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Last-modified: 2017-09-17 (日) 22:42:41

アイク「ほぅ、エフラムのところにか」
エルフィ「はい、義弟殿は勿論、彼の弟子であるアメリアさんやカザハナもかなり腕をあげていました」
カゲロウ「ほう、あのカザハナがか」
セルジュ「ふふ、アメリアちゃん、それだけ強くなってるのね、また、訓練したいわ。
     それと、凄いのが彼のところに行ってた子ね」
カゲロウ「ああ、そのネフェニー殿は元は村人なのだろう。
     義弟のアルムやモズメという強い村人は何人か知っているがエフラムやエルフィと打ち合える程とは凄いな」
ルキノ「そうですね、彼女、普段は朗らかだけど戦いの槍さばきは相当のものです」
セルジュ「今度こっちにも来てもらいましょうか、みんながいう彼女の腕、気になるわ」
アイク「それは良いな、俺もあいつとはあまり打ち合った事がなかったか」
ルキノ「良いですね、それなら、近く彼女に話して見ます、面識がありますので」
カゲロウ「そう言えばその彼女は人見知りだと言ってたな」
エルフィ「はい、ですが戦えばその人の人柄が見えるそうなので、私も普通に接して貰ってます」
セルジュ「そうなの、彼女を呼べる日取りが決まったら教えてくれる?
     お迎えのお菓子を用意しておくわ」
ルキノ「あ、私もお手伝い致します」

 

アイク「ふむ、ネフェニーとの訓練、2人の菓子か、その日が楽しみだな」
セルジュ「あら、言ってくれればいつでも作るわよ?」
アイク「む、それはありがたいが、良いのか?」
ルキノ「夫婦なのですからそこまで遠慮せずとも良いですよ、勿論、そこまで沢山は出来ませんが」
アイク「それは嬉しいな、ありがとう」
カゲロウ「その……私も作っても良いだろうか、ミコト様から夫の為にと和菓子の作り方を教えられたのだが」
エルフィ「味見させて貰いました、とても美味しかったです」
アイク「そうなのか、とても楽しみだ」

 
 

リーフ「夫婦だって解ってるけど……巨乳お姉さんに囲まれてイチャイチャと……うらやま憎らしい……いつになったら僕は彼女が!!」
ロイ「はいはい、叫んだら勉強続けようね」
マルス「今日は小テストするからね、満点とるまで終わらないよ」
リーフ「コノヒトデナシー!」

 

シグルド「夫婦とわかっていつつルイーズさんやユーノさんらをナンパしたりもしたね。NTRは許さんぞー!」
ロイ「はいはい、勉強中の部屋で騒がないで仕事行ってきてね。言ってる事はすごくもっともだけど」
ジェミー「ちっ、ダサいオヤジめ。耳がキンキンするっての。ウゼー」
マルス「そういう君も勉強に集中しようね。高校いけないとお兄さんが嘆くんでしょ」
リーフ「ちょっと待って…待ってよ!?なんでジェミーが僕と向かい合わせで勉強してるのさ!?」
マルス「再三邪魔しようとしてきてキリないから言いくるめて引っ張り込んだ」
ジェミー「あたしだってこんなクサい部屋であんたの汚い顔見ながら勉強なんかしたくないっつーの!
      けどなんかコイツにいろいろ言われたら、なんとなくやらなきゃって気になったっつうか…」
ロイ(マルス兄さん口上手いからなあ…でもほんとにリーフ兄さんの部屋臭いしエロいものいっぱいあるし、とても女の子と勉強する環境じゃないよね…)

 

二時間経過……

 

ジェミー「イライライライライラ…」
リーフ「ソワソワソワソワソワ…」
ジェミー(葉っぱが近くにいるだけで燃やしたり蹴ったりしたくなる…ムカムカする…)
リーフ(いつ魔法が飛んできたり僕の剣蹴られたりするかわかんなくて落ち着かない…)
エリンシア「はい、一服しましょう。お茶とお菓子ですわよ」
リーフ「ふ〜〜〜…」
マルス「まあ休憩くらいは…」
エリンシア「それにしましても…うふふ、リーフちゃんが女の子をお部屋に呼ぶ日が来るなんて…ふふふ」
リーフ「無いから!そういうの無いから!違うから!僕呼んでないし!」
ジェミー「ゲロ吐きそうなほど気分悪いんですけどー、そういうのやめてよね。オバサン」
エリンシア「あらあら、やんちゃな子ですこと。でも口の利き方のお勉強は足りてないようですわね。教育して差し上げます」
ジェミー「ちょっ…どこ掴んで…あ…んぎゃあああああああああああああああ……」
ロイ「姉さんの叫喚慈悲アミーテ久々に見た…」

 

ボロ雑巾にされたジェミーはこれも葉っぱのせいだとますます怒りを募らせるのだった…

 
 

ジード「はぁ……」
ツァイス「なんで溜息ついてるんスか?」
ジード「俺んちの妹、来年受験なんだよ…けど、志望校ヤバそうでよ。誰に似たんだか素行も悪いし」
ツァイス(いや、間違いなくアンタに似たんだろ。この不良警官め。当たり前のようにオフィスでタバコ吸ってるし)
ゲイル「…お前が勉強見てやったらどうなんだ?」
ジード「自慢じゃねぇが学生の頃やった勉強なんてもうとっくに忘れたぜ」
ツァイス「卒業して何年も経てばそりゃあ…まあ」