兄弟家居間
リーフ「……」
マルス「どうしたのリーフ、縁側の方を見つめて。エフラム兄さんが本を読んでいるだけじゃないか」
リーフ「いや、読んでる本が『女性の誘い方:お出かけ編』とか、両肩にイドゥンさんとセツナさんが寄りかかって寝ているとか色々
突っ込みたいことはあるけどさ。今更思うんだけど、エフラム兄さんは幼女組としかグレーネタ書かれないよね」
マルス「……相変わらずメタなことを」
リーフ「何で目をそらしてるのさマルス兄さん?」
マルス「知らない方が良いこともあるよ」
リーフ「いや、余計に気になるから教えてよ」
マルス「ならヒントを一つだけ、エフラム兄さんは自分を慕う人を年齢で区別すると思う?」
リーフ「……え? まさか」
マルス「まあ、薄めてもグレーにならないほど濃いことをやってるってことだよ。それに幼女組の方がギャグ落ちにしやすいからね」
リーフ「メタはそっちもじゃないか……やっぱり世の中不公平だなあ。よし、ここはお姉さんに声……を」
マルス「どうしたの? 神妙な顔をして」
リーフ「いや、今日はあの三人と出かけてくるよ。行ってくるね、マルス兄さん」
マルス「……あのリーフが? 一体どういった風の吹き回しなんだろう? コノヒトデナシしないし」
イドゥン、セツナ、ソロソロオクッテイクゾ……ハイ、エフラムサン
おわり