ティアモ「クロム様、お弁当をどうぞ」
クロム「ああ、いつもありがとう」
ティアモ「いえ、好きでやっていますので。
昨夜は油物が多かったようなので、さっぱりめのメニューにしました」
クロム「そうなのか、それは助かるな」
ティアモ「では失礼します、クロム様」
クロム「昔のティアモは俺を前にすると焦っていたようだが、ようやく治ったみたいだな。
……ん? これはノート? ティアモが忘れていったのか。
別にやましい魂胆はないが、一応中を検めるか」ペラ
『クロム様愛しています。クロム様愛しています。クロム様愛しています。クロム様愛して(ry』
クロム「……」パタン
クロム「見なかったことにしよう」
ティアモ「ごめんなさいクロム様。この辺りでノートを見かけませんでしたか?」
クロム「────っ!? こ、これのことか? さっき拾ったんだ」
ティアモ「あっ! それです。ありがとうございます、クロム様。今度こそ失礼します」
クロム「……アルムの言っていたエフィの病みは、アレのことなのか……」