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Last-modified: 2017-02-28 (火) 08:07:35

リーフ「僕のスタミナは∞。アイク兄さんやエフラム兄さんみたいに、ちゃんとお相手を真満足させられるさ!」
クロム「ちっさい。技もない。余裕もない…無理だと思うぞ。しかし…あいつの部屋はいつも賑やかだな」
リン(私も着て見せたら兄さん喜ぶかしら…)

 

エイリーク「おはようございますリオン。いま朝食の用意が」
リオン「エイッ!?…ど、どしたのそのかっこ?」
エイリーク「さ、最近…妹がお店経営始めたのきっかけに流行ってまして…ふふ、兄上がお世話になってるリオンにお礼できたら…と」
リオン「そっか、ありがとうエイリーク。でも先にエフラムの名前が出るとちょっと妬けるよ?」
エイリーク「あ…あぅ」
リオン「だからこれだけ。彼もまだしてないこと、貰うね…ちゅっ」
エイリーク「……んっ…///」
ラーチェル「…残念!でしたわね。キスなら過去ネタでわたくしやエフラムと経験済みでしてよ!…愛というより親愛のものとはいえ」
リオン「……それ、ちょっと悔しい。でもいいや。エイリークの唇は柔らかいね」
ラーチェル「ねね、エイリーク…わたくしも…」
エイリーク「は…はい……んぅ」
ラーチェル「…あむ……」
リオン(エイリークの気持ちが固まるまでゆっくり待つけど…ぐ、グレーな関係に進みたいっていうのも本音だよね。慌てず焦らず!)

 

リン「と、いうわけで!私もこれ着てみようと思うのよ!どう!似合う?」
スー「……ごめん、西洋の服の良し悪しはあんまりわからない」
リン「……スーはあんまり街に顔出さないものね…んー…着てみる?意外とロイも好きかもよ」
スー「……!……なら…ちょっとだけ……」(ごそごそ)
リン「うんうん、スーってばスタイルもいいし脚締まってるし美形なんだからロイだって落とせるって!応援してるから!」
マルス「ねえさーん、借りてた本返しに…………」
リン「コラァァァ!!!ノックくらいせんかぁぁぁぁ!!!こんエロ弟!」
スー「………」
マルス「す、すみません!本気で!今出ていき……」

 

クロム「なぜだ?遠くで誰かが俺と同じような不運&幸運を味わう気がしてならない」

 

お着換えの光景にテンパって焦って脚がもつれたマルス。
ずっこけそうになり突き出した右手はスーの胸を偶然掴んでしまった。おっきなモノに指がめり込む。
しかしメイド服の胸元ってどうしてこう魅力的なのか…それはともかく半ばもたれかかって抱き着くようにして左手はスーの引き締まったヒップをスカート越しに掴んでしまっている。
リン「あんたはクロム兄さんか!オシオキよおしお…き…」

 

するまでもなく。マルスは鼻血を吹いて死んでいた。
まるでリーフのように……

 

スー「…これ…どうしたの?マルスは実は病弱だったり?」
リン「そ…そんなことないけど…こんなに鼻血出すの初めてみた…リーフじゃあるまいし…」

 

不思議そうな顔をして淡々と状況を掴もうとするスーと唖然とするリン。
ともあれ二人は死せるマルスをクロードの元に運んでいった…
メイド服は返り血で赤く染まっていた……

 

クロム「マルス……」
リーフ「さあ、こっちサイドへ……」
マルス「い、イヤだ! 僕はシーダとリア充サイドなんだー!」

 

エイリーク「あ、あの、リオン……」
リオン「あ、エイリーク……って、なんでメイド服?」
エイリーク「そ、その……///」
ラーチェル「サラ達と話していたら『話の流れ』とかいって着せられたのですわ」
リオン「ラーチェル、君まで着せられたんだ」
ラーチェル「あれよあれよという間に流れが出来てしまって
      あの話術は正直感心させられますわ」
リオン「彼女のコミュニケーション力はかなりのものだから、僕としても助かってるよ。
    ってエイリーク、なんでラーチェルの後ろに隠れてるの?」
エイリーク「だって……私、胸が小さいですから、このような服、似合いませんし……」
リオン「そんな事ないよ、むしろ君だからこそ凄い似合ってる」
エイリーク「どうして……ですか?」
リオン「君の清楚で穏やかな雰囲気だよ、それが母性を感じて、そんな君だからこそとても似合う」
エイリーク「あ、ありがとうございます……///」
ラーチェル「流石ですわね、何処かのいい人ならば無理に身体の部分を誉めてセクハラ発言をし雰囲気をぶち壊しにしてたところですわ」
リオン「ありがとう、あ、ごめん、ラーチェルもとても似合ってるよ」
ラーチェル「な!なんでですの、貴方、さっき言ってたではありませんか
       わたくしでは彼女のような穏やかさや母性はありませんわ!?」
リオン「いや、ラーチェルは確かにエイリークと違って溌剌としてるけど、威厳があって、面倒見がよくて、優しいじゃないか。
    そういうところを見ると、とても母性的でとても似合うよ」
ラーチェル「……ま、まぁ見る目はあると言って置きますわ。
      そこに座りなさい、エイリークとクッキーを焼きましたの、用意いたしますわ」
エイリーク「紅茶も、入れますね」
リオン「ありがとう。楽しみだよ」

 

…昨今のメイドブームに乗っかったセリスとフォレオでユリウスはそろそろもう新世界にダイブしそう

 

ユリウス「理性が吹っ切れてダイブしようとしたら、正面に現れた黒い影にぶちかましされて、左右からナーガと拳が飛んできた」