62-514

Last-modified: 2017-08-02 (水) 21:27:53

ナンナ「こ、これはいけません!リーフ様が……魔物に目覚めるかも!」
ミランダ「……はぁ?」
ナンナ「だからですよ!魔物にペロられる快感に目覚めるかもって言ってるんです!」
ミランダ「…んなわけないでしょ…いくらリーフだって…」
ナンナ「ミランダはリーフ様の変態っぷりを低く見積もりすぎてます!私にはわかります。あの方は変態オブ変態。紋章町の変態の王!
     どんな斜め上の覚醒をしてくれるか……」
ティニー「ジェミーさんが浚った魔物は雄だったようです」
ナンナ「よ…よかった。雌だったらまず目覚めていました…」
ミランダ「けだものごときの雄雌にまで反応するはずが…で、でもナンナが言い切るとちょっと心配になるじゃないの…」

 

リーフ「ひ…酷すぎる……ナンナたちの制裁もきついけどジェミーのは群を抜いて残虐だ…」
クロム「そりゃもともと非道な敵キャラだからな」
リーフ「だいたいなんで僕がこんな目に合わされるのさ!理不尽だよ!」
ロイ「間違いなく最悪の初対面が原因じゃないかな」
リン「話には聞いたけどそんな初対面だったら私だってあんたをシバくわ」
リーフ「もう充分でしょおお!…ナンナたちのはまだ我慢できるけど、あそこまでされるいわれはないはずだよ…
    だんだん腹が立ってきた…だいたい!ジェミーの方が僕より散々悪い事してるじゃないか!
    過去ネタみてもAKJ過激派の悪行は言う間でも無く、僕にもこの仕打ち。ヲルトからカツあげもしてたし…
    今回だってルーテさんとこの魔物浚ったし、前もアルムの農機具盗んだとんでもない奴だよ!
    正義の主人公として、むしろ僕がジェミーを制裁してやるー!」
リン「ちょっと、何する気なのよ」
クロム「ま…まさか!?植物葉っぱらしく触手で彼女を縛り上げてとんでもないことをする気か!」(ボタボタ)
ロイ「あの、リーフ兄さん一応人間…の筈だから。できそうな気もするけど」
リン「行っちゃった…」

 

エレブ区

 

ジェミー「キャーハハハハ♪葉っぱの悲鳴気持ちよかったー♪ウケるー♪
     噛まれる!?噛まれる!?おねいさんに童貞捧げるまで失うわけにいかないんだーって泣きそうな顔して貧弱なポークビッツ必死に守ってやがんの。
     テメーなんか一生童貞に決まってんじゃんっつーの。さーすっきりしたし、お兄様と何して遊ぼうかなー♪…ってなんじゃこりゃああっ!?
     あ…アタシとお兄様の愛の巣が…大樹に飲み込まれてる…」
リーフ「やぁおそかったね」
ジェミー「げっ!?葉っぱ!?なんであんたドリアードとかトレントみたいになってんの!?そんな魔物FEにいねーのに!」
リーフ「失敬な!僕は人間だって!誰だって光合成したり地力吸ったりすればできるって!」
ジェミー「できるかー!とにかく!アタシらの家から離れろやボケ!」
リーフ「いやいや、さっきはペロペロプレイを楽しませてもらったからね。ちょっとお礼がしたくってさ」
ジェミー「くっ…」(こいつ植物よりくさいし…十倍エルファイヤーで燃やすのはラクショーだけど…アタシとお兄様の家人質にしてやがる…
           ド貧乏だったお兄様が糞ナーシェンに顎で使われてやっと貯めた金で買ったっつーのにっ!)
リーフ「植物はね。野菜は…栄養があるんだよ。腹壊す?好き嫌いはよくない!
    そんな偏食な君にお礼をしてあげよう!さぁ僕の葉っぱを煎じてあげたよ!飲むんだ!」
ジェミー「くせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?なによこのヘドロみたいな色した液体は!」
リーフ「青汁は臭いものだよ。でも体にいいんだって。アルムんとこで野菜作った時も栄養価はよかったんだから。味はアレだけど。
    まぁ飲みたくないならいいけどついうっかり君んち破壊しちゃうかも」
ジェミー「こ、こ、コノヤロ…後で覚えてろよ……んくんく…お、オエエエエエエエエ………なにこれ…超イカ臭い……
     あんたの体なにでできてんのよ……」
リーフ「なんでみんな僕を人外みたいにいうのさ。心外すぎる。次はリーフ野菜リーフ果物シリーズから…
     バナナを用意したよ!さ、皮剥いて食べてね。僕のバナナを!」
ジェミー「なんでそのチョイスなんだコラァァ!?卑猥よ!変態!ほんとにバナナなんだし!変な言い方すんなー!!!」
リーフ「くっくっく、聞こえんなぁ〜〜」
ジェミー「まあ皮被りってのはあんたっぽいけど」
リーフ「ぼ、僕の気にしてる事をよくも!…もー許さないさ!さぁさぁ!パクっとどうぞ!」(ぐりぐり)
ジェミー「ほほ、ほっぺに押し付けんなー!くさっ!?バナナってこんな香りだっけ!?」
リーフ「台詞箇条書きタイプのネタならしゃべらざるをえまい!そら、咥えてどーぞ!」
ジェミー「む、むぐ、ん〜〜〜っ!?」(まずっ不味すぎるしっこれもイカくせーし!どんなバナナなのよこれ!?)
リーフ(なんだろうこの気持ち…僕は…さんざん僕に酷い事したジェミーに仕返ししたらちょっとは気が晴れるかもと、彼女悪い子だしそうしてもいいかと思った。
    でも…虚しい…復讐って…こんな虚しいものなんだ…ジェミーにセクハラ交えた復讐してもちっとも心が躍らないしハァハァもできない。虚しい……)

 

でもさんざん時間をかけてねっとり食べさせ、きっちり復讐はした。
それに彼女はやがて復讐で応じるだろう。
こうして復讐の連鎖は紡ぎあがっていく。人の愚かさを星々が見つめていた。

 

ルーテ「葉力発電の吸収速度を徐々に増やし、先日ついに当初の百倍に到達しましたが、全く平気そうでした。
    どうやら、植物化あるいは魔物化に伴い、生命力も増しているようです。
    いえ、そもそも、既存の人類、植物、魔物のいずれとも異なる生態を示しています。
    ありえない速度の進化……変態……そう、超変態です」
フォルデ「女の子が変態変態と連呼するんじゃありません」
ノール「あなたお母さんですか?」
フォルデ「うるせえよ」
アスレイ「しかしながら、変態と同時にエネルギーの臭いもキツくなっていますね。
     男性ですら嗅覚が鋭い方は嫌がるくらいです」
ルーテ「女性はなおさらですね。ガスマスクとゴーグル装備でも、不快感を覚えます」
フォルデ「あの坊主、これからどうなるんだろうなぁ……」