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Last-modified: 2017-09-20 (水) 23:42:26

シャンブレー「えっと、ガロン爺さん、ミコトば……ミコトさん、シェンメイさん」
ジェローム「いつも、訓練してくれたり、優しくしてくれてありがとう」
ンン「私達から、敬老の日のプレゼントなのです」
ガロン「おぉ……孫達からプレゼントを貰える日が来るとは、今日は何と喜ばしい日じゃ」
ミコト「うふふ、こんな日ですから、おばあ様と呼んでくれて構いませんよ」
シェンメイ「流石に私は勘弁してもらいたいわ、でもありがとう」
ガロン「本当に良い子達じゃのうよしよし、お小遣いをやろう、持って行くがよい」
シャンブレー「い、いや、流石にいいって!!」
ジェローム「そうされては流石にこうした意味が……」
ンン「今回は遠慮するのですよ」
ミコト「あらあら、奥ゆかしい子達ね」
ガロン「せっかくだ、ゆっくりしていくか?」
ジェローム「申し訳ない、気持ちはありがたいのだが、この後兄弟家にミカヤさんに贈ったり」
シャンブレー「父ちゃんが親父って慕ってるグレイルさんに贈ったり」
ンン「実家のお祖父様がたにも贈る必要があるのですよ」
ガロン「何と、そこまで気遣いが出来るとは、本当に良い子達じゃ、ならば益々遠慮するな、持って行くがよい」
ンン「でも、そのー……」
シェンメイ「あなた達、今回ので結構使ったでしょう? ならその分として、持って行きなさい」
ミコト「子供がそこまで遠慮してはいけませんわ、よろしければ、お祖父様やお祖母様の顔をたてて下さる?」
ジェローム「そこまで言われれば」
シャンブレー「その……ありがとう、ございます」
ンン「ありがとう、なのです」
ミコト「こちらこそ、ありがとう」
シェンメイ「あなた達の気持ち、とてもうれしかったわ」
ガロン「またいつでも来ると良い、歓迎するぞ」

 

レオン「いつもむすっとして気難しい父上があんなに表情緩めてる…」
マークス「我々には決して見せない顔だ…」
カミラ「男親って娘には甘いっていうけど、私たちにもあんな顔は見せた事無いわねぇ」
エリーゼ「あたしも早く孫を見せてあげたら喜んでくれるよねっ」
レオン「卒業してからでもいいと思うんだけどな…そ、そりゃあいてもいいかも知んないけど」
カミラ「…ベルカたちと養子に可愛い女の子でも貰おうかしら?」
マークス「お、お前たち。少し気が早いんじゃないか?」
レオン「え?…そうかも知れないけどさ。兄さんはむしろ遅いくらいじゃないかな」
カミラ「それにね。ンンちゃんたちみたいな健気ないい子見ちゃうと。自分でも欲しいって思っちゃうもの」
リョウマ「はよ父上たちを安心させたらどうだ。白暗四喪最後の砦を守ってなんになる」
マークス「やかましい!海老侍に言われる筋ではないぞ!」
ヒノカ「なんでみんな私がすでに脱喪したって事で話をするのだ…」
タクミ「言うまでもないんじゃないかな」
サクラ「じ、十二人もの年若い殿方に愛されて…姉さま…過激です…////」
ヒノカ「今、何を想像してるのだ!?/////」
マークス「あ…あー…もうあまりとやかくは言わぬが…教師と生徒なんだからせめて目立たぬようにな」
ヒノカ「だから何もしてないって!?」

 

サラ「おじいさまに何か贈ろうかしら…」
チキ「え、珍しいね。どうしたの?」
サラ「別に…ちょっと思っただけよ。時事に乗ろうって」

 

ミカヤ「兄弟みんなと、みんなのお嫁さんやお婿さん…義姉妹義兄弟たちと子供の甥姪たちからプレゼントもらっちゃった」
マルス「一族の大長老扱いですね」
ミカヤ「まだ若いわー!…とか言わないって。だってね。嬉しいものよ。こういうの」

 

マンフロイ「…………」ボケー
サンディマ「何やら呆っとされて……ボケたのですか?」
クトゥーゾフ「わしのフェンリルはどこかのぉ?」
セイラム「さっき食べたでしょう、ヤギみたいに。
     クトゥーゾフ様は良いとして、マンフロイ様ですが。
     どうやら、昨日の敬老の日に、サラ様からハンディマッサージ機をいただいたそうで」
サンディマ「マジでか」
セイラム「キャラがバグってますよ」
サンディマ「しかし、なるほど……それで、喜びの余り、呆然と……」
セイラム「加えて、一晩中マッサージ機を使い続けた寝不足と揉み返しです」
サンディマ「なにやっとるんだあのかたは」
セイラム「まあ、サラ様から言い付けられた仕事はしているので、問題ありませんが」
サンディマ「完璧に実効支配されとるのぉ……」
セイラム「今更です」
サンディマ「それにしても、敬老の日に祖父へプレゼントとは……サラ様も可愛らしいところg(サイレス