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Last-modified: 2017-05-09 (火) 09:53:38

ニーナ「……リ、リンダ。なんで男性賢者の服着ているのです?」
リンダ「…わた…い、いえ、僕は…目指すものがあります。その一歩みたいな…!」
アストリア「実際男装されるとまるでリンダだとも女の子だともわからなかった…」
ミディア「ええ、言われるまでちっとも…」
ニーナ(ガーネフも奴隷商もマルスも気が付かなかったらしいけど…揃いも揃って目が節穴なんでしょうか…
     こんな可愛い子が男の子の訳が…い、いえ、最近はこんな可愛い子が女の子のわけがないという言葉もあるそうですけど)
リンダ(マルス様には彼女はすでにいらっしゃるからこれはもうなりようがないけど…
    彼氏はいらっしゃらないからワンチャンあるはず。ビラクさんやリカードを自軍に入れてるんだからそっちには寛容に違いないわ。きっと)

 

マルス「最近ビラクさんとかロシェさんとかレックスさんに肩ポンされるんだけど何で?
    凄い嫌な予感がするんですけど!!」

 

マルス「……後ろの席の転校生のリンタ君(偽名)が…なんかやたら熱い視線を僕の背中に送り込んでくるんですけど…」
ヘクトル「そうか…お前もか…俺もな…結婚するまではビラクの野郎がなかなか諦めてくれなくってな…
      今じゃ諦めてくれたと思ったら「愛終わればじゃあ男の友情目指すZE!」って言って力士になって俺との対戦でくっつこうとしてきやがるけど…
      前よりはましだぜ……」
マルス「そ、そっちだって断定しないでくださいよ!?何かの勘違いかも知れないじゃないですか!?」
ヘクトル「だっておめえ、ふつー男が男の事なんかじろじろ見ねえだろ。せっかく転校してきたんだし最初に目がいっちまうのは普通クラスの女子だろ?
      でもそっちには目もくれないんだろ?」
マルス「え…ええ…整った顔立ちしてるからクラスの女子の注目集めたんですけどね…そっちからのアプローチは…理由つけて躱してるみたいで」
ヘクトル「俺みてえに結婚しちまえば心配いらねえんじゃねえの?」
マルス「そりゃ僕にはシーダがいますけど…学生結婚って急ぎすぎだと思います。卒業して仕事してからって人生プランなんですが」
ヘクトル「…3年間男から貞操を守り抜く学校生活になるのか…俺もどれだけビラクから逃げ回ったか…」
マルス「イヤアアアア………」

 
 

リンダ「ひっくしっ!?……なにかしら…噂されてるような気が…」