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Last-modified: 2017-08-08 (火) 21:38:15

デジェル「……間違いなく、アイクさんの息子ね……」
エリンシア「ですわねぇ……。
      仮面の奥の真剣な眼差しや、服の中のKINNIKUを想像すると、甥っ子ながらドキッとしてしまいましたわ」
リリーナ「アレは、ノワールも完全に堕ちましたね……。
     じゃ! なくて!
     スゴい勢いで差をつけられたわよデジェル!
     このままだと引き離される一方じゃない!
     これから先どう進んで行くにせよ、とにかく何かアクションを起こさないと!」
デジェル「そうは言っても……一緒に訓練したり、型を見てもらったりはしているけど、そんな急には……」
リリーナ「甘いわ! 恋は戦争! 引いたら負けよ!」
エリンシア「落ち着いて、リリーナちゃん。
      焦って行動しても相手に伝わらないと…………あ……」
リリーナ「…………ごふ……っ!!」
デジェル「リリーナ!? しっかりして! 傷は……致命傷ではないわ! 多分!」
エリンシア「ごめんなさい! 貴女の傷を抉るつもりなんてありませんでしたの! 許して下さい!」
リリーナ「……大丈、夫……よ……私は……まだ……諦めた訳じゃ……ありません……から……」

 

エリンシアつチケット
リリーナ「お姉様、これは?」
エリンシア「リュシオン様がやっていらっしゃる、セリノスの森観光ツアーのペアチケットですわ。」
リリーナ「……!」
エリンシア「これでロイちゃんと二人っきりでKINNI…ではなくて……楽しいハイキングに出かければよろしいですわ!」(ニコ)
リリーナ「……お姉様!!私頑張ります!!」(ガシィ!)
デジェル(私もジェロームを誘って行こうかな……)