62-163

Last-modified: 2017-06-21 (水) 19:41:38

サラ「これが……」
ルーテ「はい、ご依頼の品である、杖や魔道書を用いず魔法を行使するためのアイテム『封魔の指輪』です」
サラ「これをどうするの?」
ルーテ「これに魔力を込め、対象の杖や魔道書に触れさせるとその魔法を吸収します。そして指に嵌めるとその魔法を行使出来るのです」
サラ「中々簡単ね」
ルーテ「私、優秀ですから……ですがこれはプロトタイプの為制約が多いのですが」
サラ「制約?」
ルーテ「はい、この指輪に一度に入れられるのは1種類、10回分迄、そして対象の魔法を行使出来る人しか魔法を使えません」
サラ「成程、例えライブを入れても魔道士では撃てないし、ファイアーを入れてもシスターは使えないのね」
ルーテ「そういうことです」
サラ「意外ね、この様な状態で渡すなんて」
ルーテ「私の今の目標は他の地区の方がバレンシアの方のように己の力で魔法を行使出来るようにすることですが。
    そうするとサラさんからの依頼を果たすのがかなり遅くなってしまいそうでしたので、これを仕上げました」
サラ「成程ね、でも急造でこれだけできるなら凄いわ」
ルーテ「今現在の目標としてはこれを改良し封入する魔法の種類、回数を増やし、制約なく放てる様にすることです。
    完成したら真っ先にお渡しするつもりです。取り敢えず2つ造りましたのでお渡ししますね」
サラ「ありがとう、楽しみにしているわ、それに、今の目的ならこれで十分だし、今後も応援するわ」
ルーテ「ありがとうございます」

 
 

そしてその夜……

 

エフラム「はぁ……はぁ……」
ソフィーヤ「ん……くぉ………//////」
ンン(ダークマージ)「ん……くっ………これは……」
サラ「端から見てただけでも、これは凄いわ……」
エリーゼ「お、お兄ちゃん、2人とも、大丈夫?」
エフラム「あ、ああ……何とかな」
ソフィーヤ「私も……むしろ凄く……満たされ、ました……」
ンン「私も平気なのですよ、でもこれは……予想以上なのです」
ノノ「2人とも良いな〜、ノノも次はマリッジプルフでダークマージになろう」
ベロア「私も……」
サクラ「はわゎ……その……私も……」
ミルラ「さ………3人がなったら流石にお兄ちゃんも危ないのでは……」
エフラム「だ、大丈夫だ……例え誰でも、受け止めてみせる」
イドゥン「無理……しないで、下さい……今日は、眠って」ヒザマクラ
アクア「私も、癒しの歌を歌うわ」
エフラム「ありがとう、今日は眠らせて貰おう……そしたら更に鍛えて……必ず………」
ファ「お兄ちゃん、ねちゃった?」
アメリア「みたいだね、師匠も疲れてるし、私達も休もうか」
ファ「うん!」
セツナ「おやすみ……なさい」

 

サラ「で、どうだったのかしら?」
ンン「え、えーと……」
ソフィーヤ「す……凄かったです……使う度に、暖かいものが入ってきて、力が湧きました//////」
ンン「結構はっきりと言うですね……」
サラ「指輪の効果自体は成功ね、それに2人に愛されながら私達にも……流石兄様だわ」
大人チキ「お兄ちゃん、例え何があっても、鍛えるのを止めなかったからね」
サラ「今後はそれぞれ交代で効果を確認しましょう、そのときはダークマージになってね」
ミルラ「は、はい!」
サラ「後はできるだけ魔力を鍛えた方が良いかもね、魔法を使う都合上、効果が出ると思うわ、現にンンよりソフィーヤ姉様の方が、効いてるみたいだったし」
ンン「まさかの追い討ちなのです。そこまでしたらエフラムさん持たないんじゃ……」
サラ「大丈夫よ、私達の兄様だもの、必ず鍛えて、受け止めてくれるわ」
ンン「謎の信頼感……と云いたいけど私もそうできそうと思ってしまったのですよ」
ソフィーヤ「くぉ……」
サラ「さて、私達も休みましょう、他のみんなも寝たわ」
ンン「そうさせて、貰うの……です」
ソフィーヤ「おやすみ……なさい」
サラ「おやすみなさい、兄様、みんな、良い夢を」

 

アルム「複数のリザイア……エフィまで聖女になったら、間違いなく枯れるよ、僕」
セーバー「魔戦士でもねぇのに、三傑ってのは規格外にもほどがあるな」
ジーク「同感だ」

 
 

ルーテ「試作型の量産ですか? 可能ですよ」
サラ「そう。なら、覚醒if組と、あとは闇魔法の適性(バグ)があるミルラとアメリアの分をお願い。
   ソフィーヤ姉様とンンには、今回のをそのまま使ってもらうわ」
ルーテ「サラさんも、光魔法のレベルを上げれば、リザイアできるじゃないですか」
サラ「……そうね……じゃあ、追加で1つ」

 
 

エフラム「……兄上、訓練に付き合っていただきたい」
アイク「分かった。加減はせん」
エフラム「望むところだ」

 

リーフ「闇魔法でそっちが強くなる…だと…こんだけ器用貧乏にいろいろ使えるのにどうして僕は闇魔法だけ使えないんだ!?」
クロム「男は絞られる方だしこちらがリザイア側になるとエポエポ入るかもわからんぞ。それにもともとスタミナ∞だからいいだろ。その前にどうせ喪だけどな」

 

イシュタル「ユリウス様!闇魔法の頂点といえば貴方です…その…まさか…」
ユリウス「OK、何を言いたいかはわかってる。僕、絞ったりしないからな。セリスは男セリスは男、よし、今日の分は唱えた。ちゃんと意識した…と」

 

リザイア適正
リーフ△ 闇魔法は使えない。馬に乗っても武器レベル不足で光リザイアは使えない。大地の剣を使えば可能。
セリス△ 魔法が使えないが、剣は使えるので大地の剣を使えば可能。
イシュタル× 光リザイアは武器レベル不足でNG。闇魔法は使えず、剣も持てないので無理。
フォレオ○ ダークマージ素質があるのでそれになれば闇リザイアが使える。

 

イシュタル…

 

リーフ「ちょっと待ってよ!? この表じゃ僕がまるでユリウスの嫁候補みたいじゃないか!
    僕にソッチの趣味は無いってば。むしろ僕にはユリウスがわからないよ。イシュタルさんみたいな巨乳のおねいさんが×もらって、
    そしていくら可愛くってもフォレオやセリスみたいな貧乳の方がいいだなんて…
    よし、ユリウスにフラれて傷心のイシュタルさんは僕が慰めてくる。ハァハァ」

 

ユリウス「葉っぱ、雑草掃除だ」つエルファイアー
アッチィー