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Last-modified: 2017-08-13 (日) 21:38:33

ラス「皆、よく来てくれた」
ケント「一体なんの……いいえ、この面子を見れば予想はつきますよね」
シャンブレー「やっぱり、リンの事か?」
リュシオン「そうだろうな」
レオン「な、何で僕まで……」
ラス「そう言うがお前もリンの事を想っているだろう」
シャンブレー「端から見ると丸分かりだぜ?」
リュシオン「そもそも、私の前で嘘はつけんぞ」
レオン「ぐっ……父上から聞いてたけど本当に厄介だよね鷺って……」

 

ケント「それで、私達を集めたのは一体?」
ラス「簡単に言えばそれぞれの意思確認だ」
シャンブレー「意思確認?」
ラス「俺も含め、此処にいる者達はリンを想っている……そうだな?」
リュシオン「その通りだ、私も一見無邪気だが、気高さを持つ彼女を諦める気はない」
ケント「私もです、あの方を手放す等、もう考えられません」
シャンブレー「俺もだ……絶滅とか関係無い、俺個人の想いとして、あいつが好きだ!」
レオン「僕は……その……///」
リュシオン「……………」
レオン「ああそうだよ!!僕だって、あいつが……///」
ラス「そうだな、勿論、俺も、リンを愛している、そして、誰も諦める気はないな」
ケント「成程、薄々感じてはいましたが、やはりそういうことですか」
リュシオン「成程な」
レオン「………そうだね、カムイ姉さんと言う前例もあるし」
シャンブレー「……あ、そういうことか……俺は良いと思う」
レオン「随分あっさりだね」
シャンブレー「俺はそれでリンといられるなら良いと思う、みんなのことも嫌いじゃないし」
リュシオン「私も、だな……それに情けない話ではあるが、私1人では力強い彼女を受け止めきれん」
レオン「ふん、まぁ好きにすればいいさ」
ケント「私も構いませんよ、それであの方のお側にいられるなら」
ラス「では、皆の意思は決まったな、それでは、近いうちにリンに想いを伝えるぞ」
ケント「わかりました」