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Last-modified: 2017-05-06 (土) 00:26:53

ヒノカ「来てくれたか、済まないな、休日なのに呼び出して」
ルゥ「構いませんよ」
レイ「むしろ先生からお呼びがかかったなんて光栄だぜ」
ユアン「何時だって駆けつけますよ、例えお風呂やベッドの中だろうと」
ロス「お前は本当に自重しろよ!」
ニルス「まぁまぁ、ロスも落ち着いて、それで先生、要件って何ですか?」
ヒノカ「相変わらずだなお前達は、まぁ大した事ではないんだ。
    今日は端午の節句……男子の成長の祝いの日だからな、こんな私を慕ってくれるお前達に、贈り物をとな」
ユアン「贈り物!まさか先生の……遂に僕達も!」
チャド「だから本当に自重しろよ!」
デュー「いくらおいら達が子供だからって」
ヨファ「やり過ぎると葉っぱ並みに嫌われちゃうよ」
ユベロ「そうだよ、最近はマリアにも手を出してるからユミナ達女子皆でガードしてるんだよ」
ユアン「う……それは嫌だな……」
ヒノカ「全く、お前達は……まあ良い、これを受け取ってくれ」
ヘンリー「これって、柏餅?」
ヒノカ「ああ、形が悪いのは勘弁してくれ」
リヒト「ひょっとして、先生の手作りですか?」
ヒノカ「ああ、母上に教わってな、だから形は兎も角、味は保証するぞ」
ユベロ「あ、ありがとうございます!」
ルゥ「先生の手作りお菓子なんて、夢みたいだ……」
ヒノカ「大袈裟だな……」ニガワライ
ロス「早速1つ……う、うめぇ!」
レイ「本当だ、これは美味いぜ」
ヒノカ「お、おい、お前ら、葉っぱ(notリーフ)はとれ」
デュー「そんなもったいない」
ユアン「先生がわざわざ巻いてくれたんだから、葉っぱだって残せるものじゃないですよ」
ヒノカ「全く、腹を壊しても知らんぞ。
    だが、喜んで貰えて良かった、これからも元気で勉学に武術にと励んでくれよ」
少年達『はい、頑張ります!!』

 

エルフィ「………」
ロイ「え…エルフィ義姉さん…節句祝ってくれるのは嬉しいけど…
   完全武装で直立して武者人形のふりしなくてもいいんだよ…」