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Last-modified: 2017-09-30 (土) 21:27:15

ニノ「…ユミナもマリアも幸せになったし…最近ちょっと思ったんだけど」
ジャファル「何をだ?」
ニノ「兄ちゃんたちって恋人作らないのかなーって。浮いた話聞かないし」
ジャファル「…………気にするな…いろいろある」
ニノ「ええーっでも気になるよー!」
ジャファル(ソーニャやウルスラの跳梁見てきたからな…たぶん大人の女に不信感…があるかもしれない。俺の勝手な想像だし実際どうかは知らんが)

 

ワユ「剣聖って言われる人はやっぱり凄いねえ」
アイク「そうだな、機会があれば手合わせを申し込みたいところだ」
ワユ「もちろん大将にも勝つかんね!そこは結婚しても譲れないよ」
アイク「ああ、俺も勝負に関しては嫁といえど負けるつもりはないからな」

 

剣士夫婦だと修業相手に困らなそうっすね

 

ワユ「はっ!」
アイク「ふっ!」
ワユ「せやぁっ!」
アイク「……そこか!」
ワユ「……ふう、ちょっと休もうか」
アイク「……そうだな」
ワユ「あのさ……大将、剣がちょっと迷ってなかった?」
アイク「…………」
ワユ「そりゃああたしはまだ大将には及ばないけどさ……手加減とかされても嬉しくないって前にも言ったじゃん」
アイク「……いや、手加減しようと思ったわけじゃない。少しだけ身が入らなかったのは確かだけどな」
ワユ「……何で?」
アイク「お前が嫁になってくれたときから、真剣に剣を振るうお前を美しいと思うことがある」
ワユ「……うぇ!?」
アイク「それに……何というか……杖の治療が発達しているとはいえ、いずれ俺の子を産んでもらう体に万が一があってはと……。
    自分でも柄じゃない考えだとは思ってるけどな」
ワユ「……もう、そんなこと気にしなくていいのに」
アイク「……すまん」
ワユ「それより……さ。大将、こっち来て」
アイク「ん?」
ワユ「そんな風に言ってくれたら……あたし……もう我慢できないよ」
アイク「ワユ……」
ワユ「だから……ね?」
アイク「いや……ここでか?」
ワユ「いいじゃん……細かいことは気にしない」
アイク「……そうだな。じゃあ、そこの壁に……」
ワユ「ん……分かった……こう……?……ぅ……っあ!」

 
 

エルフィ「訓練に参加しようと思ったら……」
レテ「……間が悪かったな」
エルフィ「……どうします?」
レテ「流石に邪魔するわけにはいかないだろう」

 

イレース「……参加するにしても一段落するまで待った方がいいですね」
シグルーン「ええ、それにしても悪天候対策として屋内訓練場を作ってよかったですわ」
レテ「お前たち……いつから……?」

 

レテ「全く…いくら外から見えないといえ訓練場でとは」
エルフィ「…少し、羨ましい気もします」
ワユ「あはは…ごめん。でも大将と訓練した後に身体が火照っちゃうこと…ない?」
レテ「………まあ」
エルフィ「……あるかもしれません」