玄関
ファ「おにーちゃん、おかえりー!」
エフラム「おっ──と、ただいま。ただ、飛びかかるのは危ないからダメだぞ」
ファ「うー……ごめんなさい」
エフラム「だが、その気持ちは嬉しい。ありがとう」
ファ「えへへ、おにーちゃんの手……あったかいから好き」
居間
エフラム「さて、進路希望調査を書くか」
ファ「しんろ……? おにーちゃんは仮面ライダーになるの?」
エフラム「いや、そっちは職業ではないな。
俳優を止める訳ではないが、やはり保育士になろうと思う」
ファ「そうなんだ。だけど、どんなおにーちゃんでもファやみんなのヒーローだよ!」
エフラム「……そうだな。ファの笑顔を、その期待を裏切らないよう、より一層精進する。
俺はいつだって、みんなを守りたいからな」
サラ「とりあえず私は教団をまとめるのが先かしらね」
ンン「……もう十分なのでは?
サラ「まあ一応念入りにね、兄様とみんなのために……後は」
エフラム「可愛いぞ、ファ……」
ファ「お兄ちゃん……ん……」
サラ「……後はもっとキスが上手くなりたい」
ンン「それは将来の話とは全然違うと思うのです。……というか覗き見はよくないのでは」
サラ「他の子が兄様と二人のときにどうしてるのかなとか……まあ参考までにと思って」
ファ「お兄ちゃん……そんなにしてもファはまだミルク出ないよぉ……ん……ファもご奉仕してあげるね……」
サクラ「わ、私ももっと兄様を喜ばせられるように……」
ンン「だからそれは将来の話では……っていつからいたんですか」
アルム「ミルクかぁ…酪農にも興味あるんだよね」
モズメ「牛なぁ。毎朝乳しぼりすっとうめぇの飲めるなぁ」
シルク「夜はエフィのを熱心に絞ってましたけど」
エフィ「まだ出ないけどそのうち出せるようになるのかなぁ」
ジャンヌ「誰が最初にアルム君の子供を持つかは神のみぞ知るという事で」
セリカ「や、妬いてないからね。受け入れてるから!」
アルム(何気なく言っただけでそこまで話が広がるものなんだ。ま、まあそのうち子供は欲しいかなって思うけど)