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Last-modified: 2017-06-04 (日) 22:03:59

※グレー注意

 

アルム「あ、サラ義姉さん」
サラ「あら、私に話かけるなんてどうしたの?」
アルム「まぁ、聞きたい事があってね、リザイアの魔法あるでしょ?」
サラ「ええ、あなたそれでイロイロ大変みたいね」
アルム「まぁね……それで、義姉さん達にも確か使える人いたと思うけど、そっちはどうなってるの?」
サラ「それはないわ」
アルム「え?」
サラ「そもそもリザイアに限らず魔法を使うには魔導書を所持している必要があるの。
   流石にアノ時は持っていられないからそれは出来ないわ。
   自身の能力として魔法を行使出来るバレンシア出身者だからこそできる芸当なのよ」
アルム「そ、そうなんだ……」
サラ「仲間が出来なくて残念ね」
アルム「そ、そうじゃないんだ、もしそうなら兄さん達はどうして対応してるか聞きたくて」
サラ「残念だけど今言った通りよ、まぁ仮にそうだとしても、兄様ならひたすら鍛えてるわね」
アルム「そうだよね、ありがとう、答えてくれて、これからも兄さんをよろしくね」
サラ「わかったわ、あなたも頑張ってね、それとEドリンクが無くなったらいつでも言って、農産物と交換で取引するわ」
アルム「ありがとう」

 

サラ「彼にはああ言ったけど面白そうかも………実現すれば、該当するするのはソフィーヤ姉様、それにダークマージになったンン……
   クス、試して見ようかしら、リオン……いえ、この場合はルーテかしらね、相談してみよう」

 

ルーテ「興味深い研究テーマですね」
アスレイ「バレンシア地区の方に、実験協力を依頼して、魔法発動のプロセスを……」
ノール「データ収集用の場所と機材も必要ですよ」
フォルデ「あー……電力事業の方は、スポンサーから出向に来てる連中とどうにか管理すっから、気にせずどーぞ」
ルーテ「ありがとうございます。では、行きますよ」
アスレイ「はい」
ノール「規模が大きくなれば、グラド大学やカダインと共同研究にするのも手ですか」

 

リンダ「共同研究…ね。リザイアは魔導書でなら私も使うけど」
マリク「バレンシアの魔法かあ…箱田版でディル使った事あるよ。僕」
エルレーン「く…な、何から何まで先に行きやがって!負けんぞ!」

 

ルフレ「………」
クロム「………」
ルフレ「今私とリザイアでいやらしい事考えてませんでした?」
クロム「ま、待て!そんな事はない!そんな事は無いからな!!」

 

ロイ「魔導書・・・黒き力・・・蒼・・・ハッ!」
ロイ「第666拘束機関解放、次元干渉虚数法陣展開!
蒼の魔導書(ブレイブルー)k」
クロム・リョウマ「「しねーよw、というよりはそれは俺のものだ」」

 

ルーテ「エルレーンさんが、被験者として協力してくれることになりました」
エルレーン「……俺は……俺はもっと高みを目指さなければならないんだ!」
アスレイ「気合いは充分ですね」
ノール「プライドの高い金髪ウェーブ……ふむ、悪くない題材です」
ルーテ「目標はライナロックです。頑張りましょう」
エルレーン「この際バレンシア式でも良い……エクスカリバーやそれ以上の魔法を修得して、あいつを見返してやる……!」

 

サラ「……当初の『バレンシアのリザイア』って目的を見失っていないかしら?」