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Last-modified: 2017-08-22 (火) 00:00:37

クロム「エリンシア姉さんがそんな大変な目に遭っていたのに俺はなぜ知らなかったんだ…」
ルフレ♀「仕方ないじゃないですか。
クロムさんは警察官になるための試験準備で当時はイーリスに滞在していたんですから」
クロム「あの頃は自分のことだけで精一杯だったな」
ルフレ♀「でも今では家族のことを思いやってくれる立派なお父さんですよ」
クロム「ルフレ…! じゃあ、この時代のルキナを早く迎えてやろう!」
ルフレ♀「ちょっとクロムさん! 自警団の本部でその気にならないでください…!!///」

 

ルキナ「お父さまとお母さまは今日も仲むつまじいようでなによりです。このままだとこの時代の私ももうすぐ産まれそうですね」
マーク♂「そうですね〜。それにしても僕、エリンシアさんにちょっと親近感が沸きました」
ルキナ「それはどういうことですか?」
マーク♂「だってエリンシアさん、お弁当を作る際に『アミーテを振りかざしながらの二刀流包丁裁き』をされてたんでしょう? なら僕も…」
ルキナ「マーク! だからってあなたがファルシオンを果物ナイフ代わりに使ってもいいわけではありませんよ!」

 

ルキナ「しかし、エリンシア伯母さまとティバーンさまの馴れ初めを聞くと今度はお父さまたちの馴れ初めを聞きたくなってしまいました…」
マーク♂「あれ? ルキナさんはてっきり未来で聞いていたものだと思いました」
ルキナ「私も未来でお父さまとお母さまには何度かお聞きしたのですが、お二人ともいつも答えてくださらなかったんです」
マーク♂「う〜ん、でも確かに気になりますね〜。エリンシアさんとティバーンさんがベオクとラグズという種族の差で苦労されたみたいに、
イーリス地区に勤める父さんとイーリスと不仲なペレジア地区出身の母さんがどうやって出会ったんでしょうか」

 

ファウダー「フハハハハ!! 良い疑問だな我が孫たちよ! いいだろう! 今からそなたたちの両親の馴れ初めを教えてしんぜry(ワープ」

 

姉ルフレ「はいはい。高齢者はおとなしくお家に帰りましょうね〜」
ロリルフレ「勝手に家を抜け出しては孫たちに迷惑かけないの」