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Last-modified: 2017-07-08 (土) 21:45:39

復讐のAKJ第一弾…?

 

リーフ「そ…そんな…パオラさんまでもが……ミネルバさん!寂しがらないで!あなたの葉っぱが今行き…」
ジェミー「待った。あんたはサー。葉子ちゃんになんの。さーんざん好き勝手しやがって。もーなんもできなくしてあげるヨ。キャハ☆」
リーフ「は…はぁ?何を言って…」
ジェミー「アンタのためにサ。農家からギッてきてあげたよ。う・し・の・きょ・せ・い・き…こいつで汚いポークピッツブチ切ってあげちゃうよ♪」
リーフ「ぎゃあああああ!?し、信じられない!漫画の悪役クラスの残虐さ!鬼!悪魔!鬼畜!君には人の心がないのかー!?」
ジェミー「くくく、くくくく、キャハハハハハッ♪そーでーす悪役でーすっ外道でーすっそのビビり顔が見たかったんだよおおっ!」
リーフ「君のはシャレにならないんだよおおお!?」ダッ
ジェミー「逃がすかバカッ!」ダッ
リーフ「植物属奥義胞子吹雪っ、ブハー!!!くしゃみ鼻水涙不快度MAXの苦しみくらえ!その隙に逃げるし!」
ジェミー「エルウインド十倍スペシャルゥゥ!吹っ飛べ!!!」
リーフ「あっ!僕の胞子がブチ撒かれた!あちこちの植物や畑が受粉して葉っぱ属になってしまう!」
ジェミー「知るかボケ!大人しく…」
リーフ「あっ、ジードさんがあそこでティーエに『美人は殺せねえよー』とか言って鼻の下伸ばしてる」
ジェミー「えっ!?うそマジどこ!?あの雌猫ブチ殺……って、いねーしっ!?騙されたっ!?」

 

リーフ「ふう…危ないとこだった…次はこの手使えないなあ…」

 
 

アルム「……飼牛の去勢器が無くなってる上に風に乗って変な胞子が飛んできて畑の作物が次々受粉しリーフニンジンやリーフオレンジに生まれ変わっていくんだけど…」
ジャンヌ「…生命力はやたら高いですけど味がすっごい安物臭くて…なんでしょうか。あまりお金の無い方方向けの作物というか…」

 

アルム「ギースのとこの砂漠の緑化にいい…かも知れないけど…でも味はどうも微妙なんだよね…」
シルク「し、試食しようとしてみましたが…無理です…ああ…地の恵みなのに…ごめんなさい…」
クリフ「え、そう?微妙に不味いけど食べられないってほどじゃないけど」
ロビン「俺も。あえて食いたくはないけど出されればまあ食うかくらいの感じだけどな」
デューテ「うえっぷ…ゲロまず〜…ボクこれきらーい!」
リュート「好き嫌いはいかんぞ。もぐもぐ」
マチルダ「す、すまん。口に入れる前から嫌悪感が…」
エフィ「アルムのためなら腐った生ゴミだって食べてみせるよ」
アルム「エフィがお腹を壊す方が悲しいからそんなことしなくていいって」
ジャンヌ「……味付け次第でどうにかできないものでしょうか…」

 

アルム「女子に大不評だ……さすがリーフ…市場向けじゃないけど大飢饉とか旱魃とかの対策作物としてなら価値はあるのかな…」

 

アルム「結局、駆除か…」
セリカ「このアイク兄さんの血液を薄めた駆除剤噴霧で」プシュー

 

バァンッ!!ババアンッ!!ボッカーン!!
コノヒトデナシー!

 

アルム「すごい…次々爆発して花火みたいだ」
セリカ「その身に余る力を取り込んで耐えられなくなったのね」
アルム「作るの苦労したんだよこれ。採血に注射針折れるまで力入れても刺さらなくて女神の加護かけてもらったし」

 

ロビン「お前らの兄さんは何者なんだよ…」