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Last-modified: 2017-08-08 (火) 21:42:53

ジェローム「暑いな。吸湿性と速乾性に優れた仮面を用意して正解だった」
シャンブレー「……うう……絶滅する…………でも、リンを海水浴に誘うためにも、慣れておかないと……。
       ところで、俺達も一緒に来てよかったのか?」
ジェローム「? どういう意味だ?」

 

ルキナ「キレイなビーチですね!」
マーク♂「そうですね、姉さん」
マーク♀「遊びますよー! 遊びまくりですよー!」
ンン「今年何回目の海水浴かって感じですが、友達と遊びに来るのは、また違いますです」
デジェル「……そうね」
    (ジェロームを誘うつもりが、いつのまにか、覚醒子世代親睦会に……)

 

シャンブレー(どうせこいつが、『海か。そうだな。皆で行こう』とか鈍感かましたんだろーなー)
ジェローム「?? さっきからどうしたんだ?」
シャンブレー「いいや……そのうち自分で気づいてやれよ?」
ジェローム「?????」

 

シンシア「ほらほらー! そんな後ろの方にいないで前に出なきゃ!」
ノワール「……ひぃ……だって……こんな格好……恥ずかしい、し……」
シンシア「へーきへーき! みんなもあたしも水着だよ! みんな一緒! 大丈夫!」
ノワール「そういう問題じゃ……。わわわ……! 押さないで……! ……きゃっ!」
ジェローム「……怪我はないか?」
ノワール「あ…………うん……倒れる前に、ジェロームが支えてくれたから……」
シンシア「おー! さっすがヒーロー! 女の子を助けるタイミングは逃さないね!」
ジェローム「お前な……。ノワールがこういうことが苦手なのは分かっているだろう。無理強いはやめてやれ」
ノワール「あの……いやなわけじゃないから……だから……」
ジェローム「……本人がそういうなら……。
      しかし、決して無理はするなよ? この暑さだからな。熱中症には充分に注意しろ」
シンシア「はいはーい! あたしも心配してほしいでーす! 暑くて倒れそうでーす!」
ジェローム「いや、お前は大丈夫だ。太陽は熱中症にならない」
シンシア「褒められた!」
ジェローム「ああ褒めた褒めた。だから少し海で泳いでこい」
シンシア「うん! じゃあまた後でね! ジェローム、ノワール!」
ノワール(返事する暇もなく行っちゃった……)

 

ウード「……あの2人、いつまであの体勢なんだろうな」
アズール「ノワールが倒れかけたのを抱き止めてからずっと、抱き合ったままだね」
セレナ「見てるだけで熱いわね……」
3人「「「カムイ様/ピエリ/カミラ様 に会いたくなってきた」」」

 

ブレディ「……このままだと俺達……」
ロラン「ルキナかマーク♀しか選択肢がなくなりそうですね。もしくは、独り身か他地区の方か」

 

ナンナ「ああいう紳士的な対応がモテる条件ですよ?」
リーフ「無理だよぉー! 誰だって、仮に鼻血は我慢できたとしても、鼻の下伸ばして胸元覗き込んで触れてる部分に神経集中くらいはするでしょ!?」
ミランダ「……さいってー……」
ティニー「まぁ……紳士的なリーフ様なんて、想像できませんけど……」