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Last-modified: 2017-07-08 (土) 22:14:52

カムイ「……クレア」
クレア「な、ななななんですのカムイ姉様!?」
カムイ「うん、単刀直入に聞くね。ヘタレた?」
クレア「言いがかりですわ! デューテには好きだと伝えましたもの!」
カムイ「それで?」
クレア「…………えーっと……」
カムイ「んで?」
クレア「……『ボクも好きだよー』と、無邪気な笑顔で……」
カムイ「そして、完璧に友達としか認識されていないことを思い知って、笑顔と『好き』発言に理性が千切れかけて、無理矢理襲いそうな自分を抑えるために逃げ出した、と」
クレア「…………ソノトオリデスワ」
カムイ「……ハァ……どーしたもんかなー」
クレア「自制するために極力触れ合わないようにしているせいで……デューテ分が……デューテニウムが足りませんわ……」
カムイ「サラちゃんと、サナキお義姉ちゃんと、マリアちゃん。
    義姉妹3人に相談して、デューテちゃん側の意識を変えていくのが近道だけど……」
クレア「うぅ……ぅぁー……」
カムイ「……もう少し、様子を見ようかな」

 

愛情か、欲望か、友情か
クレアの女王への道は続く

 

アルム「絆だよ。僕たちの絆の強さだよ。僕たちに勝てるかなみんな」
セリカ「私たちの絆は最強よ。インファナルクリアできるはずがないわ」
アルム「ふふふ、必殺発動100%の頃から僕らのタッグは最高だねセリカ」
セリカ「ええ、そうよ。私たちのつながりの深さは何物にも破れないわ」
アルム「セリカ…ちゅっ」
セリカ「アルム…んっ…」

 

ジャンヌ「前の一件から二人はすっかり深い深いキスにはまってしまいました。始めると何分もしてるんですよねえ。舌までからめて…」
エフィ「ティルフィング飛んでくる時と来ない時があるんだよね。シグルド義兄さん葛藤してるみたい」
シルク「そろそろ私たちも混ざってセリカさんを目いっぱい可愛がってあげましょう」

 

シグルド「ウゴゴゴゴ……親愛……まだ親愛……情愛では、な、い……!」

 

カムイ「はーもー、クレアは本当モダモダするなぁ。話してて肩こっちゃう……。
    ……あ! エフラムお兄ちゃん!」
エフラム「どうした? ……む、肩こりか?」
カムイ「パッと見ただけで診断する眼力は置いといて、マッサージお願いしていい?」
エフラム「分かった。うつぶせになってくれ」
カムイ「うん! よろしく! ついでに、腰回りと太ももも!」
エフラム「ああ」
カムイ「ちょっとくらいならお尻とか胸とか触っていいよ?」
エフラム「馬鹿な冗談を言うならやめるぞ?」
カムイ「あはは、ごめんごめん」

 

シグルド「親愛……こっちもしんあい……まだせーふ……」
ラケシス「とりあえず、ティルフィングを放してください。スリープがかけられません」

 

マリア「デューテにクレアさんを意識させるって言っても…」
サナキ「どうしたものかのぅ…」
サラ「私にいい考えがあるわ」

 

サラ「ごめんなさいデューテ、せっかく遊びに来てくれたのに…」
デューテ「いいっていいって、よくわかんないけどサラがいそがしいのはボクも知ってるから」
サラ「ありがとう。私の分のケーキもあげるわ、あと本棚の本も好きに読んでいいわよ」
デューテ「おっけー」
デューテ「さーて、どんなのがあるかなーっと…」
『戦姫絶唱シン●ォギア(コミカライズ)』
『緋弾の●リアAA』
『悪魔のリ●ル』
『落花●水』
『ゆ●ゆり』
『大室●』
『桜t●ick』
『総合タ●ーリシチ』
『星川銀座●丁目』
『あの娘にキ●と白百合を』
『エ●スさんとホテイさん』
『Cit●us』
『少●セクト』

 

サラ(ふふ…デューテの興味がありそうなバトル物に百合のエッセンスが加わった作品から、段々とガチ百合物にシフトしていく作戦、上手くいったようね)
サナキ(顔真っ赤にしながらも食い入るように読んでおるのう)
マリア(あとは次のカムイさんたちにおまかせだね)
サラ(ちなみに成人指定作品はちゃんと大人に買ってきて貰ったから無問題よ)
マリア(百合エロマンガをレジに持っていかさせれたセイラムさんの心境やいかに)

 

〜帰り道〜
デューテ(う〜///、なんかサラん家にあったマンガ、女の子同士がイチャイチャしてるのばっかりだったけど、都会だとあーゆーのが流行ってるのかな?///…って、アレ?)

