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Last-modified: 2017-09-22 (金) 19:59:26

クロム「ルドベック議員、貴方に名誉毀損及び選挙法違反の疑いがかかっている。これからベルン署とイーリス署が家宅捜査を行うと同時に、速やかにベルン署まで同行してもらう。」
ルドベック「……よろしい、同行しましょう。……自首した者としての適切な処遇を希望しますよ。」(フフフ)
ツァイス「……ふてぶてしいやつだな……」
ネフェニー(ヒソヒソ)「なんじゃ、えらいあっさり出てきたのう……」
チャップ「あんだけやらかしといて、怪しいもんじゃ。」
ジョフレ「……それで、私の姉がそちらにいるはずですが……どちらにいるので?」
ルドベック「……フッフッフ、だからお前はいつまでたってもドヘタレの無能なんだよ、しょーぐん()君。」
ジョフレ「何!?」

 

\屋敷の上/
兵士「今すぐ議員を釈放しろ!さもなくば、この女の命はない!」
ルキノ「……」
クロム「なんだと!」
ルドベック「……聞こえなかったのか?私を釈放しろと言っているのだ。……勿論、君たちが盗んだ証拠とやらも処分してもらおうか。」
クロム「……貴様……卑怯なマネを!」つファルシオン
ルドベック「おっと、暴力は止めてもらいたいですね。私が望んでいるのは平和的解決です。……私を攻撃すれば、ルキノ殿がどうなるか……」
ジョフレ「……」
ルドベック「フフフ、その様子では随分と堪えているようだな。所詮は平和ボケしたレニング市長の部下というわけだ。」
ツァイス(……ジードさん置いてきてよかった……)

 

レニング「……このようなことになり残念ですな、ルドベック議員。」
ジョフレ「……市長……お越しになられていましたか……」
レニング「……オマ村が大変なことになったと聞いたものでな。市長としては見過ごせん。」
チャップ「ありがとうございます。すんません、ご迷惑をかけてしもうて。」
レニング「よいのだ。私の甘さにも責任があった。」
ルドベック「その様子ですと、ご自覚はあったようですな。穏健な貴方の政治では、いつか行き詰る。民を導くには、時に冷酷な強い指導者が必要なのです。過去にデインに強制合併されかけたことも……此度の混乱も、貴方のその態度が原因なのですよ。」
レニング「それは認めよう。……だが貴公は糺弾する方法を間違えた。民を扇動し、互いに戦わせる……そのやり方には納得いきませんな。ご自分の理想が正しいとお思いならば正々堂々、選挙で訴えればよろしかろう。違うか?」
クロム「もっともな意見だ。あんたは関係のない市民を自分の為に煽っただけだ!」
ジョフレ「左様。貴方の意見はもはや見苦しいだけですよ議員。」
ルドベック「……口だけはご立派ですな、皆さん。さて、これからどうなさるおつもりです?ルキノ嬢とご自分の地位、どちらを選ばれますかな?市長?」
レニング「……」

 

ジョフレ「……クロムさん。屋敷とルドベック議員への攻撃許可をお願いします。」つ勇者の槍
クロム「だ、ダメだ!そんなことをしたら君のお姉さんは!」
ジョフレ「……あの屋敷に行った時点で、姉の命はなかったものとお考え下さい。私が今の姉の状況になっていれば、姉も同じ判断を下すでしょう。」
ネフェニー「……」
ジョフレ「私にとって、姉は大事な家族です。ですが、騎士とは民を守るためにあるもの。民を犠牲にしてまで、生きながらえたいとは思いません。」
クロム「……」
ジョフレ「姉も、騎士の家に生まれた女です。それ相応の覚悟はあります。どうぞ、ご命令を。」
ルドベック「……なっ……貴様!」
レニング「我がクリミア市はテロには屈しない。……犯罪者にはそれ相応の報いを受けてもらう。クロム刑事、攻撃を許可する。」
ルキノ「……よく言ったわジョフレ。それでこそデルプレー家の男よ。」(フッ)
クロム「……わかった。」
ネフェニー「……!お巡りさん!!」
ツァイス「すまないが、ここで屈したらテロリスト共を許すことになる。それは絶対に出来ない。……ジョフレさんだって、辛いのは辛いんだ。わかってあげてくれ。」
ネフェニー「……わかり、ました……」

 

