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Last-modified: 2017-09-30 (土) 21:50:21

覇王家に温泉ができる前の時間軸、ってことでお願いします m(__)m

 
 

アメリア「なんだか、師匠と一緒にお風呂なんて、久しぶりですね」
エフラム「ああ……カムイのところの温泉に行って以来か」
セツナ 「私たちが加わる前……羨ましい……」
アメリア「こ、今度はみんなで行きましょうよ! 最近、人気の温泉街があるらしいですし!」
セツナ 「……ん……いい案……。でも、前の分の埋め合わせとして、今日は私がエフラムの背中を流してあげる……」
エフラム「む? ああ、セツナが良ければ頼むが……」
セツナ 「任せて……これもある意味ご奉仕……。力加減、これでいい……?」
エフラム「ちょうど良いぞ。良い気持ちだ」
アメリア「わわわわ……! セツナさん、師匠の広背筋をあんな丹念に……!
     一緒に温泉に入ったって言っても、あたしには、そんなことできなかったのに……!」
セツナ 「アメリアも……する……?」
アメリア「いいんですか!? じゃあ、お言葉に甘えて……肩の方を……あきゅうう……師匠の僧帽筋と三角筋、二の腕……!」
セツナ 「ごし、ごし……」
エフラム「……楽しそうだから、良しとするか……」

 
 

大人チキ 「もう! お風呂くらい素直に入りなさい!」
ベロア  「……せっかく尻尾についていた毛玉が……回収しきれませんでした……」
ソフィーヤ「ベロアは……色々と……集めて、います、ね……?」
ベロア  「はい……宝物です……今度見せてあげます……」
ソフィーヤ「本当に……? ありがとう……」
大人チキ 「ぽんやりしていないで、早く洗いなさいってば。
      ベロアは尻尾や耳、ソフィーヤ姉さんは髪に時間がかかるんだから。のんびりしていると冷えちゃうわよ」
ソフィーヤ「大人の方の……チキに……姉さん、って、呼ばれるの……不思議な、気分、です」
ベロア  「ああ……毛玉……毛玉が流れて……私の尻尾が……汚れ1つない姿に……。
      ごめん、ごめんなさい……エフラムさんに愛されるために、毛玉を捨てて綺麗になろうとする私を……許してください……」
ソフィーヤ「ベロア……大丈夫……愛する人に想われたい、あなたの気持ち……毛玉も、きっと分かって、くれます……」
ベロア  「そう……でしょうか……?」
ソフィーヤ「……はい……だから……もっともっと、綺麗になって……毛玉たちに、報い、ましょう……?」
ベロア  「…………そうです、ね……毛玉の犠牲を……無駄にはしません……!」
ソフィーヤ「その意気……です……」
大人チキ 「……毎日お風呂の度に泣いているのかしら、この娘」

 

ネフェニー「訓練後のお風呂は良いもんじゃなあ」
カザハナ 「命の洗濯よねー」
キヌ   「んー! 気持ちいぃー!」
カザハナ 「でもやっぱり、体を動かすのが1番すっきりするよね」
ネフェニー「うんうん。なぁんも考えんで槍ぃ振っちょると、悩みとかどっか行くけえねえ」
キヌ   「分かる分かるー! アタシも山の中を走り回ったり、みんなで模擬戦したりするの、すっごく楽しい!」
ネフェニー「山もええねえ。いつもは訓練と、そのついでの山菜集めにくらいしか行かんけど、散歩してみるんもええかも知れんなあ」
キヌ   「狩りも! 狩りも楽しいよ! ネフェニーなら、熊でも一撃だし!」
カザハナ 「冬眠前の脂が乗った熊鍋……もう少ししたら旬だね」
ネフェニー「熊を侮っちゃあいかんよお。きっちり急所を貫かんと、暴れたりするけえ」
キヌ   「やっぱり狩ってた」
ネフェニー「たまに村まで下りてきたりするんじゃ」
カザハナ 「でも、ネフェニーさんが一緒で、油断しなければ、万が一もないでしょ? 時期が来たら、散歩も兼ねて一狩り行こうよ!」
キヌ   「散歩のついでに熊狩りって、よく考えなくてもスゴい発想だよねぇ」
ネフェニー「そん時になればなあ。とりあえず今は、ゆっくり肩まで浸こうて、体を休めようかあ」
カザハナ 「それもそうね」
キヌ   「ふぅぃー……極楽極楽ぅ」

 
 

サクラ  「イドゥン姉様、お背中を流しますね」
イドゥン 「ありがとう……じゃあ、私はヴェロニカを……」
ヴェロニカ「え? あ、その、ぁ、ありが、と、ぅ……」
サクラ  「ふふ……ヴェロニカさんも、少しずつ私たちともお話ししてくれるようになってきましたね」
ヴェロニカ「……まぁ……一緒に暮らしているんだし、多少は、ね」
イドゥン 「エフラムさんを愛し、エフラムさんに愛される、家族ですから……」
サクラ  「愛され……!」
ヴェロニカ「大人しそうな顔して、恥ずかしい台詞を……って、なんかこっちは夜の時みたいなうっとり顔に!?」
イドゥン 「サクラ……? どうしたの……?」
サクラ  「いえ……イドゥン姉様に他意がないことは分かっているんですが……あの……」
ヴェロニカ(愛されるって言葉で色々妄想というか、その時の情景を思い出して、火照ったわけね。
      既に何回か全員でしているから知ってたけど、さすがはサラ曰く色欲組の一員だわ)
イドゥン 「?」

 
 

チキ  「最後の1組も、初期メンバーが固まっちゃったね」
エリーゼ「まー、こーゆうこともあるよねー」
ノノ  「うわー! エリーゼのがお湯に浮かんでる!」
エリーゼ「わ! 上から押して沈めようとしないで!」
ノノ  「ううーん、押せば指が沈みこんでいく柔らかさ……乳ホールドでおにいちゃんが急速回復するのも分かる……!」
チキ  「しかも、回復した分、ご奉仕の喜びで自分も回復するもんね」
ノノ  「そして復活したおにいちゃんから真っ先に……。胸の大きさは気にしないけど、ノノも回復技ほしいなー!」
チキ  「疲れた時に、槍に刺激を与えるのもねえ……」
ノノ  「元気なおにいちゃんを、もっと元気にするのは得意なんだけど……」
エリーゼ「もー……2人ともすっかりそっちのお話に……お風呂ではのんびりしようよぉ……」

 
 

サクラさんとノノさんがいる時点で、最後2組はそっちの話題不可避でした
ネフェニーたちは、メンバー的に、気がつけば狩りへ……あみだくじェ……!