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Last-modified: 2017-05-11 (木) 22:18:10

マルス「烈火は最近の…じゃありません、何年も前です。リン姉さんは若くないですよ。
    熟女のファッションでいいんじゃないですか」
リン「ラウンド1…ファイト!」
マルス「ち…ちょーくすりーぱーは……やめ…………」
シーダ(…あんなに幸せそうな顔して…私とおだやかな時間過ごすより苛められる方がお好きなのかしら…)
スー(相変わらず仲良さそう)
カチュア「わ〜〜〜ん……………つぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」
マリア「カチュアカチュア、マルス様に有利なレフェリーしたくてロングカウントなんだろうけど…
     大きなお世話になってるよ。早く試合止めないとオームのお世話になっちゃうよ」
リンダ「マルス!タッチだタッチ!僕が代わる!」
マルス(じ……冗談じゃない…野郎と姉さんを組ませて…たまるか……や…やば…意識が…)

 

全紋章町プロレス近日開幕

 

リンダ「手、手を伸ばして!タッチ!タッチを!」
マルス(やだっちゅーねん…君がリン姉さんに組技されるなんてごめんだ…)
リン「…び、美少年…美少年きた!たっち!はい!お願い!私をBBA扱いするあのバカを締めてやって!」
リンダ「え…あの…お姉さん?なんであなたが…って……いつまで手握ってるんですか!?」
マルス「……………」
リンダ(マルス様の嫉妬の視線が痛いわ…か、代わりにリングインしちゃったけど…どうしよう…)

 

スー「リン、汗拭く」
リン「うん、ありがと…なんか勢いでタッチしちゃったけど…あの男の子だれ?綺麗な顔立ちしてるわねぇ…うっとり」
スー「知らない。なんかいた」

 

マルス(くっ…僕の幸せタイムをよくも…こうなったら後悔してもらおう…)
リンダ(ど…どうしよう…誰の目でも誤魔化す男装の自信はあるけど…密着したらさすがにわかるわよね…)
シーダ「マルス様!タックルして組技です!相手は守備力が低いから近付いて!」
リン「シバキ倒したりなさい!うちの愚弟なんか!」
カチュア「ファイッ!!!」
マリア「リングドクターするよ。怪我したら教えてね」

 

リンダ「ジャブジャブジャブ!!!」
マルス「あたっ、いたっ…なんて軽快な!?」
リンダ(距離取って…体に触れられないように…)
マルス「けど非力すぎるよ!リン姉さんにド突かれ続けた僕は少々の痛みじゃひるまない…踏み込んでいっきに……」
リンダ「げふぅっ!?」(ま、まずっ!?組み付かれた!?)
リン「いいなぁ…私も美形とくっつきたい…」
スー「…タックルで腰に組み付かれるのでも?」
マルス「このままマットにたおして…」(って、こいつなんか…いい香りするし間近で見ると顔も可愛……って、これじゃセリスに萌えるユリウスじゃん!?)
マリア「おおー…マルス様が馬乗りになってそのまま…なんかエポさんやティニーが悦びそうな絵面だねぇ」
カチュア「あ…マルス様動揺なさった?今一瞬動きが止まり…」
リンダ「抜けてっ……返して…首四の字固めぇぇぇぇぇっっっ!!!」(と、とにかく胸だけ死守すればっ私が女だってバレないし!)
マルス「……ど、どおしてみんな…僕の首を絞めるような技ばかり……」(ふ、太腿超柔らかい……な、何考えてるんだ僕……)
シーダ「ま…マルス様の意識が…」
カチュア「す〜〜〜〜〜〜…り………」
シーダ「もういいですてば!タオル!」
マリア「でばーん!」
リン「そんなもんでどうにかなるほどヤワじゃないわよ。いつものことだもの」

 

その後マルスは男にドキドキしてしまった自己嫌悪で頭をかきむしるのだった。

 

リーフ「マルス兄さんもマゾ属性に?泣いてもいいんだよ(笑)」