クロム「では、ここにいる全員にルドベック氏及び攻撃を許可する!あ、氏は後に署での取り調べがあるので適度にお願いします。」つファルシオン
ジョフレ「承知!……全力を持って連中を叩く!」つ勇者の槍
ネフェニー「と、いうことじゃけえの。村をメチャクチャにしてくれた恨み晴らさせてもらう。」つキラーランス
チャップ「わしも、堪忍袋の緒が切れてしもうたわ。」つキラーアクス
レニング「私も久々に頑張っちゃおうかなーっと。」つ銀の剣
ツァイス「んじゃ俺も便乗して。」つナイトキラー
ルドベック「……しょ、正気かきさまらーッ!!」
クロム「全員突撃ーッ!!標的はルドベック議員!ついでにルキノさんも救出する!!」\ゴゴゴゴゴコ/
ルドベック「わ、私をナメるな!兵士!その女を処刑しろ!!」

 

兵士「しょ、承知致しました!」
ルキノ(ふう、へザーの伝令が上手くいっていれば、そろそろ彼が来るころね。)
兵士「嘆くなら、血も涙もないお前の弟と市長の非常さを嘆くんだな。」
ルキノ(はあ、それにしてもこの人汗臭いわねえ……ちゃんとお風呂入ってるのかしら……)
兵士「ええい!泣きも叫びもせず、なんと可愛げのない女だ!死ねいっ!」

 

\スコーンッ!/矢→兵士

 

兵士「あべしっ!」(チーン)

 

シノン「やれやれ、こんなド田舎まできて仕事させられるとは思わなかったぜ。」
ユリシーズ「予定より早く事が起こってしまいましたが……どうやら間に合いましたな。」
へザー「んもう、ルキノさんに当たったらどうするつもりだったのよ!こんなことしなくても、この私が華麗に助けに行ったのに!」
ユリシーズ「残念ながらそれは許可できませんな、美しい盗人よ。この騒ぎに便乗して、議員の財産を盗むつもりだったのでありましょう?」
へザー「いやん、バレてた?」
ユリシーズ「申し訳ありませんな、市の財産は市民に返さねばなりませぬ故、お許しを。」
へザー「はあ〜っ、役人のオジサマってホンット頭固いんだから〜。」
シノン「いやオメー、盗みは犯罪だからな普通に。」

 

ルドベック「くっ……ここまでか!」(ダッ)
ジョフレ「姉さん!」
ネフェニー「ジョフレさん、ここはあたしに任せて、議員をとっ捕まえるんじゃ!」\ブンブンブンブン/
ジョフレ「…………そうだな、任せる!」(ダダダッ)
ツァイス「あれ?議員を追わなくていいんですか?」
クロム「俺の見立てが正しければ、あれぐらいの相手なら今のジョフレさんだったら余裕で倒せるだろう……まあ後にわかるさ。俺はルキノさんを助けに行ってくるよ。」
ツァイス「……そ、それはどういう……?」
ネフェニー「……さて……最近覇王さん家で編み出して、試したい技も色々あるけえ。ちと付き合ってもらおうか。」\ゴゴゴゴゴ/
兵士「怯むな!相手は女一人だ!やってしまえ!!」

 

〜後に、現場にいたツァイス巡査はこう語る〜

 

ツァイス「いやァ〜、凄かったァ〜。」
ツァイス「何がって?村人の女の子が槍一本で地方の有力議員お抱えの兵士どもをバッタバッタとナギ倒したんですよ。アレはもう、人の技じゃありませんでしたね。」
ツァイス「本気を出したクリミア市長や隣にいた小太りのオジさんもですが、村人ほど敵に回したらヤッカイなものはありませんよ。え?……やっぱりあなた方はワカってない。村人の潜在能力のスゴさってヤツを……」
ツァイス「アレですよ、本気出して鍛えさえすりゃ、だいたいはピンピンピンピン神成長しますからね、ヘタな上級職なんかよりよっぽど使るってヤツですよ。」
ツァイス「例外的に、という条件付きですがね、もう警官はシューター並みの装備を認めるべきです。」

 

