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Last-modified: 2017-06-23 (金) 22:10:26

ユズ「ガロン様、ただいま、帰還致しました」
エマ「長い間職務を空けて仕舞い、申し訳ありませんでした」
ガロン「いや、バレンシア地区で遭難したと聞いている、無事に帰ってきて良かったが、体に障りは無いか?」
ユズ「ご心配おかけ致しました、今は何の問題もございません」
エマ「帰還してからゆっくり休ませて頂きましたから、ありがとうございます。
   今後はまた、白暗夜家家臣としての職務を頑張ります」
ガロン「ああ、2人とも、よろしく頼む。
    しかしユズ、1つ聞きたいのだが、何故お前はミラ教の神官の服を着ておるのだ?」
ユズ「はい、遭難してしまい食糧も尽き、もう駄目かと覚悟したところ親切なミラ教の信者の方にお救い頂き生き永らえたのです。
  私はミラ様の慈悲に感動しその教えを直に受けたいとミラ教に入信致しました」
ガロン「そうか、まぁ白暗夜では宗教には非常に寛容故そこは何も言わぬ、だがそれで騒ぐものもいるため気を付けよ」
エマ「オボロさん、相変わらずなんですね」ニガワライ
ガロン「取り敢えずお前達を助けてくれた恩人に礼をせねばならんな、名前はわかるか?」
ユズ「はい、セリカ様という御方です」
ガロン「セリカ?……まさか義息アイクとエフラムの?」
エマ「御存知なのですか?」
ガロン「会ったことはないが心当たりはある、後で確認しよう、それでその人物がそうなら、此方からも礼をしておく」
ユズ「ありがとうございます」

 

シェイド「あら、レオン様、ごきげんよう」
レオン「ゲッ!シェイド!いつ戻って来たんだよ!休暇中だって聞いたぞ!?」
シェイド「少し前ですわ、体も休まりましたし、また職務に入りたいと思います」
レオン「そ、そうかい……」
リン「ちょっと、お坊っちゃま!剣の訓練の途中なのに………て、誰………ですか?」
シェイド「あら、見慣れない子ね」
リン「え、えーと……私はここで働かせて、もらってます、リンと言います」
シェイド「ああ、貴女がガロン様の言ってた新人の子ね。
     私はシェイド、白暗夜家の家臣の1人で御子様方の家庭教師も努めているわ」
リン「か、家庭教師……ですか?」
シェイド「ええ、こちらのレオン様も教え子よ。
     これ迄もイ・ロ・イ・ロと、教えて来たわ」腕を取り胸の谷間に押し付ける
レオン「ちょっ!いきなり何を!」
リン「〜〜〜!そうですか、素敵な先生がいて、良かったですね!私は仕事があるので戻ります!」ダッ
レオン「お、おい!ちょっと待てよ!!」追いかける

 

シェイド「あらあら、中々可愛らしいわね」
カミラ「あまりからかってはダメよ」
シェイド「あらカミラ様、ごきげんよう」
カミラ「ごきげんよう、シェイド、大変だったみたいね、大丈夫?」
シェイド「お気遣いありがとうございます、また一生懸命職務に励みますわ」
カミラ「よろしくね、それとさっきもいったけど、あまりあの2人をからかわないであげて、2人とも純情だから」
シェイド「あら、そんなこと言われるなんて、ひょっとしてカミラ様のお気にいりですか?」
カミラ「ええそうよ、元気で引っ張ってくれる強さがあるからレオンのお相手にはふさわしいと思っているわ。
    勿論、ソッチの方でもね、ただあの子がその気がないから、手は出さないけど」
シェイド「あらあら、でも承知致しましたわ、今後も対応に注意致します」
カミラ「お願いね、それでシェイド、その服、確かバレンシアのミラ教の聖女の服よね、貴女そんなに信心深かったかしら?」
シェイド「いいえ、宗教に入れ込むなら研究に勤しみますわ」
カミラ「そうね、貴女基本研究者気質だものね、なら何故?」
シェイド「今バレンシアで話題の『聖女のリザイア』を会得、研究するためですわ」
カミラ「成程、それで、上手く行ったの?」
シェイド「ええ、上手く会得できました、早速試したいのですが……それでランドに声をかけたら、逃げられてしまって……」
シェイド「あらあら……」
シェイド「まぁ私もできればソチラの強い方で試したいと思ったので、希望するお相手というとこちらの辺りなのですが」つ 覇王と神将の写真
カミラ「あら、この2人は……」
シェイド「御存知なのですか?」
カミラ「知ってるも何も妹達の旦那様、つまりは義弟だもの」
シェイド「あらあらまあまあ、なら話すことはできますの?」
カミラ「連絡は取れるわ……でもねぇ」
シェイド「何か問題が?」
カミラ「貴女も知っての通りこの2人はお嫁さんが何人もいる、そしてその全員が上手く行ってるわ。
    それはお嫁さん同士のつながりが強いからなのよ」
シェイド「つまり外から入りこめないと?」
カミラ「入るのはできるわ、でもそれは本気の愛情を示した時のみ、遊び、興味では入ることが許されないの」
シェイド「本気……」
カミラ「以前にも、遊び半分でちょっかいかけた子が酷いお仕置きをされたと聞いたことがあるわ。
    だから彼らに手を出すなら、よく考えてしなさい」
シェイド「解りました、忠告感謝しますわ」
カミラ「改めて、これからもよろしくね」
シェイド「よろしくお願いいたします」

 

マリア「くっ……古傷が……!」
ユミナ「心の傷的な意味で?」

 

ガロン「我が家臣も我が子同然。望むのであれば場を設けよう」
ミコト「そして早く孫、ですわね」
シェンメイ「ブレないわぁ……」

 

リーフ「シェイドさん!
    リザイアを試したいなら、スタミナ無限の僕と是非ブバァァァァァ!!」
マルス「妄想だけでそんな鼻血噴いてる内は無理だってば」