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Last-modified: 2017-07-22 (土) 02:17:55

エリンシア「いよいよ世間も夏休みに突入ですわね」
ミカヤ「そうね〜」
エリンシア「普段学校に行ってる子達が家にいるようになって、賑やかになるかしら?
      今年はお嫁さん達のいる子達も多いし」
ミカヤ「そうでも無いみたいよ?」
エリンシア「そうなのですか?」
ミカヤ「既に社会人のクロム以上は勿論、下の子達も大体は嫁婿のみんなへのサービスの為の外出に。
    それぞれエフラムは資金稼ぎの為のアルバイト、ヘクトルは次の場所に巡業やイベント、エリウッドやエイリークは夏期講習、加えてエイリークは楽団のイベントね。
    カムイも夏セール故の書入れ時、リンは白暗夜家の方へ仕事、マルスも色々稼いでお嫁さん達と、セリスはアルバイトに力をいれ、アルムは農業に精をだし、セリカも手伝ったりミラ教の方へ行ったり。
    ロイも友達と遊んだり趣味のバイクで出掛けたりと割りと外で過ごす予定が引っ切り無しらしいわ」
エリンシア「あらあら、ですがここで気になるのは夏休みの宿題ですが。
      8月末日に困ることはないのでしょうか?」
ミカヤ「あれを見て」

 

エフラム「リオン、この問題なのだが」
リオン「ああ、ここはね、この公式に当てはめて」
エフラム「成程、すまんな」
リオン「良いんだよ、夏休み楽しむ為にも、頑張ろう」
セツナ「エイリークさん……ここの問題ですが……」
エイリーク「ああ、これはこの文法が適用されますのでこの文の作り方で……」
セツナ「ありがとう……」
ラーチェル「あら、ここは少し間違っていますわ、初歩的なケアレスミスですわね」
セツナ「あ……うっかり……」

 

エリンシア「あらあら」
ミカヤ「義兄弟姉妹も含めたらかなり人数が増えたから、同年代で集まって早い段階でしっかり済ませることにしたみたい。
    それに嫁のいる子達からすれば後で焦る情けない姿は見せたくないみたいみたいだからね。
    他にも中学生同士、小学生同士で集まっているみたい」
エリンシア「これなら今年の夏は安心でしょうか?」
ミカヤ「……ところでエリンシアの方はどうなの?」
エリンシア「えと……そのー……海は既に行ってるので、森でキャンプとか白夜相撲観戦とか、色々お誘い頂いています……///」
ミカヤ「あら、それは良かったわね、私の事は気にしなくていいから、楽しんでいらっしゃい」
エリンシア「ありがとうございます、お姉様………ところで、あと1人名前の出てない子なのですが……」
ミカヤ「………流石に解るわよね……うん、あの3人を放って今日も(無駄な)ナンパよ」
エリンシア「あらー………」
ミカヤ「おまけに今年は周りの変化もあって焦ってるようで、朝から飛び出していったわ」
エリンシア「まさか、今年の枠になってしまうのでしょうか?」
ミカヤ「何だかんだで要領の良い子だから意外と何とかする……と思いたいのだけどね」
エリンシア「そうですね、それはともかく、今年の夏もみんな充実して過ごして欲しいですわ」
ミカヤ「それが一番ね」