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Last-modified: 2017-09-26 (火) 22:19:48

カザハナ 「どんな大技も、当たらなければどうということはないわ。殺られる前に殺れば良いのよ」
ンン   「……っぅ、もう1本、お願いしますです!」
アメリア 「じゃあ、次はあたしね!
      大→天↑空↓の発動と同じ、全力の振り上げで決めるように立ち回るから、対処してみて!
      先に言っとくと、小技で怯ませた隙に打ち込むからね!」
ンン   「分かりましたです!」

 

ネフェニー「ンンちゃん、よお頑張るのお」
エフラム 「そうだな。ジェロームに負けて以来、いっそう稽古に取り組んでいる」
アクア  「……私、カザハナと同じ考えね。先手必勝。攻撃あるのみよ」
ミルラ  「それ、みんな知っています」
イドゥン 「なんだか……アメリアさんとカザハナさんのお話を聞いていると……。
      大天空? というものの対策を……教えているように感じます……」
エフラム 「その通りだ。余程、ンンが負けたことが腹に据えかねたと見える」
ネフェニー「妹弟子の敵討ちじゃって言いよったもんねえ。止めるんに苦労したわあ」
アクア  「リベンジなんて、自分の手でやってこそだもの。ねえ?」
エフラム 「…………ああ、アクアとの経緯は、そうだったな」
イドゥン 「……?」
ネフェニー「どおやったん?」
ミルラ  「わたしも知りません……突然、アクアお姉ちゃんを紹介されましたから……」
エフラム 「あー、それは……」
アクア  「2人だけの秘密よ。ねえ?」
エフラム 「分かった。なら、俺からも言わん」
ミルラ  「むー……」
ネフェニー「膨れん膨れん。ミルラちゃんだって、エフラムさんと2人の思い出にしときたいこと、あるじゃろお?」
イドゥン 「……エフラムさんとの……思い出……////」
ネフェニー「イドゥンさんも、あるみたいじゃねえ」
アクア  「そういうネフェニーは、初めての日のこととか、この前のデートのこととか?」
ネフェニー「へ!? あ、あたしは……! そのぅ……そうじゃけど……////」
ミルラ  「わたしだって……! わたしだって……えーと……えっと……」

 

エフラム 「…………かなり話が脱線しているが、口出しすべきではない、か」

 
 

ヴェロニカ「分かっていたけど、本当にタラシよね」
サラ   「今さらね。じゃなきゃ、あなたもここにいないでしょ?」
ヴェロニカ「……勝手に部屋に入って来ないでくれる?」
サラ   「あら? カーテンの隙間から、兄様たちがイチャイチャしているのを眺めて、寂しそうにしていたのに、つれないわね」
ヴェロニカ「…………あなたのそういうところが苦手なのよ」
サラ   「でも嫌いではない、と。分かるわ」
ヴェロニカ「うっさい」

 

エフラム「ヴェロニカ……その……悪かったな」
ヴェロニカ「……何のこと?」
エフラム「いや……お前がその……俺のことを考えてずっと一人でだな」
ヴェロニカ「だ、誰から……いや、いい……言わなくても分かった」
エフラム「俺が察しが良ければもっと早く……」
ヴェロニカ「いいわもう……そんなこと気にしなくても……私も素直じゃなかったのは確かだし。
       それに……もうそんなことしなくてもいいくらいイイ思いをさせてくれるんでしょ?」

 

サラ「……そろそろお楽しみかしら」
ノノ「けっこう積極的だねー」
ベロア「……覗きとは趣味がよくありませんね」
サラ「まだ慣れてないだろうからちょっと見てるだけよ」
ベロア「心配事でもあるんですか?」
サラ「……まあね、分かるでしょ?」
ベロア「ああ……ですね……サクラは呼ばなくていいんですか?」
サラ「サクラは見るだけでテンション上がりきっちゃうから……」

 

※以下ツッコミ不在の実況中継

 

ベロア「最初はご奉仕からなんですね……」
サラ「兄様のは慣れないと大変よ……」
ノノ「すっごい逞しいもんね、ノノは大丈夫だったけど」
ベロア「私もそのときの自分に任せてたらできました。ちょっと顎が疲れましたけど」
サラ「そりゃああなたたちはね……」
ノノ「でも割と上手くできてるみたいだね。やっぱり知識はあったのかな?」
ベロア「少しぎこちないですけど、効果があるのか確かめるためにエフラムさんの表情を確認しながらなのがプラスに働いてますね」
ノノ「でもサラも凄いよね、何で勉強したのってくらい凄いのをお兄ちゃんにしてるし」
ベロア「……私も本能だけでなく知識も必要でしょうか」
サラ「愛があればすぐ覚えられるわよ。ファだってすっごく上手になったんだから」
ノノ「あ、ちゃんと最後までできたみたいだね。ぐっじょぶ」
ベロア「最後までこぼさないあたり素質はありそうですね……」

 

ノノ「解す段階でもう結構とろけちゃってるけど大丈夫かな……?何回か飛んでたよね」
サラ「あれくらいの方がリラックスできていいでしょ」
ベロア「……ヴェロニカが下で向かい合う体勢ですね」
ノノ「あれサラも好きだよね」
サラ「正確には私はキスしながらがいいの、あれじゃなくても兄様の膝上に座る形も好き」
ノノ「ノノはは何でもおっけーだよ!」
ベロア「私もですね……でも後ろからだとより高まります……本能でしょうか」
サラ「……兄様はまだ抑えてるけど、ヴェロニカはかなりきてるわね」
ノノ「あー、お兄ちゃんの腰に足絡めちゃうの分かる」
ベロア「声もほとんど叫んじゃってますね……喉大丈夫でしょうか」
サラ「後でのど飴でも持っていってあげましょ」

 

サラ「……ヴェロニカ、まだ起きられるかしら?結構消耗してみてるみたいだけど」
ベロア「……今度は後ろからですね」
ノノ「あれキヌも大好きだよね」
ベロア「そうですね……キヌはどうも反応がいいみたいで、尻尾を触られるのと同時だと特にですね。……私もですけど」
サラ「ヴェロニカはもう限界かしら、声出そうとしても出せないみたいだし」
ノノ「知識はあってもひきこもり生活してたから体力がね……」
ベロア「エフラムさんだと多少の体力の差は全く意味ないと思いますけど」
ノノ「……まあねえ……あ、完全に止め刺されちゃったみたい……完全制圧?」
ベロア「でもよくもちましたね……これからに期待です、エフラムさんはこれからが本番なんですけどね……」
ノノ「そうだね……ヴェロニカも『え、まだやるの』って顔してる場合じゃないよ。お兄ちゃんは今準備運動が終わったくらいだよ」
サラ「兄様もヴェロニカが気絶したらやめるでしょ、そのあたりは心配ないわ」
ベロア「一対一のエフラムさんがどうかは体験しないと分かりませんからね……これで分かってもらえたかと」

 

ンン「……何か重大なツッコミの仕事があった気がするのです」