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Last-modified: 2017-09-20 (水) 23:34:27

駅前 〜 歓楽街のパチンコ店 〜

 

ジード「…おっしゃきたぁ!確変きたぜぇっ!!!」
ツァイス「あのー…ジードさん…今、パトロール中なんスけど」
ジード「るっせーな。いいとこで水差すんじゃねぇよ。てめぇにも小遣いやっから好きな台で打ってろや」
ツァイス「マズいでしょ!?フツーに考えて!?」
ジード「…ゲイルの下っ端は頭硬くていけねぇ。なぁ。盛り場ってーのはトラブルはつきもんよ。
    ポリがその辺の界隈に顔効かねえんじゃ仕事になんねえだろ。マル暴がヤーさんにしか見えねえのと一緒だぜ?」
ツァイス「…それっぽい事言ってるけど本気で遊んでるようにしか見えないんスけど…ん?なんか向こうが騒がしいすね?」
ジード「そら見たことかよ。仕事だ。いくぜ」

 

ジェミー「ふっざけんなボケ!これだけ打って一発も入んないってサギでしょ!サマでしょ!店長出せコラ!」
マカロフ「く、ぐるじぃ…首絞めないで……単にあんたがギャンブル弱いだけだろ…」
ジェミー「なんだとー!!!」
ジード「…何やってんだお前……」
ジェミー「きゃっ!?お兄様!?」
ジード「あのなあ。これどう見ても回収台だろが。釘の設定見ろよ」
ジェミー「嘘マジッ!?わかるの!?」
ジード「あたりめえよ。中坊ん頃からヤンキー張って盛り場出入りしてたからな。
    台の寝かせもちゃんとチェックしろよ…ほら、こっちならそこそこ出るぜ」
ジェミー「きゃー〜んありがとお兄様っ♪よーっし、稼いじゃうゾ♪今月ピンチだったんだよね〜♪」
ツァイス(いやいやいや!?何コツ教えてんの!?未成年の妹がパチンコ屋で遊んでるんだから注意しろって!?
      やっぱこの兄にしてこの妹ありだろ!?)
ジード「…息抜きすんなって言わねえけど、勉強はしとけよ。マジで」
ジェミー「う、うぐぐ…わ、わかってるもん…」
ツァイス(あ、そこはさすがに言うんだ)

 

ゲイル「今回は、ベルンに蔓延る地下マフィア組織を一層するべく、囮捜査を行う!」
ゲイル「ミレディ、そういう訳ですまないがジードと組んでもらえないか。」
ミレディ「ええ、わかったわ。」

 

ミレディ「……こんな感じかしらね。」(ケバいその手の女な感じに変装)
ゲイル「ああ、完璧だ。それなら違和感がないだろう。」
ミレディ「こういう服なんて普段買わないから、ヴァイダさんに借りてきてよかったわ。」(ホッ)
ゲイル「……ところでジード、お前の格好だが……」
ジード「あん?なんか文句あんのか?」(ジャラジャラ)
ツァイス「いや、その……ガチすぎませんかね……?」
ゲイル「なんかこう……その道の人そのものなんだが……」
ジード「はあ?これ一応、俺の私服だぜ?そんなにチンピラくせえかよ?」
ゲイル「」
ミレディ「……ええ……それ私服だったの……?」
ツァイス「金のネックレスにロレ◯クス……どこからどう見てもヤ◯ザです本当に……」

 

ロイド「最近ベルンの野郎共の締め付けがきっつくなってきやがった」
ライナス「ほんと、俺らみたいなヤの付く稼業は生きづらいぜぇ」
ニノ「大丈夫だよ!絶対なんとかなるよ!だから元気出していこう!」
ロイド「……お前からさくらちゃんの名言が聞ける日が来るなんて…」
ライナス「俺たちは幸せな兄貴だぜ…」

 

ウルスラ「ほんとにあいつらヤの付く稼業の幹部なのかしら…あんなにデレデレして」

 

ラインハルト「私は今日、大変な一日でね・・・すこぶる機嫌が悪いのですよ
       運が悪かったのですよ、あなた達は。」
エルトシャン「何、ちょうど打ちたかった思ってたのさ
       ひねくれたカーブをな。」
カミュ「ゴクドウの世界にKOは無い、喧嘩に負けた者が敗者ではない。
    張り続けられなかった者が敗者だ。」
セシリア「来なさい。
     紋章会の代紋の重さ、きっちり体で教えてあげるわ。」
リンディス「他人の血を誰かの看板に使うのはゴクドウの性よ」
ロイ「手加減はしない、しにたい奴だけかかってこい!」