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Last-modified: 2017-09-23 (土) 23:30:45

ヴェロニカ「ふう……適当なスレを荒らすのもガチャ回すのも今日はもういいか……つまらない……エフラムでも呼……」
サラ「あら、兄様を呼ぶの?」
ヴェロニカ「……!?どこから……」
サラ「気が向いたから様子を見に来たのよ、どうせ暇してるんでしょ?」
ヴェロニカ「どうせって……あなたに何が分かるの?知ったようなこと言わないで」
サラ「分かるわよ。毎日退屈で、面白いことを探しても見つからなくて、持ってるチカラで暇潰して一日終わり、でしょ?」
ヴェロニカ「…………」
サラ「……ま、いいけど。それより、はいこれ」
ヴェロニカ「なに……?ちょ、これ!?」
サラ「兄様の写真だけど、見れば分かるでしょ」
ヴェロニカ「わかるけど、何で上半身裸の明らかにお風呂上りの写真なの!?」
サラ「その方がいいでしょ、色々な意味で」
ヴェロニカ「な、なにいってるのよ……ていうか、こんなことしていいの?」
サラ「……何ていうか、ほっとけないのよあなたのこと、前の私みたいで」
ヴェロニカ「……意味わかんない」
サラ「わざわざ出力してきたのよ、あなたが素直になれば必要ないものだけど」
ヴェロニカ「だ、だから意味わからないって言ってるでしょ!」
サラ「夜は遅くまで起きてるんでしょ?こっそり見学するくらいならいつでもいいわよ、いっそ参加しても……」
ヴェロニカ「い、いいからもう帰って」

 

ヴェロニカ「全く……何なのあの子……こんな写……真……」

 

その後、ヴェロニカは写真を片手にベッドで布団を被りなにやらもぞもぞとしていた
しばらくしてして顔を出すと「頭で想像するだけよりずっと良くてなんか悔しい」と思ったらしい

 
 

サラ「全くあの子は……前の私ってあそこまで素直じゃなかったかしら」

 

ファ「これでファの勝ちだよー!」
エマ「あああ……また負けです……これでサイファ3連敗……うう……表情で読まれない特訓はしたのに!」
ファ「エマお姉ちゃん……ファが何かしようとして、それが嫌なことだったらそのおっきいリボンが揺れてわかっちゃうよ」
エマ「がーん!?今度は動きに出ていたとは……」

 

サラ「……あの子もあれくらい分かりやすければ……」

 

ファ「これで決まりー!」
エマ「のわー!?……負けました……」
ユズ「……5連敗目だぞ、少し休憩したらどうだ?」
エマ「だ、大丈夫です!自分より上手い人と対戦を重ねないと上手くなりませんし!」
ユズ「それはそうだが、落ち着いて戦術を見直すのも大事だぞ。それに……」

 

サラ「はい、私の勝ち」
アリス「こ、この私がサイファで何もできないなんて……」
バルジャン「これでお嬢様も勇気と無謀の違いとあまりにも格上の相手と戦っても得るものがないということを覚えましたね」

 

ユズ「……相手が格上過ぎても逆に得るものがないからな」
エマ「……気をつけます」

 

ヴェロニカ「…準備できた」
エフラム「またいきなり呼び出したと思えばサイファの相手をしろとは…」
ヴェロニカ「…カードは大人買いして集めたけど、さすがに対戦は一人だと無理、でも外行くのはめんどすぎ…」
エフラム「まあ、俺もファとかの相手をしてやり方は知ってるからな。じゃあ始めるか」
ヴェロニカ「…………」
エフラム「…どうした?」
ヴェロニカ「…言っておくけど、今二人きりだからって変な気を起こさないで」
エフラム「当たり前だろ、今更どうした?」
ヴェロニカ「いきなり抱き寄せてキスしたりとかはやめて」
エフラム「いや、分かってるからな」
ヴェロニカ「その胸を大きくしてやるからなとか言って揉んだり吸ったりするのも駄目だから」
エフラム「だからしないと…」
ヴェロニカ「…後ろから組み伏せて私の意識が朦朧とするくらい好き放題するのもしないで」
エフラム「…何なんだ本当に」

 

ノノ「サラもだけど、あそこまで行くと逆に素直だよね」
ンン「サラは、エフラムさんに対しては大体素直なのです。夜は特に」
サラ「そこの強色欲竜親子、黙りなさい」