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Last-modified: 2017-06-19 (月) 22:09:06

やりたい事、打ち込める事、目標。
リーフは思い悩んだ。数日思い悩んだ。元はモテたいという動機だが考える事は悪くない。
そして……

 
 

職員室

 

リーフ「ヒノカ先生!」
ヒノカ「なんだ?」
リーフ「部活を作りたいんです。僕も…やってみたい事を見つけました」
ヒノカ(…両目に炎が燃えている…な。これは…よい傾向かも知れない。
    少年たるもの熱くあるべきだ)
   「そうか…わかった。申請してみろ。人数の少ない内は同好会という事になるが。
    なんにでも一生懸命になっていればやがて同じことを好きな仲間も集まるだろう。
    顧問には私がなってもいい」
リーフ「ありがとうございます!さっそく申請します!」
ヒノカ「ああ、それでなんの部活なんだ?」
リーフ「エロゲ制作部です!僕のいやらしい情念を全力でぶつければどんな喪男だって満足させる自家発電の最高の友ができるんじゃないかって。
    僕は…僕は…僕の頭の中の妄想を形にして自分で見てみたい!
    ありがとう先生。文化祭までにグレイトでうへへな良作作って発表するのを目標に頑張ります!
    先生って貧乳ですけど面倒見よくっていい先生なんですね!」

 

…三秒後、却下されたあげくにフルボッコになるリーフの姿があった。

 

中学校でエロゲ部など許されるはずもなく却下されてしまったが情熱は衰えない。
SOS団。隣人部など部活物ラノベのノリでリーフは勝手にこっそり課外活動を開始した。
学校の倉庫の片隅で…

 

そして最初の仲間がやってきた。

 

ナンナ「販路の開拓お任せです。ノディオンのコネ使います」
リーフ「うわあっ!?僕のエロゲを邪魔しに来たのかい!?」
ナンナ「否、否否、もう人の好きなものを否定はしません。ただあなたの変態道を私も共に歩ませてください。
    巨乳に鼻血を流し、おねいさんにハアハアし、マッハの衣装に夢を見る。そんなあなたのようになりたい」
リーフ「僕みたいになったらおしまいだと思うんだ。落ち着いてよく考えよう」

 

第二の仲間がやってきた。

 

ティニー「絵ならお任せを。立派なBLエロゲ作りましょうハァハァ」
リーフ「結構です。謹んでお断りします」

 

第一の敵がやってきた。

 

ミランダ「校内で何晒しとんじゃボケ!風紀委員の査察よ手入れよ!全部燃やしたる!」
リーフ「コノヒトデナシー」

 

リーフ「貧乳はノーサンクス(僕にはナンナ達は過ぎ足るものだよ)」
リーフ「カミラさん、凄い爆乳ですね。揉ませてくれませんか?(今日もお美しいですね。僕と食事に行きませんか?)」