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Last-modified: 2017-05-09 (火) 19:55:51

リオン「ハァ……ハァ……ハァ……」
エイリーク「フゥ……ハァ……とても素敵でした、リオン、ラーチェル」
ラーチェル「わたくしもですわ、2人とも」
リオン「ご、ごめん……僕……」
ラーチェル「気にすることはありませんわ、それに、以前よりもずっともっていますわよ」
エイリーク「そうです、それに、リオンの愛、とても感じてますから」
リオン「でも……」
ラーチェル「気にしすぎてはダメですわ、もし貴方がダメだと感じたなら、さらに努力をすればいいではありませんか」
エイリーク「私は、貴方を応援しています」
リオン「ありがとう……そうだね、僕、これからも頑張るよ」
ラーチェル「ええ、2人とも、今日はお休みなさいな、後はわたくしがしておきますわ」
エイリーク「そんな、でも……」
ラーチェル「大丈夫ですわ、後始末と言ってもすぐに終わります。
      お2人はゆっくりお休みなさい」
エイリーク「そうですか……それでは御言葉に甘えます」
リオン「ごめんね……おやすみ……」

 

 2人が寝たのを確認すると立ちあがり、部屋のクローゼットをあける。そして中に向かって

 

ラーチェル「いかがでした、わたくし達の愛の時間は」
ターナ「/////////」
ラーチェル「ふふ、流石に真っ赤ですわね、こちらに来ていただける?」
ターナ「………」コクコク

 

 部屋を移動する、その間にラーチェルはガウンを羽織い、2人とも水を飲んだ。

 

ラーチェル「改めて聞きますが、いかがでした?」
ターナ「と、とっても、凄かった……あのエイリークが、あんな……」
ラーチェル「ふふふ、あれが『ルネスの優王女』『理想のお姉様』と呼ばれる彼女のもう1つの貌ですわ」
ターナ「それにリオンも……正直あんな逞しいイメージ無かった……」
ラーチェル「それは彼の努力の成果ですわ、私達と結ばれて以降、必死で鍛えていましたもの」
ターナ「物凄かった……でも、皆、綺麗だったわ……」
ラーチェル「……………」
ターナ「エイリークは2人と愛し合いたいと一生懸命だったしリオンも全力だった。
    ラーチェルもそんな2人を助けつつ愛する姿はとても綺麗だったわ」
ラーチェル「わたくしの事も、見てくれてたのですね」
ターナ「ええ、始めはただ前に踏み出したいと思ってた。
    だけど、これを見て思ったの、私もこの中に入りたいって……
    改めてお願いするわ、私も貴女達と共に行きたい、どうかお願い!」
ラーチェル「ターナ……私自身は歓迎ですわ、でも、やはり全員の意志が大切です。
      エイリークとリオンにも、ちゃんとお話してくださいまし」
ターナ「ええ、解ったわ、しっかりと、話をする」
ラーチェル「貴女の決意を嬉しく思いますわ、貴女と愛し合えるとき、楽しみにしております」

 
 

エイリーク「少し、よろしいでしょうか?」
カムイ「うんいーよ。どうしたの?」
エイリーク「実は……いつの間にかクラスが『女王』になっていて……」
カムイ「飛び級!? さすがお姉ちゃん! おめでとう!」
エイリーク「あ、はい、ありがとう、ございます?」
カムイ「やっぱり、女公から女王への昇格条件は、愛の深さかー。
    お姉ちゃんなら、その点はバッチリだもんね」
エイリーク「ええっと……そもそも、『女王』というのが何なのか、が……」
カムイ「うん! まっかせて! この道の先輩として、しっかりレクチャーするよ!」

 

サレフ「もはや忘れられた我々も入れてもらうべきなのだろうか…」
ゼト「私はナターシャと言う場合もあるけどその場合でもヨシュアがライバルになる件」

 

クレア「あ…あ…あ…後から来た者に抜かれるだなんて…わ、わたくしっ、あなたには負けません事よ!」(涙目)
エイリーク「は…はい?…え、ええ…お手柔らかに」
クレア「あなたにあってわたくしに無い物…それがクラスチェンジの条件ですわね…それは…」
カムイ(うんうん、よく考えてみよう。頑張れ)
クレア「百合!……な、なんてことでしょう…わたくし女の子には別に興味がございません……アルムクラスで影の薄い女の子なら…い、いえ…しかし…」
リリーナ「……ふ…私もね。だいぶ悩みもしたのよ。こうなるまで…頑張りなさい」