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Last-modified: 2017-08-10 (木) 23:54:11

シグルーン「では、野獣役はアイク様でしょうか?
      獣のように、欲望のままに蹂躙され……嗚呼……!」
サナキ「いい加減にするのじゃ」

 
 

シャナム「『美女と美女と美女と(中略)美女と美幼女と野獣』、イケるんじゃね?」
イリオス「野獣の時は特殊メイクにして、人間になるシーンは、メイク落としと昔の体格への変身で演出できそうだな。
     アクションシーンは言うまでもなく満点。問題はダンスくらいか?」
ユアン「神将さんのところ美人揃いだからね! 良い画が撮れそう!」

 

ミシェイル「映画……コラボ、これだ!!」
ミネルバ「兄上、夕食時になに騒いでいる」
ミシェイル「何をいうか、貴様が頑固にもコストダウンに賛成しないから売上アップの方法を考えていたのではないか」
ミネルバ「わかったわかった、それで、いい方法は思い付いたのか?」
ミシェイル「ああ、お前は今度公開予定の映画を知っているか?」
ミネルバ「ああ、エフラム主演の物とアイク殿主演のやつだったか?」
ミシェイル「ああ、エフラム主演の仮面ライダーの少年人気は勿論、アイク主演の方も童話原作なだけあり少女人気が高い」
ミネルバ「まさか兄上……」
ミシェイル「そうだ、この映画とうちをコラボさせる、具体的には子供用セットを用意しそのおまけとして映画関連グッズをつける
      おまけは、オーソドックスにフィギュア辺りか?」
ミネルバ「ふむ……」
ミシェイル「男の子向けの仮面ライダー覇王関連、女の子向けの美女と(中略)野獣関連、それぞれ複数用意しコレクション性をあげることで売上に期待できる」
ミネルバ「成程な………悪くはないな」
ミシェイル「お前もそう思うだろう……それでだな、子供向け商品なのだ、そう高くするわけにはいくまいな」
ミネルバ「そうだな、だが子供向けだからこそより安全安心なもの食べさせるべきだろう
     ポテトとドリンクはSサイズにハンバーガーは専用に少し小さめに出せば何とかなる。
     それに映画の版権はFETVにあるんだ、ちゃんと使用許可を得ておけ」
ミシェイル「チッ、変わらぬ石頭が、まあいい、許可についても解っている。食事が終わったら連絡する」
ミネルバ「そうか」

 

 その後、FETVと提携し販売した「マケドナルドラッキーセット」は親子連れを中心に大人気となった。

 

マンフロイ「仮面ライダー覇王のラッキーセットを十個」
エスト「えーっと……お客さま〜、こちらの商品は、ですね……」
マンフロイ「うむ、仰りたいことは分かりますぞ。『ボケてんのかこのジジイ』と思われるのも当然」
エスト「いやいやいや! そこまでヒドイこと考えてませんからね!?」
マンフロイ「しかしながら、これは婿殿の晴れ舞台! 揃えねば! 全種類コンプせねばならぬのです!」
エスト「そのですね……こちらお一人さま1つまでとなっており……」
ロプト教徒×9『『存じております』』
エスト「増えたっ!?!」

 
 

サラ「おじいさまったら、何をしているのかしらね」
ファ「覇王のフィギュアかっこいいー!」
チキ「よくできてるねー」
ミルラ「……最近のオモチャってスゴいんですね……」
ノノ「シャワーシーンのがあれば完璧だったのにねー。
   なんで本編にベッドシーンなかったんだろ?」
ンン「子供向けだと言ってますです」
エリーゼ「それにしても、完成度高いよね」
サクラ「そうですね」
キヌ「うーん、山遊びに持っていったら壊れちゃうかなぁ?」
ベロア「……部屋に飾ると、他の物に埋もれそうです……」
ミタマ「たまにはお掃除しないと、快適なお昼寝もできませんわよ?」
アメリア「あはは……あたし達、子供向けを買うのはギリギリだったかな……?」
ソフィーヤ「…………大丈夫……です……」
カザハナ「アメリアがダメなら、あのおじいさん達どうなるの?」
セツナ「大事なのは……気持ち……」
大人チキ「まあ、何事にも限度があるけれど」
アクア「と、言いつつ、私達も買ったけどね」
イドゥン「…………ディケイドゥンも、よろしく、ね……?」

 

シグルーン「さて、これで美女(複数)とサナキ様と野獣様フルコンプですわね」
サナキ「タイトル改変すな」