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Last-modified: 2017-05-16 (火) 20:22:09

クレア「今…今!エイリークさんがわたくしを追い抜けた理由がわかりましたわ!」
カムイ「ほほう、聞いてみようか」
クレア「高貴なる者の義務!…古来より貴族は弱者の庇護者でありました…つまり…
    エイリークさんは惨めで哀れなモテない片思い喪の方を愛して差し上げたために女王になれたのですね!
    ならわたくしもほんとは気が進みませんが…一生彼女できる事無いであろう喪を婿に入れて差し上げます。
    ああなんって幸せな喪の方なのでしょう!おほほほほほほ♪」
カムイ(なんていう高慢な上から目線…悪意は無いんだけどねえ…それは愛じゃないんだよクレア…自分で気が付かないといけないんだよ)

 

クレア「…と、言うわけでして喪の方を紋章町BBSで募集してみました。これから面接に来ますから応接間お借りしますわね」
クレーベ「…大丈夫だったのか?AKJが気付いたら異端者扱いなんじゃないか?」
クレア「ですからBBSの中でも過疎の方のスレ使って密やかに募集したのです。
    喪の方はデートの予定も無くておヒマでしょうからそんなどうでもよさげなスレでも目を通しているでしょうし、
    AKJの皆さんはあれでいろいろやっててお忙しいですからそんなとこ見てませんわ」
クレーベ(グレイとロビンの二人で満足してくれんもんかなあ…ほんとは私とマチルダみたいに一人の人と付き合ってほしいんだが)
コンコン
クレア「あらノックですわ。さっそくいらっしゃいましたわね。愛を求める哀れな喪が。どうぞお入りなさいな」
リーフ「来たよ!見たよ募集!ありがとう!僕の童貞貰ってくれるんだね、その立ち絵の胸ならあり!僕的にあり!けっこう大きい!ハァハァブバアアアアアアアア……」
クレア「……………も、申し訳ございませんが魔物の方はちょっと…募集は人間限定ですわ」
クレーベ(あんなに顔を引き攣らせて…彼が来ることまったく想定してなかったんだろうな…)
リーフ「人間だから!?人間だって!?ちょっと光合成できて胞子噴出できて鼻血で空が飛べて間接柔らかくてスライムみたいな事できるだけの普通の人間だから!?」
クレア「…へ、変態もダメです!無しです!お断りいたします!」
リーフ「そんな!?募集の書き込みは喪ならどなたでもどうぞってあったじゃないか!?後出しで条件つけるなんてずるいよ!?」
クレア「だってだって!?噂の変態葉っぱなんてイヤです!絶対!」
クレーベ「ああうん…妹の若気の至りみたいなものなんだ…その書き込みの事は忘れてくれないかな。無駄足をさせてすまないね」
リーフ「そんなぁ…じゃあそれならマチルダさんと是非素敵なアバンチュールを過ご…」
クレーベ「はははは、旦那目の前で本当に遠慮しないんだね。噂に聞いてた以上だ。槍槍」
クレア「槍槍」
リーフ「あいたっいたっいたっ……胸のある子からの攻撃ご褒美ですハァハァ…」
クレア「イヤアアアアアアア!?ここまでの変態がいるだなんて!?」

 

後々BBSには削除を頼んでおきました
女王昇進計画失敗…

 

募集要項を「影が薄い喪」にすれば、クレア好みの空気系男子が集まるのでは?
変態については、「キャラが濃すぎる」を理由に面接落とせるし

 

クレア「…確かにおっしゃるとおりですわね…」
デューテ「でもさ。喪ってすでにキャラ付けなんじゃない?影が薄い人って喪ですらないかも。いつものボーイハントになっちゃうんじゃないかなあ」
クレア「それはそれでいいのです。さっきの葉っぱで淀んだ気分を晴らしたいですもの」