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Last-modified: 2017-08-28 (月) 22:37:14

ルフレ♀「まったく…クロムさんがお姉さんのことを大事にしているのはわかりますが盗聴は駄目です! 後で始末書提出してください!」
クロム「す、すまん! だがやはり俺は鷹王を許すことはできん!」
ルフレ♀「お気持ちはわかります…。でも、ラグズの方々の苦労は私たちの想像を絶するでしょうし…」
クロム「だが俺の愛する姉さんを裏切ることは認めん!」
ルフレ♀「…クロムさんはいったい誰の旦那さんなんですか?」
クロム「姉さんは家族として愛しているが、女として愛しているのはおまえだけだ…///」
ルフレ♀「クロムさん/// もう、お昼食べ損ねてしまいましたし、このままエリンシアさんのお店に行きますか?」
クロム「む…そうするか」

 

エリンシア「あらクロムちゃん、ルフレさん。いらっしゃい」
ルフレ♀「こんにちは」
クロム「姉さんすまない。今から熊肉弁当をふたつたのめるか?」
エリンシア「ええ、もちろん。」
ルフレ♀「ちょっとクロムさん! どうして私の分を勝手に注文するんですか!」
クロム「だっておまえ熊肉好きだろう?」
ルフレ♀「そうですけど…」
クロム「それにおまえ最近体調が優れないみたいだし少しはスタミナつけたほうがいいぞ」
エリンシア「まあ。そうだったの? ルフレさん、大丈夫ですの?」
ルフレ♀「はい。最近なんだか身体がだるくて。それに常に火照っているような感じもします」
エリンシア「だったらビタミンも摂らないといけませんわね。お野菜多めに入れておきますわ」
ルフレ♀「ありがとうございます」
エリンシア「あ、それとごはんも今ちょうど炊けましたわ♪」つ炊飯器
ルフレ♀「?!?!?!」
クロム「ルフレ? どうした?!」
ルフレ♀「炊き立てのごはんのにおいが…気持ち悪くて…うぅ…」
クロム「なに?! お、おい大丈夫か?!」

 

サーリャ「夏野菜弁当をひとつ…あら、ルフレ…こんなところで会えるなんて…やっぱりあなたは私の運命のひと…ウフフフフ」
エリンシア「ああサーリャさん! ちょうどいいところにいらっしゃいました。医学の知識を持つあなたにお願いがあります!」
サーリャ「…どういうこと……?」

 

サーリャ「つまり、ここ最近はずっと微熱が続いていた上ににおいにも敏感になったのね?」
ルフレ♀「はい…前は何も問題なかったのですけれど…」
サーリャ「…見えるわ。新しい命の輝きが」
ルフレ♀「えっ…?」

 

サーリャはルフレの手をそっと握り、そして微笑んだ

 

サーリャ「ルフレ、おめでとう。あなたもうすぐお母さんになるのよ」
ルフレ♀「それって…!」
クロム「ほ、本当か…!」

 

ルキナ「お母さま……! おめでとうございます…!!」
マーク♂「僕たち家族も今まで以上に賑やかになりますね!」
ファウダー「フハハハハハハ!!! 娘よ! 我は今最高に気分がいい!」
兄ルフレ「おめでとう、よかったな」
姉ルフレ「よかったわね、妹ちゃん」
弟ルフレ「姉さん、クロム、おめでとう」
妹ルフレ「元気な子供を産んでくださいね」
ショタルフレ「いよいよ僕も叔父さんかあ」
ロリルフレ「おめでとう、ちい姉さん。クロムはこれから姉さんを一層支えてよ」
無口ルフレ♂「……!」
無口ルフレ♀「……!」
ルフレ♂「クロム、おめでとう。いよいよ君も父親になるんだね。妹をよろしく頼む」

 

ルフレ♀「ルキナ…マーク…父さん…みんな…ありがとうございます…!! まさか、まさか私がクロムさんとの間に子供を授かるなんて…本当にゆめのようです。ありがとうございます……!!」
クロム「みんな…ありがとう。俺がルフレとの間に子供を授かったのはみんなとの絆があったからこそだと思う」

 

ルキナ「お母さま、これからしばらくの間は足を露出する神軍師の格好は控えてくださいね」
ルフレ♀「ふふ、かわいい娘のお願いなら喜んで受け入れます」

 

お腹をなでながら

 

ルフレ♀「この時代のあなたに会えるのが楽しみです、ルキナ……」

 

兄弟家に新たな家族が増えることになりました。
今後のクロルフ一家を兄弟家のみなさんとともに見守ってあげてください。
鷹王のことは今だけは忘れてあげてください。

 

クロム「…しし、しかし…人を育てるってどうすりゃいいんだ!?
     考えてみたらもう育ち済のルキナが未来から来たし、俺は育児初めてだぞ!」
ミカヤ「誰だって最初は初めてよ。おねーちゃんはシグルド…が生まれる数万年前にも、産婆とか、
     今は遺跡になってる竪穴式住居跡の集落で近所の子供預かったりで経験あったけどね。
     あの頃は子供は集落みんなで育てるものだったし。もちろんみんなの事も育てたし。ベテラン。困った事があったらなんでも相談してね」
エフラム「俺も…ンンは未来から来たし、そこのところは兄上と一緒です。
     そのうちにはノノとの間に授かると思うのですが」
アイク「なんでそんなに心配なんだ?
    飯を食わせてあとは鍛えればいいんだろう。本人が強くなりたいなら、だが。
    戦う道を選ばないならそれはそれで好きなようにするといい」
マルス「兄さんはけっこう放任主義ですよね」
アルム「野菜を育てるのとは…やっぱり違うよね」
リン「馬を育てるのともね」
エリウッド「原作的にはロイ親なんだけど病気で寝ててだいたいマーカスとかレベッカに任せてたようなそんな予感」
ヘクトル「そらお前、原作は貴族だし自分で育児はしねえだろ」
シグルド「嫁を奪われ逆賊に堕ちた私は乳母とか連れてる余裕なかったし自分で…だったけどね」
リーフ「大根や人参と子作りしたって虚しいだけだよ…僕も人間の巨乳さんと子供作りたいよ…」
ルキナ「私もなんでもできる事は協力…って、自分で自分のお世話をするってどうなんでしょう?」
カムイ「そこんとこは考えだすとキリないんじゃないかなあ。アタシ?
     撫でる。撫でる。撫でまわす!子育てって愛を伝える事が大事じゃないかな」
クロム「…なんかあんまり参考にならん…やはり相談できるのは姉さんか」
マルス「そりゃまあ……まだみんな若いですし。結婚したとはいっても」
シグルド「ところで諸君。エフラムの件もそうだが、アイクの子のシャンブレーとリンが結婚した件。甥と叔母でなんて兄さん許しませ…」
アイク「ん、そうなのか。リン。別にいいぞ。好きにしろ」
リン「…そ、そういやそうよね……兄さんは義父さんって事にもなっちゃうのかしら…でも親が決まってない頃も長かったから今更甥って言ってもね」
アイク「細かい事は気にするな」
シグルド「果たして細かい事でしょうか!?」
マルス「スーがラスさんとリン姉さんの娘設定で来てたら僕も叔父姪カプになるところだったのか…」