んだ先には、玉座にどーんと構えているボスと対決することになる。玉座があるフロアに置かれている黄金の女神像は決して罠ではないので、しっかり全回復とセーブをしてからボス戦に臨みたい。

ボスの能力や行動パターン自体は、以前にやり合った時と変わらない。但し、ボスが豪語している通り、メンバーの分散によって戦力が低下していることは否めない。全体回復魔法を使える仲間が最低でも一人は欲しいし、できれば二人いた方が安定する。男の子の神官は全体が対象の攻撃強化魔法を使えるので、物理攻撃が主体のパーティーであれば是非とも起用したい。

魔法攻撃が主体のパーティーであれば、魔法使いの女の子を加えておきたい。全体対象で魔力と魔防を同時に強化する魔法「マギヤガン」は非常に役に立つ。特に、主人公が魔力の高いルスラン、ユリア、ナターシャの場合には、「ミジタツィヤ」と併用することによって圧倒的なダメージを叩き出せるようになる。本作の魔法は、決して技の格下に甘んじる脇役などではない。

また、ボス戦にしては珍しく戦闘開始時から敵が一体しかいないので、攻撃対象が分散してしまうことが弱みの片手剣の剣技「分身剣」と「新陰流」、弓技「ルナティック」が極めて有効である。戦士専用の強化魔法「ビズームニィ」や攻撃強化の魔法「タチーチ」、「タチタガン」などと併用すると、ガシガシ削れる。たった一人で刃向うナメ腐った態度に、お灸を据えてやろう。

最終フロアでのボス戦

玉座に構えていたボスを倒した後には、ダンジョン内の鍵が全て開錠されて最下層へ行けるようになる。最下層にある黄金の女神像から先に進んだフロアでは、ラスボスと戦うことになる。負けてしまったらゲームオーバーなので、必ずセーブしておこう。

最終フロアの中に入ると、ここでようやく分断されていたパーティーと合流できる。回復アイテムの出し惜しみは無用だが、「閃光剣」と「オールリフレッシュ」を使える最後尾の仲間がいるうちは、「不死鳥の羽根」や「エリクサー」を無駄遣いしない方がいい。

レベルや装備をしっかり整えて、回復アイテムも揃えておき、技や魔法やアイテムを出し惜しみせず全力を尽くせば勝てるはず。リーダー格はピンチになると攻撃パターンが強力になるので、リーダー格を最後に残す形で各個撃破すると勝ちやすいだろう。

ちなみに、主人公が戦士系でない場合とパートナーが戦士系でも盗賊系でもない場合は、レベル24になった時に最後の魔法習得がある。レベル23以下でどうしてもラスボス戦で苦戦するなら、レベル24まで上げることで一挙に楽になるかも知れない。

また、最上級の防具を買い揃えることは、ほぼ必須となる。物理耐性のある防具を揃えられるか否かは決定的で、耐久力が段違いとなる。武器と装飾は、さすがにあまりにも安物だと支障を来すだろうが、二線級のものであっても案外どうとでもなる。

3人目と4人目の仲間を誰にするべきか? まず、真っ先に戦力外通告の対象となるのは最大HP104の仲間。男性も女性も最大HP104のキャラはラスボス戦では全く役に立たない。たとえ思い入れがあっても、別の仲間にしないと勝つのはまず無理。

では、誰を積極的に指名するべきか? もし回復役が足りないようなら、先制効果つきの蘇生魔法「リザレクション」を習得している神官系の女の子たちが良い。先制効果つきで睡眠、混乱、魅了を同時に治療する魔法「ウェイクアップ」も重宝する。

神官の男の子も優秀だ。「リザレクション」こそ未習得だが、「ウェイクアップ」、全体大回復の「オールリカバー」、蘇生魔法「リバイブ」を習得している上、全体攻撃強化の「タチタガン」も使える。打撃攻撃がメインのパーティーなら優先して起用したい。

回復も打撃強化も間に合っているなら、意外や意外、全体の敏捷・回避を強化する魔法「ブイスターラ」を使える盗賊系の女の子が役に立つ。物理攻撃の回避率が上がると安定して戦えるようになる。但し、シメオンがいる場合は起用する必要なし。

全体の魔力・魔防を強化する魔法「マギヤガン」を使える魔法使いの女の子もオススメ。但し、ユリアも「マギヤガン」を使えるので、ユリアがいる場合は微妙かも。ルスランとナターシャなら、「ミジタツィヤ」との併用で一発2000以上のダメージを削れる。

他のキャラも概ね普通に使えるが、弓使いの男性と20代、30代の魔法使い女子はラスボス戦での戦力としては微妙だ。戦士系の男性(全員20代)のうち二人は全体防御強化の「ザシタガン」を使えるので、起用してみるのも悪くないかも知れない。