フロリーナ「へ、へへへへへへ、ヘキュトルしゃまっ!」
ヘクトル 「……それは俺のことか」
フロリーナ「そうでしゅっ!」
ヘクトル 「よし分かった。とりあえず落ち着け、な?」
フロリーナ「ふぁいっ!」
ヘクトル 「誰と闘うつもりなんだよおめーは」
フロリーナ「そ、そそそ、それでですね、ベクトルさま!」
ヘクトル 「算術の話はやめろ」
マルス 「……あんな感じでいつの間にか漫才みたいになるのが常なんだよね、あの二人は」
リン 「ほっ……これなら進展はなさそうね」
マルス 「リン姉さんもすっかりヘザーさんだな」
リン 「ち、違うって、わたしはただあんなデブに大事な親友を渡すのはどうかと思ってるだけで」
フロリーナ「しょ、しょれでわがしは」
ヘクトル 「和菓子か。そういや小腹空いてたんだよなー。今からどっか食いにいくか?」
フロリーナ「ふぁ、ふぁいっ」
ヘクトル 「だから誰と戦うつもりなんだよ」
ロイ (……もう既に夫婦の呼吸のように思えるのは僕だけなんだろうか……)