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Last-modified: 2017-10-07 (土) 21:57:21

稲荷神社の縁結びのお守りについては、過去ネタ(58-343)参照
タイトルセンスは死にました

 
 

 それは、ある日の稲荷神社の、ニシキとキヌの会話から。

 

「調子良さそうだね、キヌ」
「え、そう? 自分でも、何か体が軽い感じはしたんだけど」
「うん。見ただけで分かるよ。稲荷神としての力も増しているし、ボクはもう引退してもーー」
「ちょっとー! アタシにばっかり任せてないで、少しは仕事したらどうなのさー!」
「……キヌから働けと言われる日が来るとは……これも成長かな……。
 まあそうだね。誰も神社に居ない時の留守番くらいしか、これまでしてなかったし、久しぶりに稲荷神しようかな」
「もー……そんなてきとーな……」

 

 成長(意味深)したキヌと、珍しくやる気を出したニシキ。
 二柱の稲荷神が力を合わせたことにより、その日、縁結びのお守りは、かつてない程の神気を帯びた。ぶつければゾンビくらいなら爆散する。

 

 そして、強まった神通力は、お守りを持つ者の縁を、より強固に結び付ける。

 

「今日も布教か?」
「……何だか最近、外を歩くとあなたに会っている気がするわね」
 トリスタンとセリカ。
 ジャンヌを通じて知り合った2人は、関わり合いつつ、友人としての距離を保っている。
「そうだな。会えると良い、と思って外出したら、大体出会っていると思う」
「あのね。そういう台詞、軽々しく言うものじゃないわよ」
「俺がセリカに会いたいと思ったのは事実だが?」
「〜! だから! そういうのよ!」
 友人である。
 周りの通行人から、バカップル爆発しろ、イケメン爆ぜろ、と念を送られているが、友人である。まだ。
「……なんかもう、疲れたわ……」
「大丈夫か? 具合が悪いのなら、家まで送る」
「いったい誰のせいと……はあ。言うだけ無駄ね。
 最初の質問の答えだけど、今日は布教は休み。街をブラついていただけよ」
「なん……だと……!? 珍しいなっ!?!」
「驚きすぎでしょ!?」
 セリカが布教を休むなど、誰だって驚く、トリスタンだって驚く、兄弟家の面々も驚くだろう。
「朝起きて、何となくだけど、今日は休もうと思ったのよ。
 アルムの村に行くのも、近頃は入り浸っていたし、たまには目的なく出歩いてみるのも良いかな、って」
「ふむ……そういう気分の日もある、か……?」
 言うまでも無いが、縁結びによる御利益である。
 セリカが知れば、異教の神が自分の意識に影響を及ぼしたと、激怒するだろうが。
「ならば、本当に今日は1日予定がないのか」
「ええ。あなたは?」
「俺も特にない。……そうだな。もし良ければ、だが」
 まあ原因はどうあれ。
「今日1日、エスコートさせてくれないか?」
「そうね。お願いしようかしら」
 デートである。

 
 

 なお、強化された縁結び効果により、クロムとルフレ、マルスとスー、レオンとリン、ヘザーとラドネイのご縁が強まったが、既に結ばれておるぞ、なのでイチャラブしたのみ。
 リーフと3人娘、ヒノカとショタのご縁強化については、それはまた別の話。
 マークス兄さんは頑張れ。アトスは強化されようが、零は零だ。むしろ神気でダメージを受けた。

 

ご縁の強まった光景

 

クロム「マーク!作ろう!そろそろ!」
ルフレ「まだ駄目です!ルキナがもう少し手がかからなくなってから、です!
    それにクロムさんも手がかかるんだから…もう」
クロム「しょぼーん」

 

スー(マルスは本当に私の胸が好き。何度も揉んだり吸ったり挟んだり)
マルス「はぁ……うっとり……」
スー「……まだ出ない。出るように…してほしい…?」
マルス「…うん、君との子。欲しいな。僕」

 

リン「もー!またシャツ裏返して着て。しゃんとしなさいよ」
レオン「しょうがないだろ…まだ頭がぼーっとする…
    っていうか早朝まで起きてて、ちょっとだけ寝てまた起きたんだから…朝まで通してするのはきついんだよ…」
リン「う、うるさいわねー////男でしょ、もっと体力つけなさいよ。たった10回や20回で…もう」
レオン「たったって回数じゃないからな!?それ!?他の四人だって一緒にしたし!?」

 

ラドネイ「ん……ふぁ……」
ヘザー「あらおはよう。コーヒー飲む?」
ラドネイ「…先、起きてたんだ……うん…もらう…」
ヘザー「ふふふ、ラドネイちゃんの寝顔、可愛かったわぁ」
ラドネイ「う、うるさいなー////」
ヘザー「あら、シーツはだけちゃってるわよ。可愛いバストが丸見えよ」
ラドネイ「…昨晩散々見ただろ。もう…痕つけちゃって…」
ヘザー「くす。ごめんね。でもそんなキュートな姿見ちゃったら…出かける前にもう一戦…ね」
ラドネイ「ば…バカ…一回だけだぞ……」