ルドベック「……フフフ、頼りの警察も従えず……ヘタレ君が私に一人で何をしようというのかね。」
ジョフレ「……レニング様を愚弄した罪とオマ村を混乱に落としいれ、市民を惑わせた罪……そして姉さんを危ない目に遭わせた罪、その身でしかと償ってもらう。」
ルドベック「随分凄んでいるようだが、貴様の武器は所詮槍……しかも勇者の槍は重い。速攻落ちや武器の相性というものを考えたなったのかね?」つトマホーク
ジョフレ「……」
ルドベック「……ふう、もはや返す言葉もないぐらいにヘタレたか。ではヘタレらしく、さっさとやられてもらおう!」\ブンッ/

 

ジョフレ(カキーンッ)\NO DAMAGE!/
ルドベック「」

 

ルドベック「な、なぜだ……!こいつは使えないユニットでレベルなんぞ全く上がっていないはず!!強さなどたかだか……」
ジョフレ「……それは、"育てなかった"場合……違うか?」\ゴゴゴゴゴ/
ルドベック「……なっ……」
ジョフレ「クロス・アウッ!!」\鎧パージ!/

 

ジョフレ:E/理想の王子様育成ギプス(ネフェニー自作)

 

ジョフレ「貴様にわかるか……?この地獄のギプスを装着しながら……あの超人的な動きをする娘と槍の訓練をするという気持ちが……」(ギシッギシッ)
ルドベック「……ワ、ワカリマセン……」(ガタガタ)
ジョフレ「私が一月の間、何もせずただただ村娘とお茶をしばきながらキャッキャウフウフしていたと思うか……?毎日毎日、大根引っこ抜き作業1000本ノックに肥え桶担ぎ500往復……常にHP1状態で槍を避けるスパルタ特訓☆72時間耐久を耐えた私をナメるなよ!」
ルドベック「ヒエッ……」

 

ジョフレ「ファミコンウォーズがで〜るぞ〜……」(肥え桶担ぎジョギング100km)
ネフェニー「ファミコンウォーズがで〜るぞ〜♪」
ジョフレー「……か、かーちゃんたーちにはないしょだぞー……」(ゼエゼエ)
ネフェニー「声が小さああい!気合が足りんよ気合が!!そんなんじゃあ序章の山賊も倒せんよ!?」(バシーンッ!)
ジョフレ「イエス!マム!!」(ゼヒー)

 

ネフェニー「どうしたんじゃあ!そんくらいでへばってなんじゃあ!!」(クワッ)
ジョフレ「……ネフェニー、俺もうダメ……涙が出ちゃう!だってしょーぐん()なんだもん!」
ネフェニー(ベチーン!)「立たんか!そんぐらいでへばっとったらいつまで経っても下級職以下じゃあ!!皆を見返すんじゃろうがあ!!しっかりせい!!」
ジョフレ「……はい!マスター!!」

 

ジョフレ(inアーマー&縛られながら突きの衝撃に延々と耐える訓練)「……パトラッシュ、俺もう疲れたよ……」\天使のお迎え/
ネフェニー「何をいっとるか!こんな打撃で音を上げとったら、おどれの防御はボーレの豆腐以下じゃ!」(ガンッガンッ!)
ジョフレ「もっと強く!もっと強くお願いします!!」

 

ルキノ「なるほど、そんな凄まじい訓練をね。」つお茶
レニング「それは嫌でも強くなるな。」つお茶
クロム「今度アイク兄さんにも提案するといい。」つお茶
ネフェニー「/////」(うう、あんときはもう無我夢中じゃったから……今思えばジョフレさんに酷いことしたもんじゃ……)
ツァイス「……ってか何お茶啜ってんスか!緊張感ないな!あんたら!」
クロム「だってもう、全部片付けちゃったからぶっちゃけヒマだし。はいツァイス君の分。」つコーヒー
ツァイス「まあ、そうなんスけどね……」

 

ソフィーヤ「初期値が低い……とか……伸びない……育てにくい……ユニットが嫌いでも……重い……闇魔法のことは嫌いに……ならないであげてください……」
レイ「いやお前はメッチャ好かれてるだろ。」
ソフィーヤ「……ですが……あなたより……起用されることは……少ないです……」(ジト目)
エキドナ「ちょっと、あんたは外見で得して人気あるんだし、クラスチェンジもあるんだから……そういう台詞は恵まれない上級職に言わせなよ。」
ダグラス「せやせや。」

 