 

フローラ「カムイ様、今晩の夕飯は何がいいですか?」
カム子「んーとねー、フローラ!」
フローラ「な!///何を突然言い出すんですか!?///」
カム子「フローラ、ここ往来だよ」
フローラ「っっっっ!!///」

 

ベルカ「…私には…こんなフリフリな服は…似合わないと///」
カミラ「あら、私が愛する貴女のために選んだ服が、似合わないわけ無いでしょう」アゴクイ
ベルカ「ッ!?///」バッ
ルーナ「おっと逃がさないわよ。今日はベルカの可愛い姿、思う存分堪能させて貰うんだから」
ベルカ「かっ、勘弁して…///」

 

カム男「駄目だよゼロ、こんな所で…」
ゼロ「おいおいカムイ様は俺の物なんだろう、だのに俺の愛を受け入れてくれないのかい?」
カム男「ゼロのものだからこそ、こんな蕩けた顔はゼロ以外に晒したくないんだよ///」
ゼロ「……ああ駄目だ、今ので俺の中のケダモノが目を覚ましちまった」

 

ラドネイ「…いきなりご飯奢るなんて、どんな魂胆ですか?」
ヘザー「こないだの部活の交流試合で頑張ったご褒美よ、変な下心なんて無いわ」
ラドネイ「は、どうだか」
ヘザー「…そうね、貴女には散々迷惑かけたものね。そう思われても仕方無いわね」ニコ…
ラドネイ「!?…ま、まあそこまで言うなら奢らせてあげてもいいですけど!?(何今の切な気な微笑み!相手はあのヘザーさんなのよ、何ドキっとしてるの私!?)」

 

デューテ(どこもかしこも女同士男同士でイチャイチャしてるー!!?)ガビーン
デューテ(えなに、本当に都会だと一般的なの!!?///)

 

クレア「あら、デューテ!」
デューテ「ひゃいい!?クレア!?」
クレア「こっちに来るなんて珍しいですわね」
デューテ「う、うん。ちょっと友達の家に…」
クレア「ちょうどいいですわ、前からデューテと一緒に行きたかったお店が有りますの!」手ギュウ
デューテ「!?」
クレア「さあこっちですわ!」
クレア「ま、まってよクレア!」

 

クレア「美味しいでしょう、ここのクレープ」mgmg
デューテ「ウンソウダネ(うう〜///、さっき手を繋いだ時もそうだけど、肩寄せあうくらいいつもしてるのに、なんか意識しちゃうよぉ///)」mgmg
クレア「あら?ほっぺにクリームがついていますわよ」
デューテ「へ?」

 

ペロリ

 

デューテ「」
クレア「苺クリームも美味しいですわね」
デューテ「」
デューテ「!!!!!!????////////」

 
 
 

クレア「またいつでいらしてくださいねー」
デューテ「ウンマタネー//////////////」フラフラ

 

クレア「…」
クレア「…」
クレア「〜〜〜〜〜〜ッッッッッ!!!//////(声にならない叫び)」ゴロゴロ
カム子「はーいお疲れさまー、よく我慢できたねー偉いよー」
クレア「昨晩愛するロビンを手にいれるために徹夜で戦禍を回したのが功を奏しましたわ。体調が万全でしたら確実に押し倒していましたもの…」ゼエゼエ
リリーナ「あの様子だと素養はあるみたいね。楔も打ったし、あとは本当にクレア自身の頑張り次第よ」
クレア「ええ、皆さんにここまでお膳立てしていただきましたもの、絶対にいい知らせをお伝えしますわ!」

 

先輩たちから熱いエールを貰ったクレアは、無事にデューテをハーレムに迎え入れることは出来るのか?
待て次回!!

 

リュート「先日、都会の友達の家に遊びに行って以来、デューテの様子がおかしい」
アルム「えーっと……デューテも女の子だし、僕たちには分からないことも、色々あるんじゃないかな?」
リュート「……それもそうか……兄としては少々寂しくもあるが、これも成長、なのだろうか」
アルム(カムイ姉さんたちが何か動いているらしいけど、余計な口出ししない方がいいんだろうなぁ……)

 
 

ロビン「なあ」
グレイ「なんだよ?」
ロビン「デューテがクレアに嫁入りした場合、俺たちとの時に一緒に、とかなんのかな?」
グレイ「いや、さすがに、デューテの目の前で盛り上がれって言われても、無理だぞ俺」
ロビン「そりゃ俺だってそうだけどよ」
グレイ「クレアも、デューテのソウイウ姿を男に見せるのは嫌がるだろうし。
    俺らとの時とは別に、クレアとデューテの2人だけで、とかじゃねーの?」
ロビン「そうなると、俺たちが呼ばれる回数は、単純計算で今までの半分、か」
グレイ「ある程度、初めっから分かってたことだろ?
    精々、他の相手のとこばっか行かれないように、頑張るくらいしかできねーよ」
ロビン「俺、まだお前みたいに割り切れてないのかな……」