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Last-modified: 2017-04-30 (日) 08:58:19

大人チキ 「おにいちゃーんっっっ!!!!」
エフラム 「なっ!? チキ、か?」
サラ   「咄嗟に抱き止めてから判別まで、0.5秒ね」
大人チキ 「おにいちゃん! おにいちゃんおにいちゃんおにいちゃん!
      会いたかったあ! 会いたかったよおーっ!!」
エリーゼ 「わわっ!? 泣き出しちゃった!」
サクラ  「ど、どうしましょう!?」
チキ   「ええっとええっとあれこれどういう状況!?」
ミタマ  「あらあら」
イドゥン 「大騒ぎ……」
セツナ  「わー……」
ソフィーヤ「……困り……ました……」
カザハナ 「ぽんやりわーるど形成してないで! 何とかしないと!」
サラ   「とりあえず、兄様はその大人になっているチキが落ち着くまで、抱き締めてあげて」
大人チキ 「……うっ……うぅ……ひっく……ぅぅ……」
エフラム 「それは、まあ、言われるまでもなく、そうするが……」

 

その後、少し落ち着いた大人チキにより、サラを始め天寿を全うしたと思われる組が、順繰りにハグハグされた

 

ノノ   「おにいちゃんと会えなくなって何百年、かー。それじゃーしかたないねー」
サクラ  「そうですね……数日会えないだけでも辛いのに……」
ベロア  「……我慢できるはず、ないです」
ンン   「内容はそうでもないのに! 発言者のせいでそっち方面にしか聞こえないのです!」

 

大人チキ 「エフラムは……その……いい、の? 私、あなたの知っているチキとは、全然……」
エフラム 「何年経とうと、どんなに変わろうと、チキはチキだ。愛する人を、見誤るつもりは無い」
大人チキ 「…………ありがとう……」
サラ   「こっちはこっちでイチャイチャしているわね」
チキ   「……ううん、なんだかすっごく不思議な気分……」
ファ   「チキおねーちゃんが2人ー!」

 
 
 

マンフロイ「実は儂、シグルド編とセリス編の間にほんとなら寿命来とるんじゃよね」
サンディマ「ユリウス様のロプトウスの力でアンチエイジング、寿命伸ばしてるんでしたな」
ベルド「マンフロイ様倒さずにユリウス様倒すとロプトパワーが消えて寿命で死んでしまうんですよね」
マンフロイ「それをするにはユリア抜きでユリウス様退治せんといかん。もの凄い苦行じゃから大抵のプレイヤーは普通にプレイしとるじゃろう」
サンディマ「当然この設定知らぬ人がほとんどでしょうね。しかし…」
マンフロイ「そう、その秘術持ってすれば婿殿と人間の嫁たちをマムクートのみなと同じくらい延命させることも可能なのじゃが…事が事じゃ。おいそれとサラには教えられん。
       儂みたいに人間の範囲からある意味片足踏みだすからのう」
ベルド「ミカヤ殿の同類になったと思えばそれほどの事でもない気もしますがな」
サンディマ(そもそもユリウス様に寿命が来たらどの道死ぬ気もするのですが…)