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Last-modified: 2017-09-30 (土) 21:40:59

タニア「最近男子がなんかこっち見てんなーって思ったら…なーマリータ、どうすればいいんだろ?」(ゆさゆさ)
マリータ「揺らすなっちゅーねん!?うちかて目がいってまうわいな!?」
タニア「うぇっ!?だ、だってだってブラ合わなくなったんだもん…」
マリータ「まさか制服ん下、シャツしか着とらんのかいな!?…ガッコ終わったら新しいの買いにいこ…」

 

リーフ「男子がみんな前かがみになっちゃった…眼福眼福」
オーシン「へっ、あんな男女、なんともおもってねーよ!」(ちょっとは気をつけろやー!男共みんな見てるんじゃねー!)

 

シグルーン「ブラ選びならお任せを、スポブラやサラシという手もありますが…」
サナキ「お前はこういうときはいつも以上に頼りになるのう…」
シグルーン「それにしても出先だと色々大変ですわね、私も家ならアイク様がすぐ揉めるようにノーブラでいいのですが…」
サナキ「余計なアドバイスはやめい」

 

トラキア中 放課後の校庭

 

マリータ「ほないくで。帰り道にデパート寄ろ」
タニア「え…そんな高そうなとこでなくても…それにどーせまたすぐサイズ合わなくなっちゃうしサラシとかでもいいかなって」
マリータ「だぁほ、ちゃんとしとかなあかんねんて」(解けたらどないすんねん。野郎共の目の毒やで。上着ごしでもばるんばるんしよるし…)

 

ニャー

 

マリータ「なんや?猫の鳴き声しよるで」
タニア「あ、あの木の上!枝のとこ!」
リィレ「助けてぇぇえ…降りられなくなっちゃったよー……」
タニア「猫が大ピンチじゃん!」
マリータ「…猫は猫やけど…なにやっとんじゃあの姉ちゃん…しゃあない、梯子でも探してこよか」
タニア「今いくぞー!」
マリータ「って、うぉい!?ちょっと!?何スカートまくって縛っておんねん?」
タニア「こーしないと引っかかって登りにくいじゃん。うりゃ!」
マリータ「せ、せやなくて脚もパンツも見えてまう…ああ…登ってってもうた…さすが山賊や。木登り得意やねんな」
タニア「猫げーっと!」
リィレ「たすかったー!ありがとー!」
オーシン「なんだ騒がしいな…ん?へへー木登りしてる猿女がいるぞー♪」
タニア「なんだとコラー!ゴリラのくせして何言ってやがんだ!」
マリータ「ち、ちょいとオーシン、オーシン、向こう見たらアカン」
オーシン「なんでだよ?……うおう!?あ、脚が……ぱんつ……」(ボタボタボタ)
タニア「うおい?なんでいきなり鼻血噴いてんのさ!?なんだよ虚弱かよ情けない!使えよホラ!」つ 傷薬 ポイッ

 

ベグニオンデパート

 

タニア「なんだったんだろあのヤロー、健康だけが取り柄だってのに」
マリータ「ちゃうねん…あんたのせいやねんて…言うても無駄やろか…」
タニア「…へ、なんで?」
マリータ「も…ええ…ほいで…なんであんたがおんねん?」
リーフ「だってブラ選ぶんでしょ?なら僕にお任せさ!あらゆるカタログ見て巨乳おねいさんがつけてる光景妄想してる僕ほどブラに詳しい者はいないよ!
    みんなに似合うと思って買ってるんだけどプレゼントしようとしても断られるんだよね。なんでだろ」
マリータ つ マリータの剣
タニア つ キラーボウ
コノヒトデナシー

 

マリータ「邪魔者は消えたねん」
タニア「…そだね…」
シグルーン「いらっしゃいませ。何をお求めでしょうか?」
マリータ「んとな。こいつに合うブラ探しとるねん。サイズ大きゅうてなかなか合うのないんよ」
タニア「う、うるさいなー…しょうがないだろ…勝手に大きくなるんだもん…」
シグルーン「お任せくださいな。あらゆるニーズにバッチリお応えするのがベグニオンです」

 

マーシャ「…なんで秘書長自ら店に出てるんでしょう?」
タニス「たまには知らん娘の下着見立てることで自分のセンス磨くんだそうだ」

 

試着室

 

シグルーン「寸法は…ええ…96……あら、私の中学時代もそのくらいでしたわね。このまま育てば私やカミラさんクラスになるかも。ではこちらを…」
タニア「あー…うー…いくつか変えてみたけど…どれも同じに見えてくる…」
シグルーン「いえっ、いえ、お客様の魅力を引き出すためには妥協してはならないのです」
タニア「へ、だって服着ちゃえば見えなくなんのに魅力も何もないんじゃないの?」
シグルーン「着た服は脱ぐものですわ。意中の方の腕の中で。その時に輝きを増すのが下着なのです」
タニア「ファッ!?い、いないから!そんなのいないから!///////」
シグルーン「あら、私の勘ではそういう方がいるって思ったのですけど。ふふふ、せっかく豊かなものをお持ちなのです。よろしければ有効な使い方を伝授…」
タニス「何しとんですかあんたは」ゴン
マーシャ「この人の事は忘れて引き続きお買い物をお楽しみください」
タニア「う…うん…」

 

結局マリータに見立ててもらって無難なスポブラに落ち着きました。

 

シグルーン「なぜ止めるのですか、二人とも……」
マーシャ「いや、止めますよ」
タニス「むしろなぜ止められないと思ったのですか」
シグルーン「せっかくこれがお似合いだと思ったのに……」
マーシャ「そのブラ、明らかに普通のブラの半分以下の面積ですよね?」
タニス「どう見ても夜の勝負用ではないですか」
シグルーン「ちゃんとどんなものかは説明するつもりでしたよ?」
マーシャ「当たり前です!」
タニス「と言うよりそういう問題ではありません」
シグルーン「最近部下が冷たい……今日はこれを装備してアイク様に慰めてもらいましょう」
マーシャ「自分で使うんですか……」
タニス「買うのならちゃんと会計を通してください」
シグルーン「分かっています。……今日は早く帰って夜に備えなくては」
マーシャ「……結婚してからずっとあんな感じですよね」
タニス「毎日ツヤツヤのテカテカで必要以上に活力に漲っておられるからどんな生活なのかは想像がつくな……」