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Last-modified: 2017-09-24 (日) 23:05:14

ルーナ(紫銀髪)「髪色もすっかり固定されたし、まさかあんた達と従姉妹になる日が来るなんて思わなかったわよ」
ジェローム「正確には義従姉妹だがな」
シャンブレー「そこは置いとこうぜ、まぁでも、セレナも父ちゃん決まったか」
ルーナ「決まったけど……まさか父さんができたら更に新しく義母さんも3人できましたって……あたしどんな顔すれば良いのか」
ジェローム「まぁわからんでも無いな」
シャンブレー「俺達の場合も、父ちゃんができたら母ちゃんも何人も出来ましたって状況だしな」
ルーナ「あんた達はどうしたのよ」
ジェローム「どうした……と言ってもな、普通に受け入れたが」
シャンブレー「結局、母ちゃんが幸せを掴めた方が、嬉しかったしな」
ルーナ「あ……そっか……そうね、やっと母さんも、クロムさんに縛られるのを止めて、幸せをつかんだのよね」
ジェローム「そう言うことだ」

 

ルーナ「それにしてもねぇ………」
ジェローム「何だ?」
ルーナ「あたしの今、まさか母さんとは血筋だったのね。
    リオン父さんいるけど、基本はそう言う訳だし」
シャンブレー「そうともとれるけど」
ルーナ「あたしのこれも始めは悩んだけど、そう思うと、少し気が楽になりそう」
ジェローム「そうか……だがそこまでにしておけ」
ルーナ「?」
カミラ「酷いわルーナ、私との事、嫌だったの?」
ベルカ「ルーナ、カミラ様、嫌い?」
ルーナ「な! カミラ様、ベルカ!! あの、そう言うわけでは無くて、カミラ様達の事は大好きでしたけど、やっぱりあの頃はまだアブノーマルさが強くて……」
カミラ「ふふ、慌てるルーナも可愛いわ」
ルーナ「あ……ひょっとしてからかったの!?」
カミラ「あら、あなた任せが嫌々だったんじゃないかって悲しかったのは本当よ?」
ルーナ「そ、そうですか……それで、その衣装は一体?」
カミラ「ふふ、せっかく貴女のお母様のおめでたい事ですもの、貴女の主として、ご挨拶しないと。
    その為に貴女も、綺麗におめかししないと」
ルーナ「べ……別に、挨拶位ならそこまでしなくても……」
カミラ「まぁ、着替える最中貴女の可愛い反応を堪能するかもしれないけど」
ルーナ「むしろそっちが目的で……て、ちょ……ベルカ、放して!」
ベルカ「素直に受け入れるべき」

 

 連れていかれる彼女を見送る男2人。

 

シャンブレー「セレナ、頑張れよ」
ジェローム「相変わらず騒がしいな、ところでシャンブレー、最近はリンさんとはどうなってる?」
シャンブレー「ん? まぁ順調だよ、最近リンが激しくなって来たから、こっちも体力トレーニングに勤しんでるけど。
       そっちはどうなんだ? ノワール達と」
ジェローム「む……正直、何で俺などにと疑問は強いがな……だが、なんとか未熟な俺を鍛えあげ迎えたいと思うが……」
シャンブレー「その真面目さはらしいよ、でも、できるだけ早く迎えてやれよ」
ジェローム「解った……」

 

リーフ「カミラさんって女の子大好きじゃん?」
ロイ「そうだけどそれがどうかしたの?」
リーフ「つまり僕が女装して男の娘になったら恋人にしてもらえるかも」
ロイ「……それ、自信あって言ってる?」
リーフ「ちょっと言ってみただけだから…」

 

リーフ「いや…でも…まてよ…一時期ヘザーさんが女版リーフと言われてたっけ…
     それは裏を返せば僕が男版ヘザーさんともいえる…つまり女装すればヘザーさんみたいな美人のおねいさんそっくりになり、
     百合趣味のおねいさんにモテる?」
ロイ「女リーフって言われてたころのヘザーさんは喪だったから無理じゃないかな。そもそも見た目の話じゃないし」
マルス「そもそもそう呼ばれた理由は相手の事を考えず迫る強引さと身勝手さの結果『モテるはず無い』と呼ばれていたからだよ。
    今の君と全く同じじゃないか」
リーフ「コノヒトデナシー」