リーフ「僕もそろそろ夜戦経験したいよブババババ…ずるいよ兄さんばかりイドゥンさんみたいな素敵なおねいさんと!」
マルス「リーフならもう恋人いるじゃん?」
リーフ「え、うそ!誰誰!?」
マルス「右手」
リーフ「………」
セリカ「もうそろそろコールドスリープとかそういう領域に入りそうなリーフのために私が手を打つことにしたわ」
リーフ「強制的に拉致られてきたと思ったら…なにこの絶海の孤島」
セリカ「孤島いうな。ノーヴァ島よ。ミラ様の修道院があるんだから。ここでリーフを修行させて煩悩消滅。
同時にミラ様の子羊が増えるという一石二鳥の作戦!」
メイ「ま、待ってよセリカ様!?嫌よ絶対!そんな変態と一緒に暮らすなんて!」
ジェニー「わ、私も…セーバーがいるのに貞操の危機とか…」
リーフ「あ、大丈夫。君らの胸じゃ興味無いしルパンダイブとかしないから」
メイ「セリカ様…こいつ殺していい?」
ジェニー「お、抑えて抑えて…慈悲と寛容こそ聖職者だから…」
セリカ「そう、こういう罪深いダメ人間のために宗教があるの。今リーフを真人間にしてあげる!」
というわけで海の彼方でエロ本の一冊も無く毎日毎日聖書を読んだり奉仕活動したりゾンビと戦う日々が始まった…
リーフ「ふう…なんの娯楽も無くぺたんこと男しかいなくて…なんて心の渇く島なんだ…
寝る前の自家発電だけがささやかな楽しみなんて…」
セリカ「リーフッ!!!」ガラッ
リーフ「うわっ!?ノックくらいしてよセリカのエッチ!?」
セリカ「不潔よ!やっぱり予想どおりそんなことしてたわね!まだ煩悩が残ってるとみたわ。
…今日から自家発電禁止!」
リーフ「そ…そんなバカな…一日だって我慢できるわけないじゃないか!?」
セリカ「ボーイとノーマ様は我慢してるわ。というか我慢させた」
リーフ「もう枯れたじいさんのノーマさんはともかくボーイ……女の子3人と暮らしながら強制的に禁欲させられてるんだ…」
セリカ「そういうことじゃないわ。ボーイの信仰心が強いからそういう欲から解き放たれてるのよ。大丈夫!リーフもすぐそうなるから。
私が変態の悪心からリーフを助けてあげる!」
リーフ(うわ…なんて押しつけがましい善意…しかも心の底から僕のためだって思ってるあたりが…まいったねこりゃ…)
ボーイ(ほんとはたまにメイとノーヴァの港町に繰り出してデートしてたり…なんだけど、そこは内緒。ジェニーだって彼氏いるんだけどね)
というわけで夜は自家発電しないようセリカが聖歌歌いながら一晩中監視する生活に陥った。
さすがの葉っぱといえども兄妹の眼の前で自家発電はできない。そんな生活が続き…
リーフ「もう無理だよぉぉぉぉぉミラの御使い様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
新設したミラの使い像にルパンダイブするリーフの姿が…
ミラの使い「私はミラの使い。我が主の命により資格あるものに力を授けましょ…キャー!?
…天罰覿面!」
ビビビビビ
リーフは職業スライム(妖術師が攻撃呪文で使うアレ)に変えられてしまった!
おおらかで厳しくないミラ神なので10日くらいで許して元に戻れるぞ!
翌朝…
焦げたスライムとミラ神像前ででこを石床にぶつほどの五体投地で兄弟の罪を詫びるセリカの姿が
リーフ「と、いうわけで修道院から強制送還された上にスライムなんだけどどうしよう」
マルス「どうしようって……知らないよ…はぁ…」
リーフ「この体じゃおねいさんにルパンダイブできないよ!?」
セリカ「できなくっていいのよ!変態!ミラ様の御使いによくも!」
リーフ「だってだって自家発電まで禁止されたらもうどうしようもないじゃん!」
リーフ(スライム)「こんな姿になっちゃって、ルパンダイブも自家発電もできず不便だと思ってたんだけど」
体の各箇所を伸縮させたり、狭い隙間に入り込み通り抜ける。
リーフ「うん、どんなに狭い場所にも入り込める。
これならお風呂だって着替えだってグレーゾーンだってこっそり入り込み覗き放題だ、ヒャッホー!!」
セリカ「………」
リーフ「ハッ!!」
セリカ「これ以上身内の恥を晒すなら、私も容赦しないわ」つ聖なる剣、エンジェル
パオラ「セリカさんからの依頼だったけど」
カチュア「これがミネルバ様達を守ることに繋がるなら」
エスト「私達も本気でかかるよ」3人とも外伝使用Fナイト
ラーチェル「何故わたくしにも依頼が来たか解りませんでしたが。
こう言うことならわたくしも頑張りますわよ」聖魔使用司祭
リーフ「ちょ……ちょっと待って!これはマズイから、死ぬじゃすまない……消滅するから!!」
セリカ「なら変態的な犯罪行為は止めなさいよ!
あんた一人が嫌われるなら良いけど兄さんや姉さん達がどんなに恥ずかしかったり悲しい思いしてるか考えなさい!」
リーフ「はい……」
パオラ「セリカさん、口ではツンツンしてますけど」
カチュア「やっぱり、兄弟姉妹が大切なんですよね」
エスト「うんうん、微笑ましいよ」
ラーチェル「可愛らしいですわ♪」