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Last-modified: 2017-06-04 (日) 22:09:35

ベルクト「何だと!都市の研究チームがソフィアで調査だと!
     ふん!あんな田舎の何を調べると言うのだ、この都会であるリゲルこそ調査の価値があると言うもの、こちらに来て存分に調べるが良い!」

 

ルーテ「それでは、魔法を発動してください」
ベルクト「ま、魔法!?」
ルーテ「はい、何でも良いのでお願いします」
フェルナン「あ、あの、そう言えば聞いて無かったのですが何の研究をしていらっしゃるのですか?」
アスレイ「はい、他の地区の出身者の方々がバレンシアの方々の様に魔道書や杖を用いず自身で魔法をつかえるように出来ないかと研究しています。
    故に、こちらの魔法発動のプロセスを現在調査しているのです」
リネア「な、成程」
ベルクト「ま、魔法と言うと……頼む、リネア!!」
リネア「仕方ありませんね、わかりました」

 

 機材を設置すると魔女化、この際アスレイとフェルナンは明後日の方を向きノールはベルクト×フェルナンで構想中だった。

 

リネア(魔女)『それでは、まず……ドロー!』
リーフ「な、何!なんか引っ張られて……ってそしたら目の前には何だか凄いお姉さんが!
    まさか、僕をお誘いに、ヒャッホー!!」
リネア『適当に引っ張っちゃったけど何ですかこの人!
    来ないで下さい、エンジェル!!』
ベルクト「リネアに近づくなこの変態が!」つクリムヒルド

 

コノヒトデナシー!!

 

ルーテ「成程、ありがとうございます、それで他に魔法の使える方はいますか?」
ベルクト「……………」
リネア「えーと……」
フェルナン「リゲルは軍事色の強い地区ではあるのですが……そう言えば騎兵アーマー弓兵剣士と……物理職ばかりでしたね」
ルーテ「成程、成果はこれだけですか……」
ベルクト(ろ、露骨にがっかりした顔しやがってこの女……この俺が……こんな屈辱を……)

 

ジュダ「少々お待ちを」
ルーテ「あなたは?」
ジュダ「私はジュダ、偉大なるドーマ様にお仕えする司祭でございます。
    それより、リゲルの魔法と言えば我々にお任せを、ソフィアにはないその力、必ずやお役に立つでしょう」
ベルクト「な、貴様!」
ヌイババ「あらあら、落ち着いて下さいませベルクト様、私達なら、必ずや貴方に栄誉をさしあげられますわ」
ジュダ「丁度ターゲットもおるのう、では早速………出でよ死の使い……デス!」
マーラ「転移……そしてオーラ」
ヘステ「いらっしゃい、我が僕達……メサイア」魔女×8
ジャミル「ドーマ様より授かりしこの力……大地よ、我が声を聞け……メガクエイク!」
ガルシア「これは中々痛いぞ……スライム!」
ミカエラ「下級魔法と侮るなよ……ドーラ!」
ヌイババ「最後は私が、その命、吸い付くしなさい、メデューサ」

 

コノヒトデナシー!!!

 

ルーテ「ありがとうございます、ソフィアの方々にも勝るとも劣らない素晴らしいデータがとれました」
ヌイババ「助けに成れば良かったですわ」
アスレイ「後日調査協力のお礼をさせて頂きます、本日はありがとうございました」
マーラ「研究の成功、祈っています」
ヘステ「頑張って下さいね」
ジュダ「達者でのう」

 

リネア「や、やりましたね、外の地区の方々にソフィアに負けない結果を示せましたよ」
ベルクト「納得いかん!!結局あいつらの独壇場だったじゃないか!」
フェルナン「落ち着いて下さい、はちみつパン用意しますから!ホットミルクもありますよ!」
ベルクト「ぅわーーーん!!!」

 

リーフ「呼ばれてボコられ放置される僕の事も気にかけてよコノヒトデナシー……」

 
 

 後日、届けられた御礼はバッテリー(接続装置込み)であった。
 利用者達は安い電気のある便利な生活、並びに半魔物化している魔女達には漂う匂いが好評であり、定期的な契約をするものが続出した。
 何気にちゃっかりとしていたルーテであった。

 

カムイ「メガクエイクってあれ、龍脈の力使ってません?」
ドーマ「近しい事はしているかもしれんな」

 

フォルデ「研究に行ったはずなのに、営業までこなしてきたのかよ」
ルーテ「女帝婿の方々のおかげで、バッテリーが大量に確保できていたのが大きいですね」
アスレイ「人数が多いですから、それぞれの魔女の好みに合う匂いを調べれば、より契約が取れそうです」
ノール「フェルナン×ベルクト……スライム×ベルクト……いえ、両方描きますか」
ティニー「腐の導きに誘われて」
エポニーヌ「ベルクト総受け本と聞いて」
ターナ「い、今はもうエイリークと幸せになれたけど、新しいネタの話を聞くと、つい」
フォルデ「なんだこのメンツ」