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Last-modified: 2017-03-30 (木) 22:15:05

バアトル「…い、い……いつの間に!?いつの間にそのように大人になったのだ!?」
フィル「な、なってません!まだ子供です!上には上がいますし…っ…な、何を言わせるのですか父上のバカ!」
カアラ「…驚くのもわからなくもないがな。もう小学以下の頃のような接し方はできぬぞバアトル。お年頃という奴だ」
カレル(剣魔→剣聖に成長)「くくく…デリカシーも無く女子の事もよう知らん貴様にきちんとした接し方ができるかな?

 

                  ……親も親として成長して行くんだよ。子供と一緒にね。ふふ、独り者の私が知った風な事を言うものではないかな」
バアトル「ぬ…ぬうっ…ぬううっ……ますますもって娘に悪い虫が寄って来かねん!儂もエレブ中に入学し、
      常に傍におって娘を守るぞおおおおっ!!!」
カアラ「………は?」
フィル「………え?」
カレル「………本気?」
バアトル「無論じゃ!娘に寄り付く男共はこの儂が叩き潰してくれる!」
カアラ「……バアトルよ。お主の歳では中学に入れるわけなかろう」
バアトル「なんと!?く…ならばどうすれば」
カレル「義務教育は無理だけど高校や大学なら歳行ってても入れない事はないよ。来年フィルも受験なのだし」
バアトル「なるほど!ならばせめて娘の行く高校に一緒に入学して来年ますます守ろうぞ!」
フィル「お、叔父上!?余計な事言わないでください!?やめて!…ぼ…ボーイフレンド…できなくなっちゃいますし…////」
バアトル「許さーんっ!フィルの使っておる教科書はこれか?さっそく学んで……わ、わ、わからぬうううおおおおおおおおおっ!?」
カアラ「い、いかん!?バアトルが熱を出す!?」
フィル「ち、父上ぇぇ!?無茶をなさらないでください!」
カレル(そういえばバアトルはもともと中卒で働き始めたのだったっけ。幸いブートキャンプで生活に余裕はあるのだし、貯金もあるし、
     本人が改めて学ぶ機会が必要だと思うのなら割と本気で高校行ってもいいのかも知れないな。
     …あの有様だと入試に受かる気はしないが…あと同じクラスにでもなったらフィルにとっては正直かなりきついだろうけど)

 
 

バアトル「…と、いう事があったのだ…お主らなら娘と同じ学校行こうと思ったらどうするのだ?」
ガロン「そもそも行こうと思わんわ…アホかお主は。ほっといてやればよかろう。むしろどんどん彼氏作るべし。学生のうちに結婚して子供作っても儂は構わん。面倒見てやる」
バアトル「絶対絶対許さん!そんな狼共の巣へ娘をやれるか!」
パント「…そこまで心配なら高校は女子校を勧めたらいいんじゃない?」
バアトル「…お、おお!おお!なんという妙案!そうか!その手があったか!さすがお主は頭がよい!」
クロム「ルネスなら俺の妹もいるし先輩として何かと面倒見てやれるだろうし」
バアトル「うむうむ!すまぬな!妹どのには是非娘をよろしく頼む!」
ダグダ「まだ志望校にしたわけでもないうちからすっかりその気じゃのう。
    ルネスは偏差値高いというしよほど勉強せんと受からんぞ」
ファウダー「ならうちの娘に勉強教えてくれるよう頼んでみてもいいぞ。
       自慢じゃないがうちのは軍師が勤まる頭脳の持ち主じゃ」
バアトル「何から何まですまぬお主ら!持つべきものは友じゃ!」
ダグラス「ああしかし…?ふと思ったのじゃが、ルネスは百合の娘多いとうちの娘が言っておったぞ?
      先輩をお姉さまと慕って熱視線向ける娘も多いというし、それにクロムの妹からして彼女を作ったのではなかったか?」
クロム「あ、はい。ラーチェルって娘と付き合ってて…」
バアトル「……つまりどういう事じゃ?」
ガロン「察しが悪いのうお主は。ルネス入ったら今度は女子から狙われるかも知れんと言う事じゃ。
     いや、周りに感化されてフィルが百合に目覚めるかも知れんな。うちのカミラも気が付いたら百合になってしまいおって」
バアトル「百合ってなんじゃ?」
クロム「女同士で恋人になったり愛し合ったり結婚したりグレーゾーンしたりすることですよ」(鼻血ぼたぼた)
バアトル「な、な、なんだとおぉぉぉ!ゆ、許さんぞ!どこに行っても危険まみれではないかああ!」

 

クロム「…って事があってな。やっぱり娘を持つといろいろ心配なんだろうな。わかる話だ」
リーフ「喪のくせにすでに娘がいる兄さんなら実感できるのかもね。実は僕にも娘ができたんだ」
クロム「……は?……ち、ちょっとまて!お、お、お前いつの間に!!!」
リーフ「195で撒いた花粉でうちの庭の雑草が受粉してね。種が出来て土に落ちて芽が出てきたんだ。
    庭の雑草は何本もあって何本も受粉したし、これで僕も三傑に負けないハーレムさ」
リン「あんたもうモンスターか何かになり果ててない?」
クロム「…ハーレムと聞いてもちっとも羨ましくないんだが…お前はそれでいいのかリーフ」
リーフ「脳内で擬人化しておねいさんに置き換えてるよ。僕の妄想力甘くみちゃいけないよ」
アルム「ああもうまた雑草が…畑の養分吸われちゃうじゃないか。草刈りしなきゃ」
リーフ「貴様ぁぁぁぁぁこの影薄!僕の嫁たちに何しやがるんだあああああ!」
アルム「う、うわぁ!?だってこんな雑草ばっかり…だったらせめて花屋に卸せる花々にしてよ」
リーフ「…花屋で売れるような大輪の華咲かせる高貴なおねいさんたちは高値の花過ぎて受粉させられなかったっぽい…僕とは種族が違うって事なのかな…」
リン「どこまでも雑草ねあんた…」
リーフ「って、そういう花々受粉させたらどうするのさ?」
アルム「花農家として育てて花屋に卸売りするよ。エフラム兄さんのお嫁さんのエリーゼが働いてるからそういう伝手があるしね」
リーフ「僕の娘を人身売買する気かぁぁぁ!この外道!悪党!許さんぞー!」
アルム「誰かそろそろリーフを止めようよ」

 

ルーテ「植物属にリーフ種爆誕?生態を研究する価値があるでしょうか」
アスレイ「まずリーフ君の生態を研究する方が先に思われてなりません…人間なんですよね?彼」

 

おまけ

 

ゲイル「そういえばお前、バアトルさんと支援あるしバアトルさんに気に入られてたっけ?娘の婿にしてもいいって」
ミレディ「あの人、娘さんのそういうのに凄く厳しいけど例外もあるのね」
ツァイス「ええまあ…バアトルさんの娘さんって俺会った事すらないんですけどね…なんかすっかりその気になっちゃってバアトルさん」
ゲイル「で、見合い婚するのか?…何度も覇王逮捕してきたお前だが…ふ、同じロリコンの道に踏み入るか…」
ミレディ「婚前はいろいろだめだけど結婚しちゃえば問題は無いわ。幸せにね」
ツァイス「しませんよ!?するわけないでしょうが!会ったことねーし肝心要の俺とフィルとの間には支援も何もないんだから!」

 

エレン「ツァイスさん!バアトルさんに気に入られてフィルさんと婚約するつもりですか!?(怒)」(頬引っ張り)
ツァイス「エレン!?そんな事無い、そんな事無いから!?イタタタタタタタ!!」(頬引っ張られ)