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Last-modified: 2017-04-25 (火) 20:30:12

「たすけてー」
 セツナは一刻前から落とし穴の中にいた。
 おそらくどこかの子供が掘ったらしいが意外に深い罠に、ぼんやりとしていたセツナはいつものように落ちていた。 
 かつてはヒノカが助けに来るまで、罠の中で一昼夜を過ごしたこともあるが、今は違う。なぜなら――。
「ここに居たのか、セツナ」
 既に聞きなれたセツナを呼ぶ声の方向に顔を向けると、穏やかな笑みを浮かべたエフラムがセツナを見つめていた。何を隠そう、助けを呼べばエフラムがすぐさま駆けつけてくれるからである。
 疑問に思ったため、「どうしてそんなに早く来れるの」とセツナは聞いたことがあるが、エフラムは「愛する者の場所くらい分かるさ」と即答していた。
 救助のために差し出された手をセツナが掴むと、エフラムは難なく引き上げていつものようにおんぶする。
「ありがとう」
「どういたしまして」
 穏やかな会話を交わして二人は帰路についた。

 

セツナ 「ぺたーん……」
アメリア「わ、わわわわ! スゴい!」
カザハナ「脚を一直線に開いて、上半身をぴったり床に……!」
セツナ 「左右にも、ぐにゃーん、ぐにゃーん……ぐるーん……」
ファ  「おー!」
チキ  「スッゴい柔軟性! ダンスとかやってみたらどうかな!」
ノノ  「あれなら、どんな体位でモガモガ
ンン  「お母さんは少し静かにしているのです!」
サラ  「……確かに……リオンから開発中の試作品が送られてきたし、今夜にでモガモガ
ンン  「日常編は! 私が守りますです!」
サクラ 「…………仰向けで両足を押さえ込まれて……!」
ミルラ 「……あぁそんな……! そんな体勢……真似できません……!」
ンン  「第3、第4の刺客なのです!?」