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Last-modified: 2017-03-15 (水) 21:58:50

イドゥン『私は、この世界を……破壊します』
エフラム『イドゥン……俺は、お前を止めてみせる』

 

二人の愛は破壊されてしまうのか!?
劇場版『仮面ライダーディケイドゥン』
○月▽日全国ロードショー

 

ファ「いどぅんおねーちゃん、かっこいい〜」
サラ「兄様がついに銀幕デビューね。スポンサー特権で前売り券は確保したわ」
ンン「今更になって劇場版が公開されるとか、わけがわからないですよ」
ノノ「ンン、細かいことは気にしない気にしない。エフラムお兄ちゃんとイドゥンお姉ちゃんの活躍がみられるんだから」
サクラ「でも……なぜエフラム兄さまも主演になったんでしょう?」
エリーゼ「なんでも、イドゥンお姉ちゃんが推薦したんだって。設定上の恋人の役でもエフラムお兄ちゃんがいいって」
アメリア「映画のジャンルが、ハイスピード恋愛アクションになっているのは、そういう経緯があったんですか」
キヌ「ファングッズも販売されるみたいだよ。お小遣い用意しなきゃ」
セツナ「なるほど、大人買い……その発想はなかった」
チキ「主題歌は私が歌ったんだよ。サウンドトラックも同時販売されるみたい」
ミルラ「さりげない宣伝ですね。もちろん買いますけど」
エフラム「仮面剣士リゲルの代役を演じたことはあったが、まさか映画に出演することになるとはな」
イドゥン「……ご迷惑でしたか?」
エフラム「そんなことはない。むしろ、俺を選んでくれてありがとう……イドゥン」

 

サラ「さて、余った前売り券はどうしましょうか」
ンン「まあ、どうせ渡す相手は決まっているんですけどね」

 
 

リオン「あ、エイリーク、映画の前売り券手に入れたんだけど、一緒にどうかな?」
エイリーク「あ、これ、兄上が出てる映画、見たかったんです、良いのですか?」
リオン「君だから誘うんだよ」
ラーチェル「あら、エイリークだけしか誘わないんですの?」
リオン「勿論、君の分もあるよ、ラーチェル」
ラーチェル「よろしい、貴方のその気遣いの出来る姿勢は高評価ですわ」
エイリーク「ありがとうございます、でも人気でなかなか手に入らないのに凄いですね」
リオン「サラも含めてだけど、僕達Eドリンク開発室もスポンサーになっててね、その特権で貰えたんだ」
エイリーク「そうだったんですか」
ラーチェル「とりあえず、貴方の気遣いと頑張りには感謝致しますわ。
      今度の休日は予定、空いていまして?」
エイリーク「私は、大丈夫です」
リオン「僕も大丈夫だよ」
ラーチェル「では、映画も含め、三人で出掛けますわよ」
リオン「了解、買い物もするなら、荷物持ちは任せて」
エイリーク「無理なさらないで下さいね、楽しみにしてます」

 

イリオス「よし来た!ヒット来た来たぁっ!」
セーラ「企画から制作…あんたほんとなんでもやるのね」
ドロシー「最近ずっとかかりきりでしたもんね。お疲れ様です」
ユアン「イドゥンさんの衣装作り甲斐あったよハァハァ…」
シャーロッテ(このエロガキの匠の技…媚び売ってアタシのアイドル衣装作らせた方がいいかも)
シャナム「ヒャッハー金だ金だー!世の中金だー!」
セーラ「コスト値切る手腕はさすがだけどいつか刺されるわよ」
シャーロッテ(アタシらの人件費まで値切りやがってこのクソが。いつか殺したろか)