ジョフレ「加えて……俺のスキルは"エリート"……つまりは経験地が2倍になる……この意味がわかるな?」\ドドドドド/
ルドベック「アッハイ」
ジョフレ「どんなユニットでも、育て上げれば強いユニットとなる……今まで散々コケにしてきたユニットにやられる気分というのはどんな気分だ?」\レベルカンストMAX/
ルドベック「す、すいませんでした……」
ジョフレ「……オマ村の件といい、姉さんの件といい……ルドベックッ!テメーは俺を怒らせたッ!!」

 

ルドベック\アッーーーー!!/

 

こうして、一連の騒動を起こしたルドベック議員は逮捕され、オマ村には平和が戻った……レニング市長は今回の反乱事件を受け、政治家の賄賂及び選挙違反活動の取締りを強化する方針を発表したのであった。

 

エリンシア「ルキノ!ルキノ!無事でよかった!!」(ウワアアアン)
ルキノ「……ご心配をおかけして申し訳ありません、エリンシア様。」(ナデナデ)
エリンシア「で?可愛い可愛いルキノを危険な目にあわせたあげく、うちのお店を貶めるビラを撒いたのは貴方だったのですね?」\ゴゴゴゴゴ/
ルドベック「お、お優しいお弁当屋さんの慈悲で……どうか手柔らかな処置をいただきたく……」(ダラダラダラ)
エリンシア「お断りします。」(ニコ〜)つアミーテ
ルキノ「最近、安いけれども不味いお弁当屋さんができたなあ〜と思っておりましたが、貴方の店でしたか。」
ルドベック「何でそっちの方が繁盛するんだよ!高いくせに!」
クロム「姉さんの店が割高なのは無添加・新鮮&安全な食材にこだっているからだ!たわけ!クリミア市を混乱させた上、姉さんの店の名まで貶めるとはこいつ心底許せんな……」\ドドドドド/
ティバーン「おう、アンタ俺の女の店にちょっかい出してくれたらしいなあ?……まさかタダで済むとは思ちゃあ、いねえよなあ〜?」(ボキボキ)
エリンシア「アイクちゃんのお家にもご連絡しようかと思いましたけれど、オマ村がサラ地になったら困るのでやめておきましたわ。感謝してくださいね。」(ニッコォォ)
ルドベック「」

 

ユリシーズ「それにしてもレニング様も人が悪いですな。」
レニング「……何のことかね?」
ユリシーズ「此度のこと、わざとジョフレを差し向けたのでしょう?」
レニング「……それは君の提案だったはずだがな、こちらから何か仕掛ければ相手は必ず動くと……」
ユリシーズ「ですが、彼を派遣するとまでは言っておりませんぞ。……謀られましたな?」
レニング「彼はやればできる子だというのに、いつまで経っても燻っておったからな。フフフ、これで一皮向けてもらったというものだ。」
ユリシーズ「やっぱり人がお悪いではないですか。」(ハハハ)
ユリシーズ「まさか次は我輩の番……と、いうわけではありますまいな?」
レニング「……」(ピュ〜ピュ〜♪)
ユリシーズ「ちょっとそこで黙るのやめて下さいよ。」

 

〜オマ村役場宿舎〜
ネフェニー「ジョフレ、さん……」
ジョフレ「ん?ネフェニーじゃないか。どうしたんだ?」
ネフェニー「あの……行って……しまうん……です、よね。」
ジョフレ「私の仕事は終わったからな。……短い間だったが、世話になった。ありがとう。」
ネフェニー「……」
ジョフレ「正直、君には感謝しきれないほど感謝している。君のスパルタ特訓がなければ、私は今もヘタレしょーぐん()のままだったろう。」
ネフェニー「……そんなこと……」
ジョフレ「ありがとう、ネフェニー。……今わの際に……こんなことを言うと卑怯かもしれないが、私は君が好きだったよ。一人の女の子として。」
ネフェニー「……!!」
ジョフレ「君は気づいていないかもしれないが、その優しさと一生懸命さ……それは、多くの人を惹きつけることのできる魅力だ。」
ネフェニー「ジョフレさん……」
ジョフレ「だが、君のような素晴らしい腕を持つ娘に……私など相応しくない……もっといい相手がいるはずだ。……さようなら、幸せにな……」\パカッパカッ/
ネフェニー「……」

 

ジョフレ\パカッパカッ/(……これで……こでよかったのだ……だが涙が止まらないのは何故なんだ!?)

 

ネフェニー「……か……」
ネフェニー「ジョフレさんの、ばかもんんんんん!!!」(ドダダダダダダッ)

 

ジョフレ「せっかく、告白したのに自分で振ってさあ……ああ、俺の馬鹿!いくじなし!!……ハア〜ッグスグスッ……って……え?」
凄まじい轟音と砂塵に驚き、振り向いたジョフレの目に映ったのは……鬼の形相で走り来るネフェニーの姿であった。それも、馬に迫る勢いで……
ネフェニー「こらあああ!!!このドヘタレが!待たんかああ!!!」(ダダダダダッ)
ジョフレ「うわあああ!ご、ごめんなさい!!」
ネフェニー「待てっちゅうとるじゃろがあああ!!人の話を聞かんかあああ!!」\ドドドドドド/
ジョフレ「すいません!もうしません教官殿!!」\ヒィィィ/

 

ネフェニー「あたしも、ジョフレさんのことが好きじゃああああ!!嫁にもろてくれッ!!!」\グワシィ!/
ジョフレ「ちょっ……ちょっと待って!!馬が怖がってるから!!ビークールビークール!!ってか、ええーーーッ!?」

 

ジョフレ「……あの、本当に俺でいいのか?」
ネフェニー「あ、当たり前じゃ!」
ジョフレ「だが、俺は君が思っているような男じゃないぞ?キラキラもしていないし、何でもできるゴリラク……神将でも、かっこいい王子様でもない。それでもいいのかい?」
ネフェニー「……何言うとるんじゃ、ジョフレさんは立派に私の王子様じゃ。雨の日に助けてもらってからずっと……クリミア市民のために、身を張って戦う立派な騎士様じゃもん!!」
ジョフレ「フフフ、そうか……まあさっきから普段の喋り方でずっと喋ってるし、本心には違いないんだろうな。」
ネフェニー「あっ//////……し、知っとったんですか/////」
ジョフレ「君は感情が高ぶったり、たまに地の訛りが出ているみたいだったからな。……結構出ていたぞ?」
ネフェニー「/////」
ジョフレ「何を今更恥ずかしがってるんだ。そもそも、訓練中なんか凄かったじゃないか。」(ニヤニヤ)
ネフェニー「あれは!/////もう言わんといて!!////」
ジョフレ「そうやって、照れてるところも可愛いくて好きだな/////」
ネフェニー「もう!/////」

 

ネフェニー「……したら早速、このままジョフレさんとこでやっかいになろうかの。ジョフレさんすぐ訓練サボってまたしょーぐん()になりそうじゃし。」
ジョフレ「うっ……槍と同じで痛いところを突くな……い、いやでも農家はどうするんだ?」
ネフェニー「クリミア市からオマ村まで、走って通えば大丈夫じゃ。なーに、これも訓練の一環じゃよ?」
ジョフレ「ははは、君らしいな……」(大変な子に惚れてしまった……)

 

ネフェニー(やっぱり野菜も理想の王子様も、育てるのが一番じゃて……)\エヘヘ/

 

こうして、ジョフレの生活にささやかな(スパルタの)癒しの花が一輪、加わった……
なお、同棲した初日に霊長類最強女子のごときフォームでスタンバっていたネフェニーに、ジョフレが童貞を奪われたのは当然のことである。

 

ジョフレ\アッーーーーー!!/

 

オマケ

 

〜ベルン署〜
ゲイル「……ジード、今回の功績はお手柄だったが……器物損害に傷害と苦情も多数寄せられている……しばらくは謹慎処分に……」
ジード「っしゃ!朝から新台打ちまくれるぜ!ラッキィ〜!」\ガッツポーズ!/
ゲイル「……」
ゲイル「ミレディ……こういうとき、どういう顔をしたらいいのかわからないの……」(ズゥゥゥン)
ミレディ「笑え……ないわよね……」

 

〜イーリス署〜
エメリナ「クロム、合同捜査お疲れ様。大変だったみたいね。」つコーヒー
クロム「ルフレがこの大変な時に始末書の山とか……カンベンしてほしいよ……」(トホホ)
リズ「元気だしなよ!ほら、クッキー買ってきたんだ!」つクッキー
クロム(ウルウル)
エメリナ「ど、どうしたのクロム?」
クロム「……いや、イーリス署って……すっごく平和だったんだなあって……」(遠い目)
リズ「ベルン署で何があったの……」