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Last-modified: 2017-03-15 (水) 22:23:39

エフラム「ベロア、ミタマもいたのか」
ベロア「あ……エフラムさん」
ミタマ「どういたしましたの?」
エフラム「二人にこれを渡そうと思ってな」
ベロア「これは……」
ミタマ「ああ、今日はほわいとでぇでしたか」
エフラム「ああ、バレンタインにお前達の想い、確かに受け取ったからな、ありがとう、2人とも」
ベロア「エフラムさん……」
ミタマ「御返し、有り難く頂きますわ」
エフラム「そうか、なら良かった、では……」
ベロア「待って……下さい……」
エフラム「どうした?」
ベロア「エフラムさん……す………好きです……貴方の事が」
エフラム「ベロア……」
ベロア「始めは……貴方に、助けられた事が切っ掛けでした……そして、キヌと一緒に、貴方に会ったりするうちに……
    貴方の声、匂い、温もりに触れるうちに、抑えきれなくなって……私、貴方の傍に……貴方の番になりたいです」
エフラム「ベロア……知っているだろう、俺の事は……」
ベロア「はい……キヌを始めとして、他にもたくさんの人がいるって……
    それでも構わない……いいえ、そんなの関係無いんです……私には……貴方しか、考えられません」
エフラム「………良いんだな、ベロア」
ベロア「貴方が……良いんです」
エフラム「…………わかった、そこまで真剣な想いをぶつけられたんだ……俺は、お前を受け入れる、みんなと同様、愛すると誓おう」
ベロア「エフラムさん……嬉しいです……」
ミタマ「あらあら、随分と情熱的ですわね」
エフラム「ミタマ、すまない」
ミタマ「いいえ、お陰で私も決心がつきました。
    エフラムさん、私も、貴方が好きですわ」
エフラム「良いのか?」
ミタマ「ええ、私も本気です、貴方の為ならこの身を捧げて、尽くす積もりです」
エフラム「……わかった、ベロアと共に、ミタマも受け入れる
     これからもよろしくな、2人とも」
ベロア「はい……よろしくお願いします」
ミタマ「お願い致しますわ」

 

リオン「エイリーク、ラーチェル、受け取って貰えるかな?」
エイリーク「あ、これは」
ラーチェル「ホワイトデーのですわね、有り難く頂きますわ」
エイリーク「リオン……ありがとうございます」
リオン「エイリークが……いや、2人が喜んでくれるなら、僕も嬉しいよ」
ラーチェル「あら、これ随分と奮発したんじゃありません?」
エイリーク「え……そうなのですか?」
リオン「そうかも、でも大丈夫だよ、これでも結構稼げてるんだ」
エイリーク「リオン……ありがとうございます、そこまで私を思ってくれて……」
リオン「エイリーク?」
エイリーク「私も……決心がつきました……リオン、私を……貰って下さい」
リオン「え………そ、それって!?」
エイリーク「//////」コクリ
リオン「……………いいの?」
エイリーク「先日、兄上は、セリスを送り出しました、私達、兄弟の中でも、私以外で、特に可愛いがっていた、あの子を……」
リオン「……………」
エイリーク「兄上が前に進んでいるように、私も、進みたいんです。
      そして、それだけでなく、私は貴方の事、愛しています」
リオン「エイリーク……」
エイリーク「あの人を忘れきれない私を、待っていてくれました……
      そんな貴方の優しさと強さに私も惹かれていたんです、だから……」
リオン「エイリーク、本当に良いんだね……」
エイリーク「私は、貴方だから捧げたいんです……」
リオン「エイリーク……ありがとう」
エイリーク「そして、ラーチェル」
ラーチェル「何でしょう?」
エイリーク「私は、貴女の事も、愛しています」
ラーチェル「……………」
エイリーク「ずっと、考えていました、私を支えてくれたお2人、どちらも、私にとって欠かすことができません」
ラーチェル「良いんですの?」
エイリーク「不誠実だと思っています、でも私は、2人の事を、愛しています」
ラーチェル「貴女の想い、受けとりましたわ」
リオン「とてもうれしいよ、ありがとう」
ラーチェル「リオン、ちゃんと私達を、リードして下さいますわね……」
リオン「ラーチェル、君はいいのかい?」
ラーチェル「そうですわね、私も、ちゃんと言わなくては………私も、貴方の事、大切な人と思っていますわ。
      彼女を共に愛し、貴方に愛される事を、望む位に///」
リオン「ラーチェル……」
ラーチェル「だから……」
リオン「んん!」
ラーチェル「ぷは……男性相手では、始めてですわ……だから……」
リオン「ラーチェル……ありがとう、わかった……僕も経験はないけど……2人のために、全力を尽くすよ」
エイリーク「リオン、ラーチェル、不束者ですが、これからもよろしくお願いいたします」
ラーチェル「これからも、一緒ですわ」
リオン「よろしくね、2人とも」

 

マンフロイ「フランネル殿とアサマ殿にも父兄会の招待をせねばのう」
ガロン「うむ! 元気が良くて実に結構!」
デギンハンザー「…………」←諦めモード

 

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