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Last-modified: 2017-08-15 (火) 21:10:50

リン「ごめんなさい、遅かったかしら?」
ラス「いや、大丈夫だ」
リン「それで、みんなして私を呼んだのは何?」
シャンブレー「えと……その……な///」
レオン「……………ぐぅ!」
ケント「取り敢えず落ち着け、私が言おう……リン様……私達5名、皆、リン様が好きです!!」
リン「…………へ?」
リュシオン「信じられんだろうが、事実だ、私達は貴女を、愛している」
リン「え………えぇぇぇぇぇえ!!!」

 

ラス「………大丈夫か?」
リン「ええ、ごめんなさい……その……」
ケント「突然こんなことを言われれば混乱するのも無理はありません」
シャンブレー「でも、本当なんだ、俺達……リンが好きなんだ」
リン「えっと……その、どうして私が?」
ラス「俺は、以前よりお前を想っている……しばらく部族の纏めなど忙しくて、会うことが出来ず悪かったと思っている」
ケント「私もそうです、私も……何時の間にアルム村に流れたりして会うことが出来ませんでしたが……
    それでも、貴女の事をお慕いしておりました」
シャンブレー「俺はさ……始めてあった時から野性化プログラムとかで振り回されたけどさ……
       それでも、弱くて逃げたがりの俺にずっと向き合ってくれて、嬉しかったんだ……
       それから……うん、それから、俺も、リンの事が好きなんだ」
レオン「う……うー………僕もそうだよ!お前に振り回されてばかりだったけど……
    ひねくれて、みんなに向き合えない僕に真正面からぶつかってくれたの……嬉しかった……//////」
リン「そぅ……なの……その、出来ればリュシオンさんも聞かせて貰えませんか?   他のみんなと違って、今まで接点ありませんでしたよね?」
リュシオン「そうだな、鷺の特性を置いても貴女に嘘は吐きたくないからな。
      先ずは謝らせて貰う……申し訳ない!」
リン「は!?えっ……いきなりどうして!?」
リュシオン「貴女に目を向けたそもそもの切っ掛けは……私の……性癖によるものだ」
リン「性癖……?」
リュシオン「私は……貴女の弟と同じ……大の巨乳好きだ」
リン「!!!!!」
リュシオン「始めは、巨乳の彼女が欲しくて、貴女に目をつけ、そして声をかけた。その際あんな出逢い方だったがな………
      だが、その出逢いの際、貴女の照れた可愛いらしさとか、先日の海で見せてくれた溌剌とした美しさにどんどん惹かれていった……今は、外見だけではない……私は、貴女の全てを愛している」
リン「あ………あぅ………//////」
リュシオン「突然言われて、信じられんかも知れんが……」
リン「い、いえ、信じます、兄さんや義姉さんから聞いたことがあります、鷺の民の人は嘘を吐かない……いえ、嘘を吐けないって、だから……」
リュシオン「そうか、ありがとう……」

 

ラス「それで、出来ればお前の返事を聞きたいんだ」
リン「えと……その……ご、ごめんなさい!!」
シャンブレー「やっぱり……だめ……か?」
リン「そ、そうじゃないの!みんなが、嫌って訳じゃ………
   でも、私、今まで喪で、お付き合いなんかしたことなくって……
   だから、みんなにそんなこと言ってもらえるの、すごく嬉しくて……」
リュシオン「それなら、何故?」
リン「告白してもらえたのは凄く嬉しいけど……みんな、とても素敵な人で、私には、1人なんて選べないの」
シャンブレー「なんだ、そんなことだったのか」
リン「え?」
ラス「俺達で話し合って決めていたことだ、リンが誰か1人を選ぶならやむ無し。
   そうじゃないのなら、5人みんなでお前を愛すると言うことだ」
リン「そ、そんな!いいの、みんな?」
シャンブレー「俺はいいよ、リンといられるなら、他のみんなも、嫌いじゃないし」
ケント「私も同様です」
レオン「ふん、ま、いいんじゃないの?カムイ姉さんもそうだしさ」
リュシオン「私も構わん」
ラス「そして俺もだ、例え他の者と共にでも、リン、お前が欲しい」
リン「みんな………!」キョロキョロ
ラス「どうした?」
リン「あ……あの、突然私がこうなるなんて信じられるなくて……夢か、或いはマルス辺りがカメラ仕掛けてるのかって……」
シャンブレー「ハァ………」ホッペツネリ
リン「ひたっ!ひたぃわよひゃんぶれー!!」
シャンブレー「これで夢じゃないって解った?」
ケント「それに、周囲にカメラや協力者はいませんよ」
リン「じゃ………じゃあ……本当に?」
レオン「全く……相変わらず馬鹿だよねぇ」
リン「ぅ………うるさいわよ坊ちゃま!」
レオン「………こう言うときは、立場はいいだろ?レオンって呼べよ、僕もリンって呼ぶから」
リン「ぇ………あ………うん」
リュシオン「改めて言うが、間違いなくこれは現実だ、私達は貴女を愛している………貴女は、どうだろうか?」
リン「えと……その、良いの?私、自分でガサツで、乱暴な自覚あるし、イケメン好きでつい目を向けちゃうかもしれないし……
   それでも、良いの?みんな……私の彼氏で……私、みんなの彼女になって………」
5人『……………』コクリ
リン「………!ありがとう、みんな、私とお付き合いしてください!」
ラス「勿論だ、これからずっと、お前を愛すると誓おう」
ケント「私の身はずっと貴女と共にあります、それは永劫、変わりません」
シャンブレー「俺も、リンといられて嬉しいよ、これからもよろしくな」
レオン「ふん、今まで姉気取りで色々言ってきたけど、白暗夜家の一員としての振る舞いを僕が教えてやるから、覚悟しろよ」
リュシオン「貴女に受け入れられてとても嬉しいよ、身体の弱い私だが、精一杯受け止めよう」
リン「ええ、ラス、ケント、シャンブレー、レオン、リュシオンさん、みんなよろしくね」

 
 

称号が変わりました。
貪狼→狼女公