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Last-modified: 2017-09-18 (月) 21:52:46

紋章町 農業組合

 

アルム  「お久しぶりでーす」
チャップ 「おー、アルム君! あーいや、アルム村の村長さん、ってえ言うた方がええかのお?」
アルム  「いえいえ、僕なんて、まだまだ皆に支えてもらって何とかなっている状態ですから、今まで通りでお願いします」
ネフェニー「そおは言うても、村のために色々頑張っちょるんじゃろお?
      それに、モズメちゃんたち奥さん、4人ももろうたって。
      立派な村長さんじゃあ」
アルム  「いやー……その奥さんたちにお世話になりっぱなしと言うか、彼女たちの支えがないとどうにもならないと言うか……」
チャップ 「しっかりした嫁さん貰えるんも、男の甲斐性じゃろお」
アルム  「そう言ってもらえると嬉しいですけど、なかなかアイク兄さんやエフラム兄さんのようにはいかないなー、と。
      あ、そうだ! ネフェニーさん、先日エフラム兄さんや奥さんたちと槍の稽古したそうですね?」
チャップ 「一生懸命話題変えようとしてから……照れちょるんかね?」
ネフェニー「まあまあチャップさん。
      うん。エフラムさんから、アメリアちゃんたちの訓練に付きおうてほしいって頼まれて行ったんよ。
      別の日には、他の奥さんたちもみんなで訓練してなあ。賑やかじゃったわあ」
アルム  「エフラム兄さんの奥さんみんな……それは確かに、賑やかですね」
ネフェニー「みーんな、良い人良い子ばっかりでなあ。
      あたしの喋り方とか、人見知りしてしまうところとか、だーれもバカにせんと、ようしてくれたわあ」
チャップ 「おー! そりゃあ良かったのお」
アルム  「ああ、想像できますね。ネフェニーさんも、馴染めて良かったですね」
ネフェニー「そうやねえ。
      それに、一緒におると、エフラムさんがみんな大事にしちょることとか、みんながエフラムさん大好きなことが伝わってなあ。
      あたしもいつか結婚するんなら、ああいう家庭持ちたいわあ」
チャップ 「いっそのこと、エフラムさんとこに嫁入りするかのお?
      奥さん沢山じゃっても、仲良うできるんなら大丈夫じゃろお」
ネフェニー「へ……? いやいやいやチャップさん! そりゃ無理じゃって!
      エフラムさんの奥さん、全員すんごいぺっぴんさんやらめんこい子やらばっかりじゃし! あたしじゃ……」
アルム  「え? でも、ネフェニーさんも綺麗ですよ?
      ちょっと無口な時も、こうやって話している時も」
ネフェニー「ひゃぅ!? い、いややわあアルム君! からかったらいかんよお!
      モズメちゃんたちに聞かれたら、浮気もんじゃって思われるけえ」
アルム  「い!? いえ! 本当に、綺麗だと思うからそう言っただけで! 口説いているとかそういう訳では!」
ネフェニー「そ、それでも、言い方っちゅうもんがあってなあ……?
      あーもう……顔熱いわあ……」
チャップ 「いやー、若いのぉ」
ネフェニー「もお! チャップさんが変なこと言うけえ!」

 

リーフ「ここまでみんなとフラグが立ったんだし次は僕と立つ番だね!」
ミランダ「ないから。どう考えても」
リーフ「それは認識が甘いというものさ。僕とネフェニーさんがどれだけお似合いか今から教えてあげよう」
マリータ「どうせしょうもない事なんやろけど。聞くだけ聞いたろかいな」
リーフ「僕は葉っぱ!光合成したり地力吸ったりの植物属性持ち!ネフェニーさんは農家!植物を育てる仕事!
    つまりネフェニーさん家の畑に僕を植えて毎日水をくれたりお世話したり…これって超ラブラブじゃないか!」
ナンナ「……わ、私たちもリーフ様と付き合い長いですけど…そういう想像なんてしたことすら」
オーシン「お前は美人で巨乳のお姉さん相手なら野菜扱いでもいいんかい」
リーフ「いいよ」
ロナン「いいよって…」
ティニー「どうしましょう。突っ込みに困ります」
タニア「でもあんた。野菜は食い物だから手間かけて育てるんだよ。あんたなんか育てたってしょうがないじゃん」
アスベル「リーフ様の花粉から作った野菜って吐き気に耐えながら食べるレベルですし、とても売れるとは思えませんし」
リーフ「栄養価だけは高いのにー」
カリン「そもそもほっといても勝手にしぶとく生きていくから世話する必要もなさそうよね」
ラーラ「うん、むしろ雑草みたいに他の野菜の養分まで吸いそうだから…刈り取って駆除したほうが」
リーフ「このひとでなしー」
ジェミー「除草剤持ってきた。食らいやがれ」ブワッ
リーフ「ぎゃあああああああ…この…ひと…で…な…し」ピクピク
ハルヴァン「き…効いてる……そんなばかな…」

 

ヘザー「原作フラグも忘れないでねぇ。私とネフェニーちゃんの愛の絆を!」
ラドネイ「どう見ても一方通行のナンパでしょーが。あれは!……ったく、気が多いんだから」
ヘザー「あら、妬いてくれた?」
ラドネイ「妬いてないし!?だ、抱き着かないでよ!?」