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Last-modified: 2017-08-28 (月) 22:42:54

サラ「さて、義姉様の対策が早急になったけど、お茶会は義姉妹の皆に声を掛ければいいとして、次は資料集めね。
   ごめんなさいねみんな、急に呼び出して」
ナンナ「構いませんよサラ、お義姉様のために動くなんて、立派じゃないですか」
ミランダ「その目的がリーフのエロ本集めって何なのよ……
     まぁ、そんな不潔なものを処分するために動くのは賛成だけど」
ティニー「それにしても、この4人で集まるなんて久しぶりですね」
サラ「まぁ、最近は覇王家の皆だったり幼女仲間とばかり過ごしてたかしら?」
ナンナ「そうですね、それでは早速資料集め、頑張りますか」

 

リーフの部屋

 

ミランダ「そうしてやって来たリーフの部屋だけど相変わらずよね。
     いやらしい本やDVD、際どい姿のフィギュアにゴミ箱には今だ湿った大量のティッシュ
     そして何よりも室内に充満する物凄い臭い……って、あんた達は何でそんな平気そうなのよ」
ナンナ「リーフ様の臭いだと思うと悪い臭いだと思えませんから」
ティニー「葉力発電愛好家としては最早日常的な臭いですし」
サラ「私達19人で愛しあった後はこんなものじゃないわ。
   それにしてもこんなこと言わせるなんて、ミランダのえっち……クス」
ミランダ「いつの間に……私達の認識って離れてたのね……ってサラ、あんたの場合勝手に言ったんじゃない!」
サラ「冗談なのに、さて、早速資料集めよ、本を根こそぎ回収して」
ナンナ「了解です」
ミランダ「全く、取り敢えず集めますか」
ティニー「じゃあ集めた本の代わりに私秘蔵のBL本を置いて行きますね」

 

30分後

 

サラ「集まったわね」
ティニー「大量ですねー」
ミランダ「私達4人で集めてこれだけかかるってあいつどれだけ集めてたのよ。
     で、これまさか全部エリンシアさんに渡す訳ないわよね」
サラ「それこそまさかよ、義姉様に渡すのは純愛物だけよ、この中にある陵〇物や調〇物なんて見せたら価値観が歪んじゃうわ」
ミランダ「言葉がストレート過ぎよ! それはともかく、それで必要なジャンルをどう探すのよ」
サラ「あからさまな物もあるけど、物によってはタイトルから想像できないのもあるから……やっぱり、ちゃんとチェックしなきゃね」
ミランダ「チェックって……」
サラ「私達で、中身を読んで内容を確認するのよ」
ミランダ「読めるか!! 乙女になんて物を見せる気よ!」
サラ「でも……」
ナンナ、ティニー『………………』ペラペラ
ミランダ「あっさり読んでる!!」
ナンナ「これを確認することで、リーフ様の趣味が解るのなら、しっかりべんきょ……チェックします」
ティニー「私も馴れてますねー、いつもBLだけじゃなくニーズに合わせてノマカプも書きますから」
サラ「私もチェックするけど、ミランダはやめとく?」
ミランダ「〜〜〜////// わ、わかったわよ、私も見るわ!」
ナンナ「無理しなくていいですよ」
ミランダ「い、良いわよ、3人だけになんて、させられないわ………うゎ、こんな…………//////」

 

3時間後4人でチェックし本は純愛物、調〇物、陵〇物の3種類に分けられた。
 チェックした4人は経験済のサラ、描く側のティニーは変わりなく、ナンナも少し赤くなっていたがミランダに至っては完熟トマト以上の赤面ぶりだった。

 

ミランダ「それで、何で3種類に分けさせたのよ、資料に使うものといらない物じゃないの?」
サラ「そうね、先ずこの陵〇物だけど、これは完全に必要ないから、ミランダ、燃やしてくれる?」
ミランダ「解ったわ」ボォォ
サラ「で、次に調〇物だけど、私が貰いたいのだけど?」
ミランダ「貰うって……まさかそのまま読む気?」
サラ「私じゃないわ、ノノとかアメリアとかシグルーン義姉様とか、激しくてそんなプレイもOKな人達の勉強用よ」
ナンナ「相変わらずお盛んなんですね」
ティニー「あ、私も欲しいです、シチュエーション資料として」

 

サラ「で、残った本命だけど、これも数が多いから義姉様に見せる資料用とその他に分けたわ」
ミランダ「で、こっちの弾いた方も持っていくの?」
サラ「まぁね、サクラとかエリーゼとか、激しくはないけど勉強熱心な娘も多いし。
   ミランダも持ってく? リーフに備えた勉強用に」
ミランダ「い、要らないわよ! そんな勉強なんて、いやらしい………//////」
サラ「でも………」
ティニー「……………」5冊所持
ナンナ「……………」10冊所持
ミランダ「しっかり確保してる! しかもナンナ、多すぎ!!」
ナンナ「えっと……リーフ様のためなら、しっかり読み込もうと……」
サラ「で、本当に要らない?」
ミランダ「〜〜〜〜〜///////」

 

 そして、結局2冊確保した。

 

サラ「今日はありがとう、お陰で、上手く集められたわ」
ティニー「私も、いい収穫でした」
ナンナ「また、何かあったら呼んで下さいね、それから、また偶にはこの4人で集まって遊びに行きましょう」
サラ「考えて置くわ」
ミランダ「ところで、自然に部屋の掃除したけど、当の部屋の主はどうしたの?」
サラ「三喪の2人の卒業だったり大賢者からの本格的な誘いで焦ったのかしらね。
   夏の最後にと手当たり次第ルパンダイブしまくってたら流石に兄様達に怒られて、HAGE同盟に引き渡されて禅修行(上級編)よ、戻って来るのは5日後ね」
ティニー「AKJ会員も被害に遭って、5人が脱退する程の大損害、会長やジェミーさんがブチギレて本格的に殺しに行こうとしてるのを抑えてる状況ですよ」
ミランダ「なんというか……」
ナンナ「まぁ修行でお疲れとなるでしょうから、これのお仕置きはなしにしますか」
サラ「これで十分なお仕置きだしね、皆お疲れ様、お礼と言ってはなんだけどカムイ義姉様に頼んでケーキバイキングを予約させて貰ったわ、皆で食べに行きましょう」
3人『ありがとう!!』