63-488

Last-modified: 2017-09-13 (水) 22:29:35

〜紋章町ベルン児童公園〜

 

\キーンコーンカーンコーン/
ルゥ「学校終わったし、今日は何して遊ぼうか。」
チャド「っしゃー!仮面ライダー覇王ゴッコしようぜ!ちなみにライダー役は俺な。」
レイ「そんな幼稚な遊び何が面白いんだか……だいたいいっつもチャドがライダーの役ばっかりやるし。」
デュー「じゃあどーすんだよ、ニイメ婆ちゃんの駄菓子屋んとこのヒュウでもからかいに行く?」
ヘンリー「僕、お菓子食べたーい。」
レイ「……俺、最近貯金してるから。パス。」
ヘンリー「ええ〜。」
ルゥ「ニンテンドースイッチ買うのに貯金してるんだよ、レイ。カリルさんとこのエイミちゃんと、スプ○トゥーンで遊ぶ約束してるんだ。」
レイ「よ、余計なこと言うなよ!!/////」
チャド「公園で遊ぶのも飽きたしなあ〜。なんか面白いことねーかなー。」(芝生ゴロゴロ)

 

ヤナフ「ふぃ〜っ、やっとこさフェニキス支部への引継ぎが終わったぜ。……中間役職も楽じゃねーなー。」(パタパタ)
ルゥ「あっ、この前の鷹の子だ。」
レイ「……ヒノカ先生がアイツは子供じゃないからどうとか言ってたけど……」
ヘンリー「こういうのは、きちんと調べるのが一番だよ〜」つルイン
ルゥ「あっダメだよヘンリー君!人に向かって魔法撃っちゃ!」
ヤナフ「ほぎゃー!!!」\ボトッ!/
レイ「あーあー、やっちまった。」
デュー「おいら、知〜らない。……エクスカリバーやウィンドじゃなかっただけマシだな……」

 

ヤナフ「あばば……」(ピクピク)
チャド「……ヘンリーお前やりすぎたんじゃねーのか?」つ枝\ツンツン/
ヘンリー「あはは〜☆もしかしたら、必殺出ちゃったかも〜。」
デュー「……杖使える人呼んでこようか?」
ルゥ「ど、どうしよう……」
ヤナフ\ガバッ!/
チャド「うわっ生きてた!!」
ヤナフ「……こんのべオクのクソガキどもがああ!!今日という今日は許さねーぞコラアア!!」(ビキビキ)
ヘンリー「わ〜怒ってる〜」(キャッキャッ)
デュー「煽んなって!」
レイ「ふん、大体クソガキクソガキって……お前こそ俺たちと見た目変わらないくせして、偉そうにすんなよな。」
ヤナフ「……お前らなあ……」(イライラ)

 

ヤナフ「……あのな、俺はラクズだからお前らよりはずーっと長生きしてんの!」
チャド「でもそんなこと言ったらさー、ニルスだって長生きらしいし。」
ルゥ「うんうん。」
ヘンリー「はいはいーい、じゃあ鷹の人は今いくつなの〜?」
ヤナフ「……110とちょっとだ。いっとくけど、ティバーンより俺の方が年上だからな。」
デュー「……」
チャド「……」

 

ルゥ(ヒソヒソ)「……ねえ、ティバーンって確か、セリノスの森にいる鷹の族長さんだよね?」
レイ(ヒソヒソ)「鷹王様とか言われてる、あのでかくてゴツムサいオッサンだろ?物流業……だっけか?そんなんやってるってロイドの兄ちゃんが言ってたぜ。」
チャド(ヒソヒソ)「えっ、そうなのか?俺てっきりヤ○ザだと思ってた。顔こえーし、体とか顔に傷いっぱいあるし。」
デュー(ヒソヒソ)「ってか、じゃああのオッサンよりもあのちっさい人って年上なのか?本当かな?」
ヘンリー(ヒソヒソ)「じゃあ、鷹王様が老け顔なのかなあ〜。」

 

ティバーン「……ぶぇっきし!……誰かが俺の噂をしている気がする……」(ズズー)
ウルキ(……真相を知ったら絶対怒るだろうし、黙っておこう……)

 

ヤナフ「……お前らさっきから好き放題言ってるけどな、俺はベオクの年齢にするとだいたい30代ってとこだ。酒だって飲めるし。」
ヘンリー「え〜っ、グレゴさんぐらいってこと?ウソだあ〜。」
デュー「じゃあこの鷹の人はちっさいオッサンってこと?」
ヤナフ「ちっさくて悪かったな!!俺だって好きでちっさい訳じゃねーよ!!」(涙目)
ヘンリー「あー、デューってば泣かせたー。いけないんだ〜。」
デュー「お、おいらのせいじゃないだろ!!」(アセアセ)
ヤナフ「……あと俺には ちゃんとヤナフって名前があるんだ。そのお粗末な頭に叩き込んで覚えとけ!」(プンスカ)
ルゥ「じゃあ、ヤナフおじさんだね!よろしくねヤナフおじさん!!」(ニコニコ)
ヤナフ「おじさんはヤメロ!!」
レイ「wwwwwww」
チャド「wwwwwww」

 

ヘンリー「ねーねー、ラクズの人って動物になれるって本当〜?」
ヤナフ「……化身のことか?さてはお前、テリウス地区のヤツじゃねーな。」
ルゥ「うん、僕達あの辺の子じゃないんだ。」
デュー「なーなー、見せてよ〜。オイラ一回見てみたかったんだよ〜。」
チャド「学校に来てる子は別の校舎だから見れねーんだよ!」
ヤネフ「ダメだダメだ!化身はラクズだけに許された力で種の誇り!見せモンじゃねーの!」
ヘンリー「えー見たい見たいー!」
レイ「ふん、もしかしてできないんじゃねーの?」
ヤナフ「こ、このヤロ〜!しかと見ろっ!これが化身だッ!!」(ポワワ〜)

 

ヤナフ「……」(バサバサ)
デュー「おーっ、カッコイイー!」
ヘンリー「すごいすごーい!」(パチパチ)
レイ(ヒソヒソ)「実は俺、前に鷹王様が化身して飛んでるとこ見たことあるんだけど……やっぱりこの人ちっっせーんだな。」
ルゥ「……う、うん。」
チャド「よーし!鳥型怪人が現れた!仮面ライダー覇王参上ーッ!てえーい!!覇王キーック!!」(トウッ!)
ヤナフ「ぐわーやられた〜……って何させてんだゴルアアア!!」
チャド「怪人が起き上がったぞー!みんな逃げろー!」\ワーッ/
ヘンリー「わ〜い、鬼ゴッコだ〜」(キャッキャッ)
レイ「ほらほらさっさと捕まえてみろよ、お・じ・さ・ん!」(アッカンベエ)つリザイア
ヤナフ「ま、待てコラアア!」(ゼヒーゼヒー)

 

ニイメ「……いらっしゃい。お前たち、今日はちゃんとお金持ってるんだろうね?」
ヘンリー「……む〜。」
チャド「おう持ってるぜ!今日はこの鷹のオッサンの奢りだ!」
ヤナフ「勝手に決めんじゃねえ!!」
ニイメ「ほほう、そういうことなら好きなのを取りな。」(フフフ)
ヘンリー「わ〜い!やった〜!」つンマイ棒
デュー「おいらはカレー煎餅にしよーっと。」
ルゥ「僕は焼き菓子!」
レイ「俺は一番高いやつ……っと。」
ヤナフ「お前らちょっとは遠慮しろよ!」
ニイメ「ふふん、あんたも大人なら、駄菓子の10Gや50Gでケチケチ言いなさんな。」
ヤナフ「ち、ちきしょ〜……」つガ○ガリ君(ペロペロ)

 

\ギャーギャーワーワーキャッキャッ/
ヒノカ「ふう、いつもご迷惑をおかけしているから……てっきり子供を嫌っているものだと思っていたのだが……子供好きな人でよかった。」(にっこり)
ヒノカ(ああいう子供好きの人と結婚して、かわいい子供たちに囲まれる家庭というのもいいな……ウフフ、って何を考えてるんだ私はあああ!!/////)\ガン!ガン!/
セシリア「ヒノカ先生、柱に頭を打ちつけるのはやめて下さい。血が出ていますよ。」

 

シノン「新しいお友達ができて、よかったなヤナフ君!」(ニヤニヤ)
アイク「あんた、意外と子供好きで面倒見がいいんだってな。見直したぞ。」
ヤナフ「べ、別に好きでやってるんじゃないんだからねッ!!/////」

 

キャス「その割には毎回、駄菓子をあいつらに奢らされてるよね〜あの人。」つペロペロキャンディー(ペロペロ)
ヒュウ「お前何さり気なく商品に手ェ出してんだ、婆ちゃんにいいつけるぞ。」

 

ヒノカ「本当に、いつも子供達が申し訳無い」
ヤナフ「気にすんなよ、ガキのやることだ……と言いてぇけど、流石に魔法は勘弁してもらいてぇな。人より丈夫といっても限界があるし」ニガワライ
ヒノカ「す、すまない! なんとお詫びをすれば良いか!」
ヤナフ「まぁ風や弓を使われるよりはましだから、そこまで気にすんなよ」
ヒノカ「あ、ありがとう///」
   (とてもおおらかで、優しい人だな……見た目は小柄だが、こんな人なら………)
ヤナフ(少し堅いが、真面目で、そんな部分、どこかルキノに似てるな……あいつとは違うけど、いい女だよな)

 
 

レイ「なぁ、いいのかよ」
ニルス「ヒノカ先生とあの人の事?」
ルゥ「僕は……大丈夫だと思うよ」
ヘンリー「それに、あの人がよくなったらそのまま僕達もOKってなってもらえばいいんじゃ無いかなぁ?」
ロス「そう上手く行くのか?」
ユベロ「上手くいくんじゃない、上手くするんだよ、だから僕達もアピールを続けなくちゃ」
ライアン「ユベロ、ずいぶん前向きになったよね」
チャド「姉ちゃんがあの傭兵と恋人になれたから、自分もって、意気込んでるみたいだぜ?」
リヒト「でもユベロの言うことも一理あるよ、あの人のおかげでヒノカ先生も少し前向きになってるから、僕達も頑張ろうよ」
ユアン「了解、じゃあ話も一段落付いたみたいだし、僕達も向かう?」
ヨファ「そうだね、そしたら皆で遊びに行こうよ」
デュー「そうだね、じゃあ、早速いくぞ」
少年達『おー!!』

 

ヤナフ「ちなみにウルキが一番年下なんだぜ!」※詳しくは暁資料集か本編
チャド「えっ!?顎髭ヒゲのあるオッサンの方が?」
デュー「一番年上だと思ってた……」
ヘンリー「じゃあヒゲのおじさんが一番フケてるんだなあ〜」

 

ウルキ\ズゥーン……./
リュシオン「何だウルキのやつ、最近やけに沈んでいるな。」
ビーゼ(ヒソヒソ)「最近、ウルキさんから若返りパックだのサプリだの化粧品のことを聞かれるんですけど……」
ネサラ「……なんだよそれ、ソッチに目覚めたのか?」

 

マルス「老け顔といえば、エリンシア姉さんもそろそろアンチエイジングry」
エリンシア「うふふ〜マルスちゃーん?お待ちなさ〜い♪」つアミーテ
マルス「あはは〜待つわけないだろ〜♪」(捕まえてごらーん)
リン「全く、老け顔だの若作りだの、みんな外見にとらわれすぎなのよ。」
ミカヤ「イケメンパラダイスしてるあんたが言うセリフじゃないわね。」
マルス「それか負け惜しみかな?」
リン「……久しぶりに暴れたくなってきたわあ〜、スカイラブハリケーンにしとく?」(ベキベキ)
ロイ「どうでもいいけど、お家壊さないでよね。」
リーフ「フウ、やれやれ全く、外見にとらわれているとろくなことがないよ。」
マルス・リン「お前が言うな!!」
リーフ\ヒトデナシー/