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Last-modified: 2017-10-07 (土) 22:06:22

ガロンから 呼び出し受けた メイドA

 
 

メイドA「サラ様から伺った内容及びロプト教団派遣メイドと共有した情報は、以上です」
ガロン「うむ。うむ! 良い。実に良い。非常に良い」
ミコト「あらあら、あんなにはしゃいでしまって、可愛らしい御方」
シェンメイ「喜んでいる内容は、『娘や義娘が婿とどんな夜を過ごしたか』なんだけどね……」
ミコト「硬いことを言ってはいけませんわ。お姉様だって、アクアがエフラムさんに愛されていると知れて、良かったでしょう?」
シェンメイ「まあ……彼のことは信用、いえ、信頼したからこそ、仲を認めたんだけど……事実として聞けるのは、ありがたいと言えないことも……。
      ううぅ……でも……アクアがそんなことやあんなことまで……アクアが……アクア……」
ミコト「サクラも、教えた以上のことを自ら学び考えているようです。嬉しいものですね」
ガロン「この調子なら、近いうちに何人もの孫を迎えられるだろう。素晴らしい。実に喜ばしい。お前もそう思うだろう?」
メイドA「勿論です、ガロン様。やがて産まれてこられる御子様方にも、誠心誠意、仕えさせていただきたく存じます」
ガロン「うむ。……ところで、話は変わるが、義息子エフラムからマッサージを受けたそうだな」
メイドA「……はい」
ガロン「望むのであれば、お前も我が義娘として迎えよう」
メイドA「私の望みは、メイドとしてエフラム様と奥様方に仕えさせていただくことです」
ガロン「……夜伽を命じる、と言えば?」
メイドA「もしエフラム様がその命令を承認なさるのであれば、承ります」
ガロン「くくっ……いや、出来すぎた義息子にも困ったものだな。代々我が家に仕えた者を、こうも心酔させるとは」
メイドA「過ぎた発言をし、申し訳ありません」
ガロン「良い。許そう。今後も、忠義を尽くすが良い」
メイドA「かしこまりました」

 

ミコト「あらまあ、本当に上機嫌ですこと」
シェンメイ「……ああなったら、夜が激しいのよね……」
ミコト「でもそこが良い、と」
シェンメイ「言っとらんわ